DIESEL ART GALLERY/ディーゼルアートギャラリーで現在開催されている「imma天」は、YOSHIROTTEN、河村康輔、吉田ユニ、トキ、Jun Inagawa、KIM SONGHE、Riyoo Kim、Amazing JIRO、岸裕真、MASAKO.Y、山田晋也、Kanatan、上岡拓也の13組のアーティストが参加しています。
渋谷のDIESELの地下にあるスペースです。
ショップに入って中央にある階段で地下へ降ります。▼
地下の奥にギャラリースペースがあります。▼
この展覧会はピンクのボブスタイルが特徴的なアジア初のバーチャルヒューマンimmaをモチーフに13組のアーティストが制作した作品の展覧会です。immaとは身長、体重、国籍、経歴など一切非公開で2018年7⽉よりInstagramアカウントを開始しています。Instagramに投稿されている写真は、実写で撮影されたモデルと背景込みのポートレートに、3DCGでつくられたimmaの頭部をコンポジットして制作されています。
中央がamzing jiroの「daydreaming」両脇の2点がYOSHIROTTENの「immagination」yb ver.とrg ver.▼
この巨大なimmaの目を覗くと▼
中でimmaがダンスをしています。▼
immaは仕掛け人M氏のプロデュースの下、ModelingCafeによって生み出されたキャラクターです。将来的にはAIを搭載したリアルタイムで動くヴァーチャルタレントの制作を考えています。
immaは現在の等身大の女の子としてプロデュースしていて職業はモデルではなく、あくまでも普通の女の子がInstagramで自分の写真を投稿しているという設定です。
YOSHIROTTENの作品はバーチャルヒューマンを更に無機質なロボットのように描いたimmaのポートレート作品▼
山田晋也の掛け軸の作品。ヴァーチャルヒューマンという超現代的なimmaが若冲や応挙の掛け軸の世界とのマッチング作品です。▼
河村康輔のコラージュ作品▼
上岡拓也の「imma land」と「imma room」油彩で描かれています。▼
Jun inagawaのデジタル出力した3作品。グッズにも展開されています。▼
吉田ユニの「無題」3点の連作。
題材となっているimmaがそもそもヴァーチャルでポップな存在なので、作品もその存在に呼応するような仕上がりです。会期が長いので渋谷に来た際にのぞいてみるといいかもしれません。
DIESEL ART GALLERY
渋谷区渋谷1丁目23−16 B1F cocoti SHIBUYAMAP
2021.5.22 – 9.2 11:30 – 18:00 ※変更になる可能性あり 入場無料 不定休