六本木アートナイト2024の作品を全部見せます!
六本木の夏の最後を彩る一大アートイベント、六本木アートナイト2024の作品レポートです。
今年2024年は、9月27日(金)から29日(日)まで3日間の開催ですが、すでに一部の作品は先行展示が始まっています。
近くに住んでいることを活かして全作品を鑑賞してみます。
なお六本木アートナイトの多くの会場、展示作品は無料です。鑑賞、参加にあたって料金が発生するものだけ、その旨を記事内に記述しています。
2009年から始まった「六本木アートナイト」は六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な体験をつくり出すアートの祭典です。
これから閉幕まで逐一ほぼ全てを紹介していく予定です。また関連プログラムとしての展覧会も併せて紹介します。
昼間は外出するのが躊躇われる酷暑が続いた2024年の夏ですが、9月も下旬になってようやく過ごしやすくなった、そんな時期の六本木の夜をたっぷり現代アートの世界に浸かって堪能してみませんか。
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プログラムと会場
六本木アートナイト2024は特にメインプログラムは決めず、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館を主な拠点に各プラグラムが展開されるようです。
また六本木の街なかでの展示や参加ギャラリーの数も2023年より少なくなっています。その分、限られた時間内で回遊することもできるのではないでしょうか。
それでは会場ごとに予定されているプラグラムを紹介します。
六本木ヒルズ
六本木アートナイトの多くのプログラムが見られるのが六本木ヒルズです。
まずはメイン会場とも言える六本木ヒルズでの作品からご紹介します。
志津野 雷《ARS URBANA》
六本木通り沿いの「ノースタワー アートボード」には写真家、志津野雷(しずの・らい)の作品《ARS URBANA》が先行展示されています。
▲文化・芸術の面でノーベル賞を補完しようという「高松宮殿下記念世界文化賞」。その35周年記念企画でもあって、六本木の街で見られる世界文化賞受賞者の作品の写真が展示されています。
フィーチャーされている受賞者は伊東豊雄、トニー・クラッグ、安藤忠雄、ルイーズ・ブルジョワ、蔡國強の5名です。
展示場所:六本木ヒルズ ノースタワー アートボード
展示期間:9月27日(金)〜9月29日(日)
カテゴリー:作品展示
新種のImmigrationsB《半プラグド》
ポエトリーリーディングやノイズを奏でるバンド「新種のImmigrationsB」の半プラグド(アンプラグドでも爆音でもない)なライブ。
9月27日に2回のパフォーマンスが予定されています。
演奏場所:六本木ヒルズ ノースタワー前
日時:9月27日(金) 18:00〜18:30、19:00〜19:30
カテゴリー:パフォーマンス
スイッチ総研《六本木アートナイトスイッチ2024》
スイッチ総研が ”スイッチを押すと始まる一瞬の演劇” を行います。
六本木各所でパフォーマンスをするようですが六本木ヒルズでは9月27日(金)にパフォーマンスが予定されています。
場所:六本木ヒルズ ノースタワー前
日時:9月27日(金) 21:00〜21:45
カテゴリー:パフォーマンス
悪魔のしるし《いっしょに「搬入プロジェクト」》
演劇集団「悪魔のしるし」の《いっしょに「搬入プロジェクト」》が9月28日(土)に予定されています。
場所:六本木ヒルズ ノースタワー前
日時:
9月28日(金) 14:00〜18:30 公開制作
9月28日(金) 16:00〜18:30 いっしょに設計
9月28日(金) 17:00〜18:30 いっしょにつくる
9月28日(金) 20:00〜22:30 いっしょに搬入
カテゴリー:パフォーマンス
東京シティビュー
