2022年7月上旬に実際に私が鑑賞した恵比寿エリアの展覧会を紹介します。
家具・インテリアショップのalfrexでの大沢昌助展、現在はCCCの傘下に入ったNADiffでの3つの展覧会とMEMの金子隆一追悼展です。
PR大沢昌助 展
大沢昌助 展 (会期終了)
2022年6月2日 (木) ~ 7月26日 (火) 水曜休 渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1F MAP |
家具・インテリアショップのアルフレックスジャパンがアートとインテリアの心地良い関係を提案する企画「LIFE with ART project」で、明るく軽快な絵画を数多く発表した大沢昌助の展覧会が開催されています。
展覧会のキュレーションは都立大学にある額縁店ニュートンが運営するnoieです。
スタイリッシュなインテリア空間に大沢昌助の色彩や形が映えます。
ホワイトキューブのギャラリー空間よりも、自宅で飾ったらどんな感じに見えるのかが想像しやすいシチュエーション展示です。
抽象、具象にとらわれずに伸び伸びと描きたいものを描いた作家です。また、建築家だった父親からの影響は大きかったようです。
市松模様の作品いいですね。▲
キスチョコみたいなモチーフの作品、なんとも言えないとぼけた感じに目が離せません。▲
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NADiff A/P/A/R/T
渋谷区恵比寿1丁目18−4 NADiff A/P/A/R/T 1F MAP
恵比寿にあるNADiff A/P/A/R/Tは地下のNADiff Galleryをはじめとして複数のギャラリーが入居しています。
NADiffの空間は長坂常のスキーマ建築計画の設計です。床のエポキシとか、背もたれの違う椅子が繋がったベンチとかその片鱗を感じます。
NADiff Gallery
NADiff Window Gallery
L PACK.「ちくま工藝店はヨルダン川西海岸区の色を集める」
13:00 〜 19:00 |
小田桐奨と中嶋哲矢によるユニットL PACK.の展示。
今回の展示は架空のちくま工藝店が開店しています。▲
NADiffで見つけた本からイメージを膨らませたさまざまな工芸品が展示販売されています。▲
“Signals” Drawing Tube
“Signals” Drawing Tube
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参加作家、安部典子/イボンヌ・アンドレイニ/ヴァネッサ・エンリケス/藤瀬朱里/ダニエル・ジラルディ/トマソ・ゴーラ/モニカ・グルツィマラ/シュ・ジオン/シクステ・カキンダ/小金沢健人/ニコル・レンジ/アンネ・ムンド/中原一樹/西野壮平/進藤詩子/鈴木ヒラク/ディ・タゴワスカ/ゲーリー・ワーナー
31名の参加作家の中から18名による小型ドローイング作品の展示です。▲
「Signals」発行Drawing Tube 定価:2200 円(税込)▲
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MEM
写真史家・金子隆一の軌跡
2022年6月28日(火) 〜 7月31日(日) 月休 |
NADiff A/P/A/R/T 3FのギャラリーMEMでは2021年6月30日に逝去した写真史家・金子隆一の追悼の展覧会が開催されています。
写真と共に生きた金子隆一の人生の軌跡を残された写真や資料で見ることができます。
なお会場内は写真撮影禁止です。
この写真だけ撮影可能です。▲
5つの展覧会をご紹介しましたが、場所とてしてはarflexとNADiffの2か所です。この二つのスポットは徒歩で8分ほどです。是非、恵比寿に来たらこの2か所を巡ってみてください。
恵比寿まで来たら広尾の建築巡りはいかがでしょうか▼
東京都内建築巡り<広尾その1渋谷区広尾編>安藤忠雄に竹山実、丹下健三、槇文彦、隈研吾、青木淳、伊東豊雄 実は巨匠の建築がいっぱい