表参道の交差点の角地にカルティエ(Cartier)とsacai(サカイ)のデザイナー兼ファウンダーの阿部千登勢がタッグを組んだ「トリニティ」限定ジュエリーコレクションの期間限定ポップアップストアが出現しています。(会期終了)
実はその空間デザインを建築家の藤本壮介が担当しているというので早速訪問してみました。
外構のデザインは、人工的な鏡に人の往来の激しい表参道の交差点の様子が反射し、その周りを大きな木々が囲みます。▲
結構な大木が鉢植えになっていて驚きます。▲
PRトリニティ
カルティエといえばタンクなどの時計と共に、ラブブレスやカルティエの三連リング(トリニティリング)を連想する人は多いでしょう。これらはカルティエのジュエリーの代表的な商品の一つです。
3連リングというとなんとなくバブルの匂いを感じなくもないですが、その発売はバブルのはるか昔、1924年というから驚きです。伝統と歴史がある商品なんですね。
繋がり合うピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドからなる三連には各々意味があって、愛情、忠誠、友情とされています。
そんなリングを筆頭にブレスやネックレスなどのトリニティシリーズと元コムデギャルソンにいたsacaiの阿部千登勢がコラボするのですから、どちらのファンも見逃せませんね。
表参道期間限定ストアではこれらトリニティシリーズを手にとって、試着することができるんです。手にとってみたら、購入したくなるかもしれません。そうそう簡単に買えるお値段ではありませんが。
この6つの限定ジュエリーは、2022年7月7日(木)より、カルティエ ブティック6店舗(銀座ブティック/伊勢丹新宿本店/六本木ヒルズ店/心斎橋ブティック/阪急うめだ本店/岩田屋本店・新館)とここ表参道期間限定ポップアップストアにて日本先行発売中です。
表参道で購入の場合は後日発送になるそうです。
藤本壮介デザイン
ここの空間は、限定コレクションの“安心と裏切り”、“相反する価値観”をテーマに建築家の藤本壮介がデザインしています。
東京の最も華やかで最も忙しい交差点に現れるカルティエの森の内部は、真っ白な空間の中にガラスの樹々が並んでいます。
人工的な白い空間の中央には、外構同様に大木を含む自然が構成されていて、目をひきます。▲
まさに林立するガラスの柱の中にはトリニティの限定モデルが飾られています▲
自然と人工、 内部と外部、都市と森、実と夢、自分と他者、伝統と未来―これら相反する要素が溶け合い、トリニティの本質を感じる空間です。
真っ白な空間に金色のベンチが映えます。▲
床から壁への立ち上がりに注目!まるで宙に浮いているようなガラスケースとその影も美しい!
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宇多田ヒカル
ポップアップストアで流れるキャンペーンムービーには、映像ディレクター児玉裕一が指揮をとり、出演するのは宇多田ヒカルです。
もちろん、ムービーで流れるのは宇多田ヒカルの最新アルバム「BADモード」にも収録されている「Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り-」の楽曲です。
これは、カルティエファン、sacaiのファンだけでなく、宇多田ヒカルのファン層も取り込みたいというカルティエの狙いを感じます。
ムービーは金色のベンチに腰掛けて鑑賞します。▲
表参道期間限定ストアの会場で流れているムービーはこちらのYoutubeからも見られます。▲
【Amazon.co.jp限定】BADモード (初回生産限定盤) (メガジャケ付)
カルティエ好きもsacai好きも宇多田ヒカルのファンも藤本壮介好きも、そしてこれら全部好きな人は絶対に訪問するべき限定ストアです。
表参道期間限定ストアは事前予約なしで入れますが、LINE登録の必要があります。その場でも登録可能ですが、事前に登録しておくとスムーズに入場できます。登録LINEは↓
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基本情報
CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai 表参道期間限定ストア 会期終了
7月7日(木)~7月25日(月) 11:00~19:00 入場無料 要LINE登録
港区南青山5-1-1 MAP
アクセス:東京メトロ 表参道駅(A5出口すぐ)
建築家の藤本壮介については下記記事も参照ください。▼
"Sou Fujimoto Architecture Works 1995-2015