その1、その2続きまして十和田市現代美術館へ行ってきたその3です。
アート広場
十和田市現代美術館は、美術館だけでなくその周辺にも見所は満載です。
美術館の正面にアート広場があり、こちらにも屋外に設置された数々のアートがあります。
▲美術館からアート広場をみたところ。
通りを挟んで向かい側なので必ず立ち寄りましょう。
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インゲス・イデー
アート広場で一番目立つのはインゲス・イデーの「ゴースト」です。
▲見たまんまおばけなのですが、これが想像以上に巨大です。
▲こちらはトイレなのですが、上から何やらミルロイみたいなのが覗いていますね。
この銀色の作品は「アンノウン・マス」という作品です。
▲のぞいているのは男子トイレです。この写真は男子トイレ内から覗かれている様子です。
完全にこちらを見てますね。
インゲス・イデーは1992年ドイツベルリンで結成されたの4人組のアートユニットです。
草間彌生
この作品は草間彌生の「愛はとこしえ十和田でうたう」です。
▲もちろん、草間彌生の代名詞かぼちゃの作品もちゃんとあります。
▲かぼちゃの中は照明による演出がありますので必ず入って見てください。
ファットハウスとファットカー
一度見たら忘れないインパクトのあるこのファットハウスとファットカーは、
▲オーストリアのアーテイスト、エルヴィン・ヴルムの作品です。
▲ゴーストとファットハウスのインパクトのすごさに、見慣れた草間彌生作品が霞んでしまうくらいです。
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十和田建築巡りも
十和田市現代美術館は西沢立衛の建築と美術作品のコラボレーションが非常に成功していると思います。
せっかく十和田まで来たのですから、美術館周辺の建築巡りもしてきました。
なんと、すぐ近くに隈研吾設計の交流プラザと安藤忠雄設計の図書館があるのです。
これは行かねばなりません。
隈研吾設計トワーレ
十和田市市民交流プラザ「トワーレ」は隈研吾設計で2015年に竣工しました。
▲外装に張り巡らされたルーバーが隈研吾らしい建築ですね。
▲裏に回るとルーバーだらけ!
▲市民の交流プラザなので中に入ることも可能です。
内装の天井にもやはりルーバーがありました。
トワーレの場所は十和田市現代美術館から徒歩で8分ほどです。
安藤忠雄設計の十和田市民図書館
隈研吾設計のトワーレが期待を裏切らないルーバーで、安藤忠雄設計の十和田市民図書館はコンクリート打放しでした。
どちらもらしい建築ですね。
▲ここは図書館なので内部は共用部しか入れません。
共用部も静かに見学しましょう。
図書館は十和田市現代美術館から徒歩で2分ほどです。
美術館のトイ面でアート広場の並びです。
歩いて数分の範囲に西沢立衛、隈研吾、安藤忠雄という日本を代表する建築家の作品が並んでいるのですから、十和田市現代美術館を訪問したら絶対に併せて訪問しておきたいです。
十和田市市民交流プラザ トワーレ 基本情報
住所:青森県十和田市稲生町18-33 アクセス
開館時間:9:00 – 21:00
休館日:年末年始
十和田市市民図書館 基本情報
住所:青森県十和田市西十三番町2-18 アクセス
開館時間:9:00 – 20:00
休館日:第4木曜日、年末年始休
十和田市現代美術館 基本情報
住所:青森県十和田市西二番町10-9 アクセス
開館時間:9:00 – 17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始休
観覧料:一般 1,800円(企画展がない場合は1,000円)、高校生以下無料
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