練馬にある内藤廣建築巡りをしてきました。都内に住んでいながらなかなか訪問のチャンスの少ないエリアなので、せっかくなら全部巡りたいと欲張ってみました。
巡った順番は、向山庭園、牧野記念庭園、ちひろ美術館・東京の順ですが、ブログではちひろ美術館・東京から紹介したいと思います。
PRちひろ美術館・東京
上井草駅から徒歩で10分弱の住宅街にある絵本作家のいわさきちひろの美術館です。
内藤廣はここ練馬にあるちひろ美術館・東京だけでなく、長野県安曇野市に安曇野ちひろ美術館の設計も手がけています。
元々いわさきちひろが住居兼アトリエとして20年以上過ごした場所に建つ個人美術館です。
コンパクトながら、コレクション展と企画展の2種類の展示を鑑賞することができます。また、18歳以下は入館料無料なのも優しいですね。
中庭とちひろの庭の二つのガーデンを配し、展示室以外にこどもの部屋や絵本カフェ、グッズショップなど美術館の要素がぎゅっと詰まっています。
煉瓦色で統一された美術館は、庭の緑と調和してとても落ち着く空間となっています。
当時のままのいわさきちひろのアトリエの様子や数多くの絵本を手がけたいわさきちひろ直筆の原画の展示など、こどもも大人も楽しめる美術館です。
ちなみに展示室内は撮影禁止なので写真はありません。
ちひろ美術館・東京の詳細情報▼
基本情報
ちひろ美術館・東京
入館料:大人1,000円、18歳以下・高校生以下無料 東京都練馬区下石神井4-7-2 MAP アクセス: |
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練馬区立牧野記念庭園
NHKのドラマ連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった牧野富太郎が住んでいた住居跡地に建つ記念館と、研究をしていた庭園がそのまま保存されている練馬区立の記念庭園です。
牧野記念庭園は、西武線の大泉学園の駅から住宅街を徒歩で約5分ほどの場所に位置します。
ドラマの舞台になったので年配者の来場者がたくさんきていました。
緑が生い茂る庭園内には内藤廣が手がけた2つの建物があります。
▲常設展示室と企画展示室のある記念館。ゆるくカーブを描く建築です。
高知県にある記念館をコンパクトのしたような佇まいです。
詳細情報はこちらの記事へ▼
基本情報
練馬区立牧野記念庭園
入場無料 練馬区東大泉6丁目34−4 MAP アクセス:西武池袋線大泉学園駅南口より徒歩5分(400m) |
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練馬区立向山庭園
旧豊島園のあった豊島園駅から徒歩で3分ほどの場所にある練馬区立の庭園と茶室、集会所が一体化した施設です。
和風集会所という言い方をしているようですが、本当に和風の集会所です。
▲趣のある屋根の母屋が見える正門。
▲月見台からは、池泉回遊式の日本庭園が一望できます。
ここも牧野記念庭園同様に練馬区の施設で、誰でも入場無料です。
詳細情報はこちらの記事へ▼
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基本情報
練馬区立向山庭園
庭園は入場無料 練馬区向山3丁目1−21MAP アクセス:西武豊島線豊島園駅徒歩3分、都営大江戸線豊島園駅A2出口徒歩5分 |
実は私は上記3箇所の内藤廣練馬建築巡礼の他に練馬区立美術館にも立ち寄っています。
4カ所を1日で巡れたので3カ所だったら大丈夫なはずです。
ただし、牧野記念庭園やちひろ美術館での展覧会の鑑賞時間は個人によって異なりますから、場合によっては時間が足りなくなるかもしれません。
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