コンテンツへスキップ

一棟丸ごとカフェ! 公園とカフェが全方位ボーダーレスなブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ


フォローする
シェア:
記事の評価

2015年日本に初上陸し、東京・清澄白河に1号店をオープンしてから破竹の勢いで世の中に浸透してきたブルーボトルコーヒーですが、2024年8月23日(金)に海に面した開放的な豊洲ぐるりパーク内豊洲公園に「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」がオープンします!

これで現在の日本国内のブルーボトルコーヒーは27店舗になります。

オープン前の内覧会で一足先にブランチと美味しいコーヒーを頂いてきたので早速レポートします。

ミーハーなのでこれまでも清澄白河や青山・表参道そして六本木のお店がオープンしてすぐに訪問しているのですが、いつも創業者のジェームス・フリーマン氏が普通にコーヒーを飲んでいて驚きました。

今回もいらっしゃる?!と思ったけれど残念ながら会えませんでした。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る
PR

ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェの特徴

これまでに、都内の複数のブルーボトルコーヒーを訪れていますが、豊洲パークカフェはこれまでにない店舗です。

まず、緑豊かな公園の中にあること。公園内にあるブルーボトルコーヒーは渋谷区立北谷公園内にある芦沢啓治デザインの「ブルーボトルコーヒー渋谷カフェ」があります。

しかし!渋谷カフェと違うのは豊洲パークカフェはなんと広い芝生の先には海が広がっているんです。

緑と海の両方を眺めながら都内でブルーボトルコーヒーをいただけるなんて!気持ち良すぎです。

さらに、公園にあるカフェならではのシステムとしてテラス席に面したカウンターから直接注文・受け取りが可能になっています。

店内に入ることなくオーダーしてコーヒーを受け取り、目の前の芝生で海を見ながらコーヒー!なんてこともできちゃうんです。

いわば、公園全てがカフェスペースと言っても過言ではないのかもしれません。

ランニングや犬の散歩などの途中に気軽に立ち寄れるのが嬉しいですね。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

スキーマ建築計画 長坂常

空間デザインは、これまで多くのブルーボトルコーヒー カフェを手がけてきた長坂常(ながさか・じょう)率いるスキーマ建築計画です。

ブルーボトルコーヒーとして初めて建築と内装全てがオリジナルデザインの店舗です。

要するに一棟丸ごと新築で一棟丸ごとブルーボトルコーヒーなのです。

カフェのデザインコンセプトは「ボーダーレス」。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

何がボーダーレスなのかというと、店内とテラス席、あるいは屋内と屋外が緩やかにつながっていること。

そしてテラス席は全方位開いているので、どこからでも出入りができるので、カフェと公園がボーダーレスになっているのです。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲店内もテラス席も床はレンガです。

温かみの象徴のようなレンガの床がそのまま立ち上がったカウンター。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲店舗の壁面は全面ガラスでその上部はFRP独特の半透明で柔らかなマチエールへと繋がります。

海に面した壁面は特に全面がガラスとFRPになっているので、光がふんだんに注ぎこみます。開放感抜群!

ちなみにこのガラスは、はめ殺しなので開閉はしません。

また、床がテラスと繋がっているので窓際の席は、屋内にいるのに屋外にいるかのような感覚になる不思議空間でした。

まさにこれがボーダーレスな空間を体感するということです。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

遠目から見ると4つの片流れ屋根がレンガの床の上に浮遊しているかのように見える軽やかな建築です。

夜になって店内の照明が点灯するとガラス面はもちろんのことFRPの部分も柔らかく光って行灯のように見えるんじゃないでしょうか。その様子も見てみたい!

次回は夜に行ってみたいと思います。

PR

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェの店内

豊洲パークカフェの特徴は席数がテラス席と店内席だと圧倒的にテラス席の方が多いことです。

ちなみに店内は24席、テラス席は40席です。

ブルーボトルコーヒー的には「テラス席」ではなく「半屋外席」と呼んでいるようです。確かに屋根も垂れ壁もあるしね。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲レンガの床とカウンター。キッチン上部の下がった天井はグリッド状のFRPです。

アネモでさえ意匠に見えてしまうデザインの力!

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲奥まった席はゆったりしたラウンジチェアでホテルのようなしつらえ。海は見渡せないけれど椅子が肘付きで豪華です。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェのテラス席

4つの片流れ屋根のうち両端の2つはテラス席の屋根です。

40席もあるテラス席は、テラスであるにもかかわらずソファ席まであるから驚きです。

季節の良い日は海風を感じながらのコーヒーブレイクができるテラス席一択でしょう!もとい、半屋外席です。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲テラス席にあるテーブルトップは全部FRPです。

軽やかなFRPのテーブルとレンガと呼応した赤いソファと椅子がかわいい。テーブルの一本脚も赤ですね。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲店前のテラス席のFRPのテーブルは柱から肩持ちになっているので脚がありません。軽やかだわ〜

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲こちらFRPのテーブルトップです。

FRPでテーブルトップ作るなんてスキーマ建築計画ぽいです。

PR

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェのメニュー

さて、一番大事なメニューについてです。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲ブランチプレートとトンカチーズケーキをいただきました。飲み物は左がアメリカーノのアイス、右奥がノラシェケラートです。

ノラシェケラートは豊洲パークカフェ限定メニューです。限定好きはこれ一択でしょう。

都内で海を眺めながらブランチをいただくことができるなんて!

トンカチーズケーキもとても濃厚でコーヒーによくあうスイーツでした。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲ボリュームたっぷりのブランチプレート、今回はコンプレです。いわゆる「全部のせ」。

ドレッシングはクリーミーなのにさっぱりしたソイソースベースのもの。

フムスはひよこ豆だけじゃなくてとマッシュルームも入ってるですって!

フムスをワッフルで食べるのは初めてでしたが、とても美味しかったです。新発見。

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ 写真:建築とアートを巡る

▲一応ドリンクメニュー掲載しておきます。

▲こちらはフードメニューです。

豊洲パークカフェ限定ではないけれど、ブランチプレートが食べられる店舗は限られています。


広々公園の中にあるってだけで惹かれるのに、海まで眺められるブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェは、これから大人気になること間違いなしです。

しかも地下鉄とゆりかもめの豊洲駅からどちらも近い!

便利で気持ちいいブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェのレポートでした。

基本情報

ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ

営業時間:8:00 – 19:00

定休日:⁠なし

住所:東京都江東区豊洲 2-3-6 豊洲公園内 MAP

アクセス:東京メトロ有楽町線「豊洲駅」7番出口から徒歩 3分、ゆりかもめ「豊洲駅」1B出口から徒歩 2分⁠

PR
シェア:
同じカテゴリーの記事 PR
PR
PR

コメントを残す