六本木ヒルズの屋内展望台「東京シティビュー」では六本木アートナイトの開催期間中、通常は22時までの開館を23時まで延長します。
▲富士山が見える昼間も良いですが東京の夜景を海抜250mの展望台から見下ろすのも格別です。六本木アートナイトの夜は通常より時間を延長して23時まで開館しています。
なお屋上展望台は少し前にあった事故の影響もあり営業を中止しました。
場所:六本木ヒルズ屋内展望台 東京シティビュー
時間:10:00〜22:00 (9/27、9/28は23:00まで)
入館料:平日一般 2,000円、土日一般 2,200円
毛利庭園
毛利庭園では ”和の屋外照明を再定義する” として《yomosugara》というライトアップが行われます。
場所:六本木ヒルズ 毛利庭園
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 16:00〜23:00
9月29日(日) 16:00〜20:00
六本木ヒルズ アリーナとウェストウォーク
六本木ヒルズのアリーナでは特に多くのパフォーマンスなどが予定されています。
アトリエ シス《エフェメラル コレクション》
シドニーを拠点とするアートスタジオAterlier Sisuが光と音の没入型の作品を展開します。
▲もうアリーナに運び込まれ設置作業が進んでいます。
このインスタレーションをバックに様々なアーティストがパフォーマンスを繰り広げるのでしょう。
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 11:00〜23:00
9月29日(日) 11:45〜20:00
カテゴリー:インスタレーション
メイメージダンス《沈黙の島―新たなる楽園―》
台湾の現代舞踊団「メイメージダンス」のパフォーマンスです。
日時:
9月27日(金) 18:40〜19:10
9月28日(土) 18:30〜19:00
9月29日(日) 18:00〜18:30
カテゴリー:パフォーマンス
エレクトロニコス・ファンタスティコス!《電磁盆踊り》
日時:9月29日(日) 16:30〜, 19:20〜
カテゴリー:パフォーマンス
GA•GA•GA《GA•GA•GA ライブパフォーマンス》
日時:9月29日(日) 17:300〜17:30
カテゴリー:パフォーマンス
吉田亜希《KinGyo24》
日時:9月28日(土) 16:30〜, 21:30〜
カテゴリー:パフォーマンス
アオイツキ&上野雄次《ヒッチハイカー季節》
アオイヤマダと高村月のユニット「アオイツキ」と花道家の上野雄次とのコラボレーション。
今回アリーナでパフォーマンスを行うアーティストの中で、知名度は一番かもしれません。
日時:9月28日(土) 17:30〜, 22:30〜
カテゴリー:パフォーマンス
髙橋匡太《ポンギリング ―ひかりの花のパレード―》
人々が光る花型のうきわを身に着け、国立新美術館から東京ミッドタウンを通過し、六本木を練り歩きます。
最後に六本木ヒルズアリーナでパフォーマンスを繰り広げる予定ですが、これがおそらく土曜日のクライマックスになると思います。アリーナ周辺は特に混雑するはずです。
日時:9月28日(土) 19:30〜21:00
カテゴリー:パフォーマンス
ウォーターメロン・シスターズ(西瓜姉妹)《スイカ姉妹 六本木降臨!》
台湾のクィア姉妹よるパフォーマンス。別会場のイグノポールでもインスタレーションを展開しています。
日時:9月27日(金) 19:30〜20:00
カテゴリー:パフォーマンス
王睘 土竟(荒内佑 + 千葉広樹)《王睘 土竟》
会場周辺の環境をリアルタイムで採取し再構築する音楽を展開します。
日時:9月27日(金) 22:30〜23:00
カテゴリー:パフォーマンス
次の各作品はアリーナ以外での展示になります。
ツァイ&ヨシカワ《豊穣の宝石 ‒ Reflection》
台湾出身のツァイと日本出身のヨシカワというロンドン在住のアーティストデュオ。
▲インスタレーションのセットアップは終わって後は電源を入れるだけ?
