2021.6月初旬に私がまわった西麻布のギャラリー4軒の情報です。
SNOW Contemporary
港区西麻布2丁目13−12 早野ビル 404 MAP
布施琳太郎「名前たちのキス」
2021年5月28日(金)-6月26日(土) 13:00 – 19:00 日月火祝休
西麻布交差点のビルの4階にあるギャラリーです。以前にこのブログでもインパクト!日野 之彦「高い所」や、URAUNY「UUUURRRRAAAAUUUUNNNNYYYY」、篠崎裕美子「RED DATA」などを紹介しています。
映像作品が主体なのでギャラリー内の照明は暗めです。▼
この個展は作家が「名前」に着目した新作の映像作品1点と数点のスプレー絵画が展示されています。密を避ける現在の状況でマッチングアプリの需要が急増し、名前を知らない人と、名前を知らないまま関係を持つ現在の恋人たちのコミュニケーションのあり方について考える作品です。
CALM & PUNK gallery
港区西麻布1丁目-15-15淺井ビル 1F MAP
2021.5.22(土)~6.6(日) 13:00-19:00 日月火休(最終日開廊 )*会期終了しています。
2019年の初個展CHOCO MINT CONDITION 宮澤謙一に続く展覧会です。
アーティストユニット” magma” として活動しながら、立体作品、ペインティング、陶芸 様々な技法を用いて作品制作をしています。 2020 年てには国立新美術館内にあるミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」の SFT GALLERY にて ” ゴリラがバナナをくれる日に”を開催しました。
今回は陶芸作品を中心に発表しています。
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY
港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布 5F MAP
2021年4月24日(土)~ 7月3日(土) 日月火祝休 水〜金 13:00〜20:00、土 12:00〜19:00
1フロアに1つのスペースの小規模なビルですが、エレベーターはあります。扉にDMが貼ってあるだけですが、この扉の向こうはギャラリーです。▼
「まちをたぐる」は、東京23区内の電柱・電線が織りなす景観を撮りためたモノクロ写真で構成された新シリーズの展覧会です。
再開発の手が及んだ地域では次々と姿を消した電柱ですが、現在でも無数の電線と電柱が複雑な風景を生み出している都内の様々な場所を、人間を一切映り込ませずに切り取ることで新たな東京を見た気がしました。
GALLERY WATER
港区西麻布2丁目7−5ハウス西麻布4F MAP
2021年6月3日(木)~ 6月13日(日) 11:00-21:00
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYの階下にあるギャラリーです。ファッションの展示会を開催していることもあります。基本レンタルスペースです。
現役ムサビの院生のアーティストの展覧会でした。
二つのギャラリーが入る西麻布ハウスのビル。古いけれど昔のビルなので、エレベーター周りが朱色のタイルと天然石でした。こういう建材を使っていると古くなっても劣化ではなく味になるんですよね。▼
雨の中のギャラリー巡りでしたが、そのおかげでどこへ行っても貸し切りで堪能しました。現在臨時休業中のギャラリーもあるので4軒だけですが、全てが展覧会を開始すれば西麻布ギャラリー巡りももっと充実したものになるはずです。