私が、2022.7月にcomplex665、ピラミデ、AXIS、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなど六本木界隈のギャラリーを実際に見てまわった情報です。(2022.7.20追記)
最後に西麻布のギャラリーと東麻布のギャラリー情報をひとつづづおまけででつけてみました。時間があったら西麻布と東麻布も是非!
アクシスにあるamana TIGPで開催されている安藤忠雄「時をつなぐ建築」展▲
PRamanaTIGP
安藤忠雄 「時をつなぐ建築」
2022年7月9日(土) − 8月13日(土) 日月祝休 会期終了 12:00 〜 18:00 入場無料 港区六本木5丁目17−1 2F MAP |
AXIS/アクシスに写真専門のギャラリー、タカイシイギャラリーフォトグラフィー/フィルムがオープンしたのが2011年。その後、タカイシイギャラリーとアマナは2013年に写真作品の売買、写真集の出版関連事業などを行う合弁会社 株式会社アマナティーアイジーを設立をしました。
今回そのスペースがタカイシイギャラリーフォトグラフィー/フィルムからamana TIGPとなって初の展覧会です。第一弾は安藤忠雄。これは見に行かなくちゃいけない展覧会です。
さて、ここで安藤忠雄クイズです。さあこの写真は、それぞれどこの安藤建築でしょうか。
全問正解者はかなりの安藤忠雄通ですね。▲
新作『ANDO BOX VII』より写真作品4点、模型作品2点に加え、安藤直筆のオリジナルドローイング、2019年に発表された自身のポートフォリオ集『ANDO BOX VI』より写真作品15点の計22点の展示です。▲
17世紀に建設されたヴェネツィアの旧税関だった「プンタ・デラ・ドガーナ」(美術館)の模型▲
18世紀に建設され、21世紀初頭まで稼働していた商品取引所「ブルス・ドゥ・コメルス」(美術館)▲
歴史的建造物だったプンタ・デラ・ドガーナとブルス・ドゥ・コメルスは、どちらも安藤忠雄によってフランソワ・ピノー氏のコレクションを展示・保管する現代美術館へ生まれ変わりました。
どちらもいつか必ず訪れたい美術館ですが、今回は模型とドローイングで我慢我慢。
会期が短めなので早めの訪問をお勧めします。
また安藤忠雄建築についてはこちらにまとめてあるのでご覧ください。
<complex665>
港区六本木6-5-24 complex665 MAP
●3F Taka Ishii Gallery
次回展覧会 レオノール・アントゥネス 「the homemaker and her domain, IV」
2022年8月6日(土) – 9月3日(土) 12:00 – 18:00 日月祝休
●2F TOMIO KOYAMA GALLERY
KOTARO NUKAGA
ニール・ホッド「Echo of Memories」
2022年7月9日(土) – 8月27日(土) 日月祝休 11:00 – 18:00 入場無料 |
イスラエル生まれでNYで活動するアーティストの平面の展覧会です。
クローム絵画(中央)とモノクローム絵画の展覧会▲
鏡面性を持つクローム絵画は見る角度によって表情が変わる▲
ネガティブなモチーフを描くモノクローム絵画のシリーズ▲
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YKG
PR●3F
オオタファインアーツ
12人のアーティストによるグループショウです。
WAKO WORKS OF ART
国立近代美術館で開催されている「ゲルハルト・リヒター」展が大盛況のリヒターの最新作の展示です。
1957年、若かりし頃のリヒターの版画作品▲
リヒターの最新作のドローイング▲
SCAI PIRAMIDE
次回展覧会 至るところで 心を集めよ 立っていよ
ジェームス・リー・バイヤース、潘逸舟、佐々木健、碓井ゆい、アピチャッポン・ウィーラセタクン
●4F
TARO NASU
コロナによりずっと延期になっていた東京オペラシティギャラリーでの展覧会も楽しみなライアン・ガンダーです。東京オペラシティギャラリーでの展覧会ライアン・ガンダー われらの時代のサインはこちらから
30点の新作「Login murders magic」▲
ギャラリー内4カ所に散りばめられた「Just be」も新作です。▲
2019−2020の作品(左)▲
ロボットのような作品「It’s a sign, or I am he as you are he」2022年▲とコインの作品。
PR現代芸術振興財団
展覧会は特になし
GALLERY – SIGN TOKYO
Gallery MoMo
「中洲」と「月の輪を持つ木彫り熊」という一見何の繋がりも見えない2つのモチーフのシリーズによる個展
写真では見切れていますが、左側に映像もあります。▲
「瀧」2022年▲
文喫
六本木の有料書店、文喫(ぶんきつ)で開催されているのは、第一園芸のトップフラワーデザイナー新井光史の展覧会。
文喫のエントランス(無料エリア)に夏らしいひまわりの花がいっぱいです。▲
7月20日に再訪問したらだいぶ展示内容が変わっていました。▲階段の様子
本物のひまわりなので、刻々と展示内容も変化します。▲
再訪時は、テーブルにはひまわりではなくカサブランカが▲ カサブランカの花瓶の下にはラフランス?
