西麻布交差点至近のSNOW Contemporaryで開催中の日野 之彦「高い所」展のインパクトがとにかくすごい!
まずは、とにかく作品画像を見ていただきたい。
最初はチラリ▼
もっとみたいですよね。ジャーン!▼
顔のアップです。目が虚ろだぁ▼
他の作品もどうぞ
今回はタイトル通り「高い所」に立っている男を地面から見上げた構図の作品がメインです▼
焦点の合わない虚ろの目、パンツ一枚の男、日野之彦作品の特徴ですね▼
パステルの作品もあります。これは高い所からの視点ではありませんね。
ウイッグを被ってるのかな?▼
こちらは体育座りしているポーズです▼
ドアップ第二弾▼
では「高い所」シリーズ連作です▼
最後はおすわりしています。アクリルに蛍光灯が写ってしまって残念▼
SNOW Contemporaryで昨年(2018年)に
行われた個展「外へ」の時の出品作品です▼
まさに裸の男が外へ出ています▼
虚ろな目は同じですね。もちろんインパクトも同様です。▼
こちらは目は虚ろなままなのに涙を流しています。不思議ダァ▼
アップで▼
鉛筆画です。▼
こちらは「高い所」ですね▼
1976年石川県生まれのアーティストです。一目見たら忘れないインパクト最強の全裸、あるいはパンツ一枚の男の作品を多数製作していますが、男だけでなく女を描いた作品もあります。
男でも、女でもその目線はどこを見ているのか定まらず常に虚ろです。以前は物語性を排除して、人だけを描写していましたが、昨年の「外へ」から男は外へ飛び出し、今回の「高い所」では宙に浮いているような様子でどこか屋外の高い所に立っているシチュエーションへと変貌しています。今後、男はどこへいくのでしょうか。このまま舞い上がってしまうのでしょうか。
SNOW Contemporary
日野之彦「高い所」
東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
2019年4月20日(土)~5月25日(土)
13:00 – 19:00
日・月・火・祝休廊