ルイ・ヴィトンの160余年におよぶ歴史を巡る旅へと誘う「SEE LV」展が六本木の東京ミッドタウン芝生広場の特設会場にて始まりました。(会期終了)
このイベントは2020年武漢、2021年杭州、2022年ドバイに続き東京が4番目の開催地となります。アジアや中東は売れるんでしょうね。
しかし、一時はルイ・ヴィトンの売上世界一を誇った日本ですが、現在はすっかり中国に抜かされてしまったんでしょうね。
原宿駅前のJINGで開催されたルイ・ヴィトンとアーティストとのコラボ展「LOUIS VUITTON &」は昨年2021年の3月−5月に開催されました。今回のイベントはどんな内容なのでしょうか。
会場
会場は東京ミッドタウンの芝生広場の特設会場です。
芝生広場にドーン▲
巨大なルイ・ヴィトンSEE LVボックスが鎮座しています。このイベントのイメージカラーはかなり派手なショッキングピンクです。▲
このイベントの詳しい内容は是非動画を参照ください▲
第1の世界
この展示は5つの世界で構成されています。
第1の世界は「ルイを見つけて」
創業者ルイ・ヴィトン氏は昨年生誕200年を迎えました。AIが制作したルイ・ヴィトン氏二十歳のポートレートと出身地ジュラの風景の映像が流れます。▲
第2の世界
第2の世界は「ファッションの世界へ」です。ルイ・ヴィトンが、ファッションに参入したのは1995年。
マーク・ジェイコブスとキム・ジョーンズの後任でファッションを引き継いだのはヴァージル・アブローとニコラ・ジェスキエールです。
ルイ・ヴィトンのメンズのクリエイティブディレクターのヴァージル・アブローが就任後4年弱で41歳という若さで亡くなったのは、2021年11月のことです。そんなヴァージル・アブローのルイ・ヴィトンでの活躍を垣間見ることができます。しかし、早すぎる死が残念でなりません。
第3の世界
「バッグが紡ぐストーリー」では、1890年からスタートしたバッグの歴史です。
現在は、ルイ・ヴィトンといえば「バッグ」というくらいメインの商品です。そんな新旧のルイ・ヴィトンのバッグの歴史をコラボ商品でたどります。▲
もちろん、草間彌生や村上隆とのコラボバッグも展示されています。
第4の世界
第4の世界は「進化のギャラリー/魔法が起きる舞台」
古くは蒸気船の旅から、現在の新たな交通手段まで、ルイ・ヴィトンは、旅のスタイル、移動手段の変化に迅速に対応してきました。
この展示スペースでは、ルイ・ヴィトンを象徴するいくつかの商品と当時のライフスタイル、旅の習慣の進化への対応が展示されています。▲
第5の世界
第5の世界は「モノグラムを巡る」です。Jingの「LOUIS VUITTON &」でも同じようなインタラクティブなインスタレーションがありました。
モノグラムが誕生したのは1896年です。ルイ・ヴィトンの歴史と伝統が詰まったアイコンであるモノグラムの世界に没入することができる仕掛けがあります。ぜひ、思い切り楽しみましょう。▲
ライブラリー
ルイ・ヴィトンが発行するシティ・ガイドがカラーグラデーションで展示されています。
各国のシティガイドはギフトショップで購入することができます。
ギフトショップ
東京ミッドタウンのガレリアB1アトリウムに特設されたギフトショップは大盛況でした。このギフトショップは、展示と違って予約なしで誰でも入ることができます。
展示スペースよりも盛り上がっているギフトショップ▲
展示デザイン、什器のデザインが面白いですね。このギフトショップのデザインは、菅原大輔 / SUGAWARADAISUKE建築事務所が手掛けたものです。
菅原大輔は、「LOUIS VUITTON &」に併設するポップアップストアの設計も手掛けています。▲
バッグやアパレルはもちろん、ファッション小物、香水や書籍など幅広い商品が販売されています。▲
基本情報
2022年7月8日(金)-8月21日(日) 11:00-20:00 入場無料
要事前予約:ルイ・ヴィトン LINE公式アカウントより受付
東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン 芝生広場 MAP
2021年のイベントの記事はこちら▼
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