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魅惑の螺旋階段がふたつ!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋


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岐阜と愛知で建築とアートを巡る旅をしてきました。

仕事で愛知県あま市に行くことがあったので、パンデミックで断念せざるを得なかった岐阜と愛知で建築とアートを巡る旅の4年後越しのリベンジ旅行でした。

その際に宿泊したのは名古屋駅のすぐそばのホテルです。愛知と岐阜を巡るは全てレンタカーでの移動だった為、名古屋駅近のホテルで、以前より見学ではなく宿泊したいと思っていたホテルに泊まってきました。

泊まったのは名古屋駅に近くてリーズナブルなビジネスホテル「チサン イン名古屋」です。

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る
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チサン イン 名古屋はいつできた?

1973年にバブル紳士の一人、竹井博友が創業した地産グループ初のビジネスホテル「名古屋チサンホテル」として開業しました。

2004年に現在のソラーレグループが引き継がれ、名称を「チサン イン 名古屋」に変更して再生しました。

その際に外観の色も現在のイエローに塗り替えられました。イタリア語で「太陽」という意味を持つソラーレからイメージしたカラーリングです。

塗り替えられる前は、白を基調としたファサードにチャコールグレーをポイントとした落ち着いた色彩のホテルでした。最上部に名称が掲げられているのも当時からです。

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

チサン イン 名古屋は誰が設計した?

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

旧日本建築家協会の理事を務めた柳英夫が設計しました。

柳英夫はチサンイン名古屋の他に伊豆の堂ヶ島温泉ホテルや日光グランドホテル、鬼怒川温泉ホテルなどを手掛けています。いずれも1960年代の仕事です。

またチサングループの那須チサンゴルフクラブも手掛けたようです。

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

チサン イン 名古屋はどんな建築?

円形のビルがまず特徴的です。その外観のイメージを踏襲する最上階から1階まで貫く螺旋階段がふたつあります。

当然エレベーターがありますので、メインの動線ではありませんが、私がわざわざこのホテルに泊まった理由はただひとつ!

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

この螺旋階段を上から下から横から斜めから心ゆくまで眺め回すためだけに宿泊しました。

朝も夕もとにかくひたすらに螺旋階段眺めたので、1泊で大満足できました。私がチェックインしてまずスタッフに確認したのは螺旋階段の位置です。その時にとても怪訝そうな表情でした。そんなこと聞く人いないんでしょうね。

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

ただ、事前にリサーチしたHPにはこのような「魅惑の建築 -とうもろこしホテルと呼ばれる理由-」というページがあって、全スタッフには行き渡ってはいないものの、建築好きに刺さる建築であることの自覚はあるようです。

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

その記事に螺旋階段は取り上げられてはいるものの、タイトルになるのは螺旋階段ではなく円形の外観からくる「とうもろこしホテル」の方のようです。

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チサン イン 名古屋はどこにある?

アクセスはJR名古屋駅の太閤通り口から徒歩4分ほど。太閤通り口交差点に出れば目の前にあるのでとってもわかりやすく、利便性抜群です。

駅が近いだけでなくコンビニもレンタカーもすぐそばです。

魅惑の螺旋階段がふたつも!柳英夫設計 とうもろこしホテルと言われる チサン イン 名古屋 写真:建築とアートを巡る

チサン イン 名古屋のポイント

・なんといってもふたつの螺旋階段です!

・ホテルサイドは(特に現地スタッフ)は全くその魅力に気づいていない

愛知と岐阜で建築とアートを巡る

基本情報

チサン イン 名古屋 

名古屋市中村区則武1丁目12−8   MAP

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