東京都現代美術館開館した1995年当時は木場公園以外は本当に何もなかったので、美術館鑑賞を終えたら一目散に帰宅していたものです。
近年、ブルーボトルコーヒーのフラッグシップができた頃から周辺にカフェが増えてきて美術館の前後に少し寄り道をするようになりました。
そんな東京都現代美術館周辺の清澄白河のカフェをいくつか紹介します。
(2022年7月TOKYOBIKE TOKYO、2023年3月iki Roastery & Eatery追記)
PRTOKYO BIKE TOKYO
以前倉庫として使われていた築58年の建物をトラフ建築設計事務所がリノベーションしたTOKYO BIKE TOKYOが2021年7月にオープンしました。
ファサードの倉庫ぽさが逆に新鮮▲
TOKYOBIKE は自転車屋さんですが、植物の販売をするThe Plant Society Tokyo Flagshipやアパレル、小物の販売などもしています。▲
中央にはデーンと大階段があるので、中央が抜けていてとても気持ちいい空間です。
このTOKYO BIKE TOKYO中に焙煎キャリア20年、清澄白河コーヒーシーンのオリジネーターである林大樹が2013年に創業したアライズコーヒー/ARiSE COFFEE ROASTERSのサテライト的なコーヒースタンドARiSE COFFEE PATTANA入っています。
ペストリーやシフォンケーキも販売しています。▲
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冷たいミルクコーヒー▲とペストリーをいただきました。
ベトナムの豆のホットコーヒー▲
階段に腰掛けて一休み。上から店内が見渡せます。
大階段の下に肝心の自転車が並んでいました。▲
レンタルもあるそうですが電動自転車ではなく自力で漕ぐタイプです。でも平坦な下町の清澄白河ですから電動でなくとも心配ないと思います。
基本情報
TOKYOBIKE TOKYO 11時-18時 、 土日祝10時-18時 月火休
ARiSE COFFEE PATTANA 8時-15時30分 月休
江東区三好3丁目7−2 MAP
PRHAGAN ORGANIC COFFEE/ヘイガンオーガニックコーヒー
2021年1月にオープンしたばかりで、この界隈では最も新しいオーガニックコーヒーのカフェです。ポイントはオーガニックコーヒーだけではなくて、今巷で大人気のフルーツサンドです。
ヴィーガンなのでフルーツサンドのクリームも豆乳クリームというこだわりよう。手がこんでいて、見た目も美しいフルーツサンドは、当然お値段にも反映するわけで、はっきり言ってかなりいいお値段です。
フルーツサンド
わー綺麗。みているだけでも目の保養。これは、どれにするか迷いすぎるやつです。こうやって並んでいるからいいのであって、どれか一つなんてとても選べませんね。
しかし、しかし、中央にある白くないクリームが目を惹きます。これなんだと思います?ピスタチオクリームなんです!これは食べてみたい。というわけでピスタチオクリームのさつまいもと苺は決定。
2種類だけじゃなくて、やっぱりここはもう1種類くらいいきたいところ、というわけでフルーツサンドの王様(勝手に)シャインマスカットをイートインでいただくことにしました。
フルーツサンドは半分にカットしてくれるので、シェアしやすいですね。白いクリームのほうが映えるけれど、やっぱりここは映えより味です。
ピスタチオクリームさつまいも
さつまいもは、フルーツというより、菓子パンに近い食べ応え、ピスタチオクリームは粒が残っていて、ピスタチオの味だけじゃなくてナッツ特有の食感もちゃんと残されています。これは美味しい!クセになる味。東京都現代美術館で5時間4つの展覧会連続鑑賞の後だったので、疲れが吹っ飛ぶ美味しさです。さつまいもいいですね。とっても気に入りました。
ピスタチオクリーム苺
次はピスタチオクリームの苺サンド。苺の酸味とピスタチオの濃厚クリームのハーモニーが美味しい!普通のクリームの苺サンドはもう散々食べたので(コンビニでも売ってるくらいですし)、何か新しい味を求めている方にはいいかも。ただ、ピスタチオクリームとの相性は、さつまいものほうが上だと感じました。これはもう好みですね。
シャインマスカット
最後にキングオブフルーツサンドのシャインマスカットです。これはもう見たままの味。間違いない味です。ピスタチオの濃厚でパンチの効いた、主張の強いクリームの後に普通のクリームのフルーツサンドを食べると、クリームの脇役に徹した控えめな美味しさを再確認することができました。
3種類食べて思ったのは、さつまいもが斬新で美味しかったということ。物珍しさもありますが、秋らしい味覚、食べこだえ、ピスタチオとの相性など、全てにおいて優秀でした。さつまいもとピスタチオクリームは期間限定と言っていたような気がするので食べたい方はお早めに。
PRオーガニックコーヒー
コーヒーは、酸味の強いエチオピアとフルーツのようなすっきりした香りのゲイシャの2種類をオーダーしました。私は酸味強めのコーヒーが好きなのでエチオピアです。
濃厚な3種類のフルーツサンドと一緒に飲むには最高のコーヒーでした。デキャンタ?でくるので量も充分にあるし、美術館鑑賞の余韻に浸るいい時間を過ごせました。
ちなみにどれがいくらか覚えていませんが、これ全部で4692円です。1人2000円は軽く超えましたね。高いと思うか、妥当と思うかは人それぞれです。▼
大人気店なので週末は行列ができているのを何度か見かけました。平日の夕方はガラガラなので狙い目です。
ショップ基本情報
11:00-19:00 月火休
江東区平野3丁目7−21MAP 東京都現代美術館から徒歩5分