花びらが中央に集められたインスタレーション▲
壁面には葉っぱがいっぱい
壁面の葉っぱの色がだいぶ変色していました。▲再訪
ここは普通の本屋さんではありません。入場料を払う本屋さんです。
奥の階段から先は、有料のスペース。入場料 1,650円(税込)※土日祝は1,980円(税込)です。▼
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<六本木ヒルズ>
港区六本木6丁目10−1 MAP
A/Dギャラリー
ヒロ杉山氏が率いるEnlightenmentがキュレーションする「HILLS ZINE MARKET」
参加アーティスト
青山 夢、アワジトモミ、ikik、ITSUMO、岩間有希、植村啓一(DRIVE,)、岡田将充(OMD)、小川 泰、角田麻有(Enlightenment)、片寄優斗、加藤崇亮、金子 仍、カワイハルナ、木村優矢、QQQ、酒井直之、坂口隼人、SARUME、sawanoenami、スージー甘金、谷田一郎、たむらさとる、都築まゆ美、手島 領(螢光TOKYO)、中島友太(Enlightenment)、人人、沼田侑香、長谷川雅子、halulu、ヒロ杉山(Enlightenment)、颯廣瀬、マ.psd、村上 周、村松佳樹、山本恵美、吉田真由(Enlightenment)、米原康正、Ryan Chan、Leslie Kee
現在、国立新美術館で「ワニがまわる」開催中のタムラサトルの作品▲
代官山の新スペース「Lurf MUSEUM/ルーフミュージアム」での個展が控えているヒロ杉山の作品▲
森美術館
展覧会の詳細はこちらをどうぞ▼
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東京シティビュー
六本木ヒルズの夏休み向けイベントです。
水木しげるの妖怪ワールドへどっぷり浸かって、頭も心も涼しくなりましょう。
展覧会の詳細は姉妹サイト麻布ガイドの情報をどうぞ▼
<東京ミッドタウン>
港区赤坂9丁目7−1 MAP
FUJI FILM SQUARE/フジフイルム スクエア
大正時代に流行った「ベスト・ポケット・コダック」という単玉レンズ付きカメラで撮影した通称「ベス単」の、独特のソフトフォーカス効果を使った写真の技法を、植田正治が改めてカラー写真で蘇らせたシリーズの展覧会です。
画面いっぱいに広がる柔らかな昭和の風景は見ていて和みます。展覧会は撮影禁止のため看板だけ▲
ISETAN SALONE/イセタンサローネ
パリ生まれの堂本右美は、父は堂本尚郎、大叔父は日本画家の堂本印象という芸術家一家で育ちました。
2020年より二度にわたりパリの版画工房「Idem Paris」にて取り組んだ未発表の石版画を中心に展示販売中です。▲
明るく軽快な堂本右美らしい版画作品です▲
PR芝生広場
ミッドタウン芝生広場ではハイブランドのルイ・ヴィトンがイベントを開催しています。▼
六本木の東京ミッドタウン芝生広場で開催!LOUIS VUITTON 「SEE LV」展でルイ・ヴィトン160年の歴史を振り返る
21_21design sight
昨年実現した包まれた凱旋門プロジェクトの展覧会です。▼
アート好きにも建築好きにも刺さる!21_21 DESIGN SIGHT クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門” を観に行く前に読んでおこう!
<おまけの西麻布・東麻布>
Snow contemporary
木彫でできた女性像の数々
ポーズやファッション、表情も見所の一つ。▲
荒削りな木彫にもかかわらず、生きているかのようなリアリティ▲
全身像だけではなくて胸像も▲こちらもまた個性的な女性ばかりです。
NY在住のアーティストです。現在開催中のヴェネチア・ビエンナーレで展示中の「Sink or Float」とあわせた新作のインスタレーションです。
ぶら下がっているのは、「逃げたチョコ」シリーズ▲奥は「流し台で社会の縮図」
「流し台で社会の縮図」は業務用シンクに細かい穴の空いたアクリル板を組み込んで風を引き入れ、上に乗っているカタツムリの殻やスポンジが各々規則性を持ってるような持ってないような動きを永遠に繰り返しています。▲
羽のついた殻とただの殻の動きの違いが面白い▲
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六本木ヒルズやミッドタウンは夏休み企画に突入しています。全部まわろうとすると1日では時間が足りないかもしれません。
夏休みに何日か通って巡るのもいいかもしれないですね。
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