場所:ウェストウォーク 2階
日時:9月27日(金)〜10月14日(月)
カテゴリー:インスタレーション
平山亮・平山匠《平山プロダクション》
場所:ウェストウォーク 2階
日時:9月27日(金)〜10月14日(月)
カテゴリー:インスタレーション
杉謙太郎《六本木の花》
場所:ヒルズカフェ/スペース
日時:
9月27日(金) 18:00〜22:00
9月28日(土) 18:00〜22:00
9月29日(日) 18:00〜20:00
カテゴリー:パフォーマンス
森美術館
六本木ヒルズの森美術館では9月25日(水)からルイーズ・ブルジョワの《地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ》展が始まっています。
ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ
アメリカのインスタレーションアートの作家であるルイーズ・ブルジョワの大規模個展です。
▲六本木ヒルズ66プラザの巨大な蜘蛛のオブジェの作家と言えば分かりやすいでしょう。
六本木アートナイトの夜は23時まで時間を延長して開館します。
会場:六本木ヒルズ 森美術館
会期:2024年9月25日(水)〜2025年1月19日(日)
料金:平日一般 2,000円、土日一般 2,200円
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東京ミッドタウン
もう一つの大規模会場が東京ミッドタウンです。
久保寛子《あおぎつね》
場所:東京ミッドタウン ガレリアB1階
日時:9月27日(金)〜10月14日(月) 11:00〜23:00
カテゴリー:インスタレーション
久保寛子《あおぎつね》サテライト
場所:東京ミッドタウン ガレリア1階、2階
Rice Field – ガレリア1階、2階吹き抜け
ストリートアミュレット – ガレリア1階、2階
青い尖底土器 – ガレリア1階インフォメ
日時:9月27日(金)〜10月14日(月)
9:30〜0:00(1階)、11:00〜20:00(2階)
カテゴリー:インスタレーション
チェン・プー(陳普)《モスモ》
場所:東京ミッドタウン プラザ1階
日時:9月27日(金) 17:30〜29日(日) 20:00
カテゴリー:インスタレーション
髙橋匡太《ポンギリング ―ひかりの花のパレード―》
日時:9月28日(土) 18:30〜19:30
カテゴリー:パフォーマンス
丹羽優太《DESIGN & ART WALL #TOKYO MIDTOWN AWARD》
場所:東京ミッドタウン プラザ1階の仮囲い
日時:9月27日(土)〜終了日未定
カテゴリー:パフォーマンス
髙橋美乃里 《everyday tactics 2024》
場所:東京ミッドタウン ガレリア2階
日時:9月27日(金)〜10月6日(日) 11:00〜20:00
カテゴリー:作品展示
蓮沼執太フィル 《ROPPONGI STREET THEATER #06 Performance 01》
音楽を中心にした多様な作品制作、活動を行う蓮沼執太(はすぬま・しゅうた)率いる「蓮沼執太フィル」のパフォーマンスです。
場所:東京ミッドタウン キャノピースクエア
日時:
9月27日(金) 12:00〜13:00 公開リハーサル
9月27日(金) 19:00〜20:00 本番
カテゴリー:パフォーマンス
蓮沼執太チーム《ROPPONGI STREET THEATER #06 Performance 02》
蓮沼執太のこちらはバンド編成によるパフォーマンスです。
場所:東京ミッドタウン プラザ1階「妙夢」付近
日時:
9月28日(土) 13:00〜13:30、15:00〜15:30
カテゴリー:パフォーマンス
▲この安田侃(やすだ・かん)の作品《妙夢》の周辺で蓮沼執太(はすぬま・しゅうた)のパフォーマンスが行われます。
キャノピースクエアと違い屋根がないので、雨天時はB1階のやはり安田侃の作品《意心帰》周辺に場所を移すそうです。
スイッチ総研《六本木アートナイトスイッチ2024》
スイッチ総研は東京ミッドタウン、それと隣接する港区立檜町公園の2個所でパフォーマンスが予定されています。
場所:東京ミッドタウン キャノピースクエア、檜町公園
日時:9月29日(日) 19:00〜20:00
カテゴリー:パフォーマンス
TOKYO MIDTOWN AWARD 2024 FINALIST EXHIBITION