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Blue Bottle Coffee 清澄白河フラッグシップカフェ
2015年2月に日本に初上陸したブルーボトルコーヒー、その第一号店がここ清澄白河でした。
あの時のこの店の行列は尋常じゃなかったですね。ちょうど東京都現代美術館で開催されたガブリエル・オロスコ展のついでに立ち寄ってみたらこの行列でした。
あの頃はついでに立ち寄るなんていう甘い考えでは店内までたどり着けないくらいすごかったです。もちろん、ついでに立ち寄った軟弱者だったのでその行列に怖気づいてこの時は入店していません。写真を撮って早々に退散しました。
2019年リニューアル
オープン当初は、店内の席数が極端に少なくて、余計に人が溢れていました。2019年にリニューアルオープンして、店内にたくさんのテーブル席ができて、だいぶ落ち着いてきたのではないかと思います。▼
カウンター周りも広々です。
店内の奥までテーブル席があるので、以前に比べてだいぶ席数が増えました。それでも天下のブルーボトルのフラッグシップカフェだけあって週末は混雑している不動の人気店です。▼
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メニュー
メニューはこんな感じです。▼
フードメニューです▼
この平べったいプリンを食べてみました。この形可愛いですね。▼
現在では、都内のあちこちにお店ができて、我が家の周辺でも青山、六本木、広尾、恵比寿、渋谷と5店舗ありますから、決して珍しい店ではなくなりました。
しかし、ここ清澄白河は、ブルーボトルのフラッグシップカフェということで、現在も週末は多くの人が押し寄せているようです。
カフェ基本情報
Blue bottle coffee 清澄白河フラッグシップカフェ
江東区平野1丁目4−8MAP 8:00-19:00
東京都現代美術館から徒歩11分
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オールプレス・エスプレッソ 東京ロースタリー&カフェ
HAGAN ORGANIC COFFEEの隣にお店を構えるのが、ニュージーランドで創業したAllpress Espresso/オールプレス・エスプレッソです。
日本初出店が2014年で、ここ清澄白河だったので、ブルーボトルコーヒーより少し早くこの地にお店を構えています。現在は、虎ノ門ヒルズにもショップがあります。
以前は、店内に少しだけでしたが、イートインの席があったのですが、現在はベンチしかありません。これは以前店内席があった頃の写真です。ロングブラックとカフェラテです。▼
虎ノ門ヒルズの方のショップにはちゃんとイートイン席があるので、座ってゆっくり味わいたいなら虎ノ門の方がいいかもしれません。▼
カフェ基本情報
江東区平野3丁目7−2 MAP
東京都現代美術館から徒歩5分
PRiki ESPRESSO
週末はいつも混んでいるので、最近はすっかり足が遠のいてしまいましたが、iki ESPRESSOも美味しい食事とコーヒーがいただけるお店です。
東京都現代美術館からは少し離れているのですが、朝早くからやっているので、現代美術館の滞在が5時間コースになりそうな時に、ここでボリューム朝食をしっかり食べて、美術館に開館と同時に入って5時間鑑賞というのが私のここを利用する時のパターンです。
最近リニューアルして少し店内が変わったようです。(▲最新の写真ではありません▼)
朝からこのくらいしっかり食べておけば、美術館の長丁場もこなせますね。▼
美術館までは歩いて20分ほどかかりますが、腹ごなしに散歩しながら歩くのも悪くないです。
カフェ基本情報
江東区常盤2丁目2−12 1階 MAP 月 – 金 8:00 AM – 5:00 PM 土,日 8:00 AM – 6:00 PM
東京都現代美術館から20分
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iki Roastery & Eatery
iki ESPRESSOから徒歩5分の場所に新しい店舗ができました。隅田川沿いの元倉庫だった場所をリノベーションした天上の高い広々カフェです。
▲季節のいい日はテラス席も気持ちいいかも!
▲席を確保したらカウンターでオーダーします。
▲店内の様子。天井が高くて一部2階席もあります。
▲パンは種類がいっぱいあってどれも美味しそうです。
▲ベーコンエッグサンド
▲熱々のラザニアとカフェオレ
隅田川沿いですが、1階の席からは残念ながら川は見えません。iki espressoが満席だったらこちらに来てみてもいいかもしれません。
基本情報
月火木金 8:00 AM – 5:00 PM、土日 8:00 AM – 6:00 PM 定休日 水
東京都 江東区 常盤 1-4-7 MAP
東京都現代美術館から徒歩22分
KOFFEE MAMEYA KAKERU
清澄白河のカフェで忘れてはいけないのが、ブルーボトルコーヒーの近くにできたKOFFEE MAMEYA KAKERUです。詳細は下記記事を参照ください。▼
東京都現代美術館のミュージアムカフェ
東京都現代美術館内にもちゃんとカフェがあるので、わざわざ外に出たくない人はこの二つのカフェを利用するのもありです。詳細は下記記事を参照ください。▼
以前も今も東京都現代美術館のためにしかこの辺りに行くことはありませんが、以前に比べると清澄白河方面に行くのが憂鬱ではなくなりました。それもこれもこのようなカフェの存在はとても大きいです。
2023年現在、東京都現代美術館で開催されている展覧会▼
クリスチャン・ディオール展の当日券は午前中に売切れる日も少なくないので、入場時間まで清澄白河のカフェ巡りはどうでしょうか。