4組のアーティスト
2021.5/30まで開催されている「BUG4ASS/バグフォーアス」へ行ってきました。鑑賞というより体験してきたという方が正しいのでしょうか。GRADIN’というユニット?グループ?がキュレーションした同展には90年代生まれの4組のアーティストが参加しています。参加アーティストはDOUBLE CLAPPERZ 、JACKSON Kaki、Kanako Saito、Ko Ishiharaです。
展覧会場入り口の様子。使い終わったヘッドマウントディスプレイが山積みになっています。なんか抜け殻のようで少し寂寥感が漂います。▼
ヘッドマウントディスプレイ
この展覧会は事前予約制なので、事前にweb予約をしてから出かけました。到着すると自分が装着するヘッドマウントディスプレイのQRコードを読み取ってハッシュタグをつけた3つのワードを作ります。3つのワードはなんでも構いません。そして、いよいよヘッドマウントディスプレイを装着します。装着したらその状態で自撮りします。自分のヘッドマウントディスプレイを被った自撮り写真、すなわちポートレートが自動的にアイコンとなります。
箱
ヘッドマウントディスプレイというのは、簡単にいうと段ボール箱です。丸い穴が二つ開いているので、その穴から展覧会を鑑賞します。他に何かインタラクティブな仕掛けがあるのかなぁと思ったのですが、特にそういった仕掛けがあるわけではないようです。すぐに安部公房の小説「箱男」を思い出しましたが、特にインスパイアされたとかそういうわけではないようです。
かぶるとこんな感じです。マスクをしたまま箱をかぶるので、少々蒸し暑いです。誰が被ってもちょっととぼけた表情に見えるのが面白いです。▼
展覧会場
展覧会場の様子です。キャプションがあるわけではないので、どの作品がどのアーティストの作品なのかはわかりません。もしかしたら全体で一つのインスタレーション作品で、それを4組のアーティストが共同で制作したということなのかもしれませんが、わかりませんでした。
会場には音楽も流れています。動きのあるもの、ゲームのようなものなどがあります。
これはグルグル回っています。▼
この場所は2019年に上階で行われたアーティストniciの「今とても素晴らしい時」がタイトル通りとても素晴らしかったのが印象深いです。この場所からどんどん若いアーティストが出てくることを期待します。
BUG4ASS
the PLUG
渋谷区神宮前6丁目12−9 MAP
2021.5/24-5/30 13:00−21:00 事前予約制