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佐藤オオキ(nendo)が手がけた 奈良県 天理駅前広場 CoFuFun/コフフンへ


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奈良県天理市、JRと近鉄天理駅前にある駅前広場CoFuFun/コフフンをご存知でしょうか。ここはデザイナーの佐藤オオキ(nendo)が手がけた古墳をイメージした広場です。

以前より機会があったら行ってみたいとチェックしていた場所でした。

奈良県の安藤忠雄が手がけた住宅建築旧南林邸に宿泊する機会に恵まれたので、これは行かねば!と足を運んでみました。駅の目の前にあるのでアクセスは抜群です。

と言つつも私は車で行ったのですが。

佐藤オオキ(nendo)デザイン 天理駅前広場 CoFuFun/コフフン 写真:建築とアートを巡る
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天理駅前広場 CoFuFun/コフフンはいつできた?

2017年のJR/近鉄駅前広場整備計画によってコフフンがつくられました。デザイナーはnendoの佐藤オオキ、サインデザインは日本デザインセンターの色部義昭が手がけています。

天理市の公共施設という位置付けです。駅前広場の計画は並河市長が指揮し2014年からスタートしました。

「空間デザインを統一すれば複数の機能が綺麗におさまる」という理念の元、9社によるコンペが行われ、圧倒的多数の支持を得て佐藤オオキ(nendo)の案に決定しました。

佐藤オオキ(nendo)デザイン 天理駅前広場 CoFuFun/コフフン 写真:建築とアートを巡る

天理駅前広場 CoFuFun/コフフンには何があるの?

コフフンには、ふわふわコフン、ステージコフン、インフォ&ラウンジコフン、スリバチコフン、テーブルコフンと大小5つのコフンで構成されています。

ここでいうコフンとは市内に約1600基も点在する「古墳」を指します。

天理市の日常生活に違和感なく溶け込んでいる「古墳」をアイコンとしてデザインされたのが「コフフン」なのです。

佐藤オオキ(nendo)デザイン 天理駅前広場 CoFuFun/コフフン 写真:建築とアートを巡る

5つのコフンは、野外ステージや大型遊具、カフェや観光案内などの機能を備えています。

この広場は、イベントや情報の発信、近隣住民の憩いの場として活用される事を目的としています。

実際に私が訪問した時は、幼稚園(あるいは保育園)の児童が先生に引率されて遊びにきていました。

また、私はカフェや店舗がオープンする前に訪問したため、遊具は子ども達でにぎわっていましたが、インフォ&ラウンジコフンに入る事ができませんでした。(インフォ&ラウンジコフンは202412月現在改装中)

佐藤オオキ(nendo)デザイン 天理駅前広場 CoFuFun/コフフン 写真:建築とアートを巡る

nendo の佐藤オオキって?

コフフンをデザインしたデザイナーはnendoという事務所を主宰する佐藤オオキです。

nendoは2002年に佐藤オオキを中心に設立されたデザインオフィスで建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと幅広いデザインを手がけています。

オフィスは、自身がデザインをてがけたカフェ「コーネルコーヒー」がある草月会館にあります。

最近の佐藤オオキの仕事で代表的なものは東京五輪の聖火台のデザインでしょう。

現在は、仏高速鉄道TGV新型車両のデザインや、2025大阪・関西万博日本政府館総合プロデューサーでもあります。

佐藤オオキ(nendo)デザイン 天理駅前広場 CoFuFun/コフフン 写真:建築とアートを巡る

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天理駅前広場 CoFuFun/コフフンはどこにある?

JRと近鉄の天理駅の目の前にあります。

佐藤オオキ(nendo)デザイン 天理駅前広場 CoFuFun/コフフン 写真:建築とアートを巡る

駅から徒歩30秒です。

電車でのアクセス抜群な場所でありながら、レンタカーで行きました。

駐車場も目の前にありますので、電車も車でも便利です。

天理駅前広場 CoFuFun/コフフンへ行く際のポイント

・子どもは楽しい

・カフェは今改装中(新しくなったら再訪したい)

・駅の目の前でアクセス抜群、駐車場もあり

・屋外のため雨の日は利用できない場所もある

佐藤オオキの仕事▼

奈良・大阪で建築とアートを巡る

基本情報

天理駅前広場 CoFuFun/コフフン

住所:奈良県天理市川原城町803  MAP

アクセス:JR・近鉄天理駅前
駅前に有料駐車場あり

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