昨年、訪ねた愛知県常滑市、名古屋市、岐阜で巡った建築とアートのまとめ記事です。題して《愛知・岐阜で建築とアートを巡る》旅です。
一泊二日の旅程で、東京から名古屋駅までは新幹線。その後は、初日は愛知県では電車、翌日岐阜ではレンタカーで巡りました。
愛知県で4つの建築と1つのホテル、岐阜では3つ、合計8ヶ所の建築とアートを巡りました。
誰かの旅の参考になったら嬉しいです。
<旧常滑市立陶芸研究所>
堀口捨己(1895-1984)の設計によって1961年に竣工しました。
現在は周辺の施設とあわせて「とこなめ陶の森」となっており、ここは「とこなめ陶の森陶芸研究所」です。
建築全体もですが、エントランス正面にある階段の美しさは格別です。
常滑駅から歩くと結構あるので行きはタクシーで向かい、帰りは歩いて常滑を散歩しながら駅へ戻りました。
基本情報
とこなめ陶の森 陶芸研究所(旧常滑市立陶芸研究所)
開館時間:9:00〜17:00 休館日:月曜日 入場料:入場無料 住所:愛知県常滑市奥条7丁目22 MAP |
<中産連ビル>
名古屋市内にある坂倉準三が設計したオフィスビル。ランダムなサイズの窓がランダムに配置されているのがあそび心があって楽しい。現在のオフィビルにはない要素が詰まった建築です。
徒歩圏内に名古屋では有名な老舗喫茶ボンボンがあるので、一緒に訪れることをオススメします。
基本情報
中産連ビル
名古屋市東区白壁3丁目12−13 MAP |
<名古屋造形大学>
いつできたの?
プリツカー賞受賞の建築家山本理顕が手がけた大学建築。
何やら大学といろいろあって、建築家本人が出入り禁止になっていた時期もあったようですが、現在は解決しているようです。
大学と建築家の関係は置いておいて。グリッドのデザインと真っ白な建築、周辺の一般市民へ開放されたキャンパスは気持ちいい。
一般市民は地上レベルの屋外の見学はできるが、階上に上がったり内部には入れない。
それでも見応えあって満足しました。
基本情報
名古屋造形大学
愛知県名古屋市北区名城2丁目4番1 MAP アクセス:地下鉄名城線 名城公園駅2番出口30秒 |
<墨会館>
丹下健三の初期の建築。これはわざわざ行った甲斐がありました。
ここには、レンタカーで訪問しました。駐車場有。
基本情報
墨会館(小信中島公民館)
建築見学可能時間(開館日のみ) 10:00-12:00, 13:00-16:00 愛知県一宮市小信中島南九反11−1 MAP |
<チサンイン名古屋>
宿泊は名古屋駅前のチサンイン名古屋。一度泊まってみたいと思っていたビジネスホテル。
格安で駅前で螺旋階段がふたつもあって、いいこと尽くめです。
二日目はこのホテルのすぐそばのレンタカー屋さんでレンタカーを借りました。
基本情報
チサン イン 名古屋
名古屋市中村区則武1丁目12−8 MAP |
<養老天命反転地>
とにかく、百聞は一見にしかずな場所。
行ってみて体験するしかない!
基本情報
養老天命反転地
9:00~17:00(最終入場 16:30) 火曜日(火が祝の場合翌日休)、年末年始(12月29日~1月3日) 荒天時に臨時閉園あり 入園料2025年より以下料金に改定 入園料:大人850円、高校生550円、小中学生350円 岐阜県養老郡養老町高林1298ー2 MAP 駐車場有(第2駐車場が最寄り) |
<長良川国際会議場>
安藤忠雄が手がけた大型会議場。
見応えのある大空間が屋外にも屋内にも広がっています。
どこにあるの?
広
2026年3月末まで改修工事で休館中です。
改修が終わったら訪問してください。
基本情報
長良川国際会議場
岐阜県岐阜市長良福光2695−2 MAP |
<みんなの森ぎふメディアコスモス>
伊東豊雄が手がけた図書館のある複合施設。
内部がとんでもなく美しい。そして、昼も夜も美しい。多くの市民が利用していました。
そりゃそうだ。改
基本情報
開館時間:9:00〜21:00(中央図書館9:00~20:00、スターバックスコーヒー8:00~21:00、駐車場8:00~21:30、ローソン9:00~20:00) 休館日:毎月最終火曜日(祝日の場合翌日・年末年始の場合前週の火)及び年末年始12月31日~1月3日 住所:岐阜県岐阜市司町40−5 MAP |
一泊二日の愛知・岐阜建築とアートを巡るその1の旅程
1日目:新幹線で名古屋駅到着後電車で→旧常滑陶芸研究所→中三産連ビル→喫茶ボンボン→名古屋造形大学→チサンイン名古屋宿泊
2日目:レンタカーで養老天命反転地→墨会館→長良川国際会議場→みんな森ぎふメディアコスモス→名古屋駅→新幹線で東京へ
と言う順番で巡りました。ご参考までに。