プラザB1階やメトロアベニューでは「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024 FINALIST EXHIBITION」としてファイナリスト作品が展示されています。
場所:東京ミッドタウン プラザB1階、メトロアベニュー
日時:9月27日(金)〜10月9日(水) 6:30〜0:30
カテゴリー:作品展示
実はすでに展示は始まっています。
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デザインハブ 「ROOTS OF FUTURE 過去を探って、未来を見つける」
東京ミッドタウン内にいくつかある文化施設のうちの一つ「デザインハブ」が今年は六本木アートナイトに正式参加です。
▲展覧会は《ROOTS OF FUTURE 過去を探って、未来を見つける》。
1950〜2020年代の日本のデザインアーカイブを紹介する展覧会です。
六本木アートナイト期間中は20時まで開館時間を延長します。
場所:東京ミッドタウン ミッドタウン・タワー5階
会期:9月20日(金)〜10月25日(金) 11:00〜19:00
会期中は無休。9/27〜9/29は20:00まで開館
料金:無料
サントリー美術館 《英一蝶》展
東京ミッドタウン内の美術館「サントリー美術館」も六本木アートナイト参加施設です。
▲今年の展覧会は《没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―》。
元禄年間に活躍した絵師、英一蝶(はなぶさ・いっちょう)の没後300年を記念する展覧会です。六本木アートナイトの夜は閉館時間を22時まで延長します。
なお、サントリー美術館は原則として館内撮影禁止です。
場所:東京ミッドタウン 3階 サントリー美術館
会期:9月18日(水)〜11月10日(金) 10:00〜18:00
9/27, 9/28は22:00まで開館
料金:一般 1,700円
21_21 DESIGN SIGHT 《ゴミうんち》展
東京ミッドタウンの裏手にある21_21 DESIGN SIGHT。デザイン専門の美術館です。
今年の展覧会は《ゴミうんち》展。六本木アートナイトの夜は閉館時間を22時まで延長します。
場所:東京ミッドタウンガーデン
会期:9月27日(金)〜2025年2月16日(日) 10:00〜19:00
9/27, 9/28は22:00まで開館
料金:一般 1,400円
《六本木六軒:ミケーレ・デ・ルッキの6つの家》展
21_21 DESIGN SIGHTの本館と並んで建つ「ギャラリー3」。イタリアの建築家でありデザイナーでもあるミケーレ・デ・ルッキが新作彫刻6点を公開しています。
▲展覧会タイトルの ”六本木六軒” というのは、六本木の地名が江戸時代にそこにあった六軒の武家屋敷を由来とするという説からインスピレーションを得たものです。
こちらも六本木アートナイトの夜は閉館時間を22時まで延長します。
場所:東京ミッドタウンガーデン21_21 DESIGN SIGHT’ギャラリー3
会期:9月20日(金)〜10月14日(月) 10:00〜19:00
9/27, 9/28は22:00まで開館
料金:無料
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国立新美術館
乃木坂駅直結の国立新美術館も六本木アートナイトの重要な会場。
田名網敬一《記憶の冒険》
再評価を象徴するかのような国立の美術館での大規模回顧展《記憶の冒険》。
その開幕を見届けるかのように亡くなられた田名網敬一の展覧会です。
▲建築とアートを巡るのブログや日曜美術館でも紹介されるなどその業績が多くの人に見直されています。
ざっと見るだけでも2時間以上かかる密度の濃い展覧会ですから時間には余裕を持って。
また美術館前庭に展示されている「金魚の大冒険」という作品は9月22日に係留用のロープが切れて展示を一時中止しています。9月27日の六本木アートナイト開幕までに修理が間に合うと良いのですが。
会場:国立新美術館
会期:8月7日(水)〜11月11日(月) 10:00〜18:00 (金土は20:00まで)
観覧料:一般 2,000円
髙橋匡太《ポンギリング ―ひかりの花のパレード―》
髙橋匡太の《ポンギリング》のスタート地点は国立新美術館。ここから東京ミッドタウンを経由して六本木ヒルズまで、六本木の街の中を練り歩きながら進むそうです。
日時:9月28日 18:30〜19:30
カテゴリー:パフォーマンス
ジェニファー・ウェン・マ《無題―インクのリズム》
展示場所:国立新美術館1階アトリウム
展示期間:9月25日(水)〜10月7日(月) 10:00〜18:00
観覧料:無料
小寺創太《フィラー》
展示場所:国立新美術館、六本木内各所
展示期間:9月27日(金)〜9月29日(日) 10:00〜20:00 (29日は18:00まで)
観覧料:無料。
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街なか – 六本木交差点周辺
六本木の街の中、その中心とも言える六本木交差点。この周辺には多くの作品が展示されます。
藤村憲之《呼吸する時計塔》
場所:六本木交差点
日時:9月27日(金)〜29日(日) 16:00〜23:00 (29日は20:00まで)
カテゴリー:インスタレーション
三塚新司《Slapstick》
場所は「六本木ラピロス」
▲要するに地下鉄六本木駅の駅ビルみたいなところです。
場所:六本木ラピロス
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 16:00〜23:00
9月29日(日) 16:00〜20:00
カテゴリー:インスタレーション
スイッチ総研《六本木アートナイトスイッチ2024》
スイッチ総研は麻布消防署仮庁舎建設用地、つまり旧麻布警察署の跡地でパフォーマンス予定です。
▲仮囲いの中で舞台らしきものの設置作業が進んでいます。
場所:麻布消防署仮庁舎建設用地(麻布警察署跡地)
日時:9月28日(土) 16:00〜16:20
カテゴリー:パフォーマンス
Tatsumi Nene
その麻布警察署跡地の仮囲いにもアート作品が展示されています。
今のところ六本木アートナイトの公式サイトでは紹介されていないのですが、たぶん参加作品です。
▲隣のABC側の仮囲いにはTatsumi Nene(辰巳寧々)の作品。
少し前まで六本木アートナイト2023のナカミツキの壁画が描かれていた仮囲いです。
展示場所:旧麻布警察署跡地仮囲い
展示期間:不明
カテゴリー:作品展示
Soh Souen
麻布警察署跡地の仮囲いにはアート作品がもう一つ展示されています。
これも六本木アートナイトの公式サイトでは紹介されていないのですが、たぶん参加作品です。
▲六本木通り側の仮囲いにはSoh Souen(ソー・ソウエン)の作品。
展示場所:旧麻布警察署跡地仮囲い
展示期間:不明
カテゴリー:作品展示
第3 サンビル
旧麻布警察署跡から六本木ヒルズ方面へ2,3軒先、ピラミデの斜向かいにあるのが「第3 サンビル」。ギャラリー「MoMoプロジェクト」が入っているビルです。
ジャン・ファンユー(張方禹)《環》
台湾のVJアーティスト、ジャン・ファンユーによるレーザーを使ったインスタレーション。夜になれば通りからも見えると思います。
場所:第3 サンビル1階
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 16:00〜23:00
9月29日(日) 16:00〜20:00
カテゴリー:インスタレーション
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街なか – 芋洗坂
六本木の有名な坂道「芋洗坂」。六本木の交差点からけやき坂の下まで続くこの坂道沿いにも作品が展示されています。
Roppongi Ignoppor(六本木イグノポール)
Roppongi Ignoppor(六本木イグノポール)でもインスタレーションやパフォーマンスが行われています。
ウォーターメロン・シスターズ(西瓜姉妹)《ウォーターメロン・ラブ》
台湾のクィア姉妹によるインスタレーションです。
場所:六本木イグノポール 1階
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 16:00〜23:00
9月29日(日) 16:00〜20:00
カテゴリー:インスタレーション
シン・チー(辛綺)《光るガジュマルの木の下で》
場所:六本木イグノポール 2階
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 16:00〜23:00
9月29日(日) 16:00〜20:00
カテゴリー:インスタレーション
▲イグノポールの場所はここ。芋洗坂の中程です。
ジオットハウス
芋洗坂からロアビルの方に向かい、ハードロックカフェのストア横のビルが「ジオットハウス」という会場です。
ユェン・グァンミン(袁廣鳴)《日常戦争》
台湾を代表する現代アート作家の最新映像作品《日常戦争》のