タイトルに掲げられている「輝板膜タペータム(Tapetum Lucidum)」は、夜行性動物の眼球内にある輝板(タペタム)という構造物を参照しているそうです。
展覧会はELVの扉が開いた瞬間から始まります。▼


ここでの展覧会の楽しみの一つは建築との共鳴です。
今度の展覧会はレンゾ・ピアノのガラスブロックの空間とどうコラボしてるのかなぁと
期待に胸膨らませて訪問するのが常です。
今回は午後の光の綺麗な時間帯に行ってみました。▼
時間や天気で見え方が変わるのがこの空間の魅力です。
はぁー綺麗。
ガラスブロックに額装作品の展示もされています▼
こちらはELVホールから続くパーテションの裏側▼
光が綺麗ですね▼


隣の展示空間には平面絵画も展示さています▼
今回も上階も使用した展示です▼

上階の展示の様子▼


俯瞰で展示をむることができます。▼

こんな感じ▼

展覧会はいくつかのシリーズから形成された連鎖や断絶を繰り返し、空間全体で一つのインスタレーション作品になっています。
さながらアーティストの思考を輝板膜タペータムを通して観察する空間とでも言いましょうか。

アートと建築を同時に堪能できる貴重な空間です。ぜひ足を運んでみてください。
「輝板膜タペータム」落合多武展
銀座メゾンエルメスフォーラム
2021年1月22日(金)~4月11日(日)
11:00~19:00
不定休(エルメス銀座店の営業に準ずる)
11:00~19:00
不定休(エルメス銀座店の営業に準ずる)
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