ポワンディロニー
アニエスベー ギャラリー ブティックに、アニエスベーが発行し世界中で無償配布されているアート誌“ポワンディロニー”をテーマにした展覧会“Story of the Point d’Ironie / ポワンディロニーの全て”を観に行きました。
句読点
そもそもポワンディロニーって何?なんですが、句読点の一種で19世紀の終わりにフランス人作家のアルカンテール・ド・ブラームによって提唱されました。皮肉めいた内容を指し示すために、フレーズの最後に使われるものです。?とか!みたいなものなのでしょうけれど、日本ではあまり見かけませんね。そもそもフォントあるのかな?
その句読点の名前をそのままアニエス・ベー発行のアート誌の名前にしたって事ですね。
アート誌 ポワンディロニー
アニエス・ベーが発行するポワンディロニーは1997年から不定期で発行され、毎号10万部が世界中のアニエスベーブティック、美術館、ギャラリー、学校、カフェ、 映画館など様々な場所で無償配布されています。
展覧会の様子は動画を参照ください。▼
各号につき1名のゲストアーティストが、自由に紙面を使い特別なアート作品を作り出しています。毎回、様々な分野で活躍するアーティストがフランスのポワンディロニーオフィスによって選定されています。
2001年はイギリスのアーティストユニットギルバート&ジョージです。なんだかとっても懐かしいですね。最近見かけないけれど活動してるのかな?
こちらはマシューバーニーです。これは映像作品クレマスター3で本人が演じたキャラクターですから2002年頃ですね。マシュー・バーニーはビョークのパートナーだったことが有名です。90年代展覧会のために来日した時、本人を見たことがあるのですが、学生時代はJ crewのモデルをしていただけあって背が高くてスタイル良くてめちゃくちゃイケメンでした。後にクレマスターにもビョークが出演したりして、パートナー関係になった時は、才能あってイケメンだもの、ビョークも惚れるわなぁと納得したのでした。マシュー・バーニーにそっくりな二人の娘イザドラちゃんの将来に期待します。▼
バックナンバー配布
この展覧会では、なんとポワンディロニーのバックナンバーを配布しています。国内で複数のバックナンバーをまとめて配布する機会は今回が初めての試みです。これは行かないと!
このギャラリーのアイコン的存在の赤いソファベンチの上に1号から62号までポワンディロニーに参加したアーティストの名前が書かれています。▼
Story of the Point d’Ironie / ポワンディロニーの全て
アニエス・ベーギャラリーブティック
港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F MAP
2021年3月19日〜5月20日 13:30 – 18:30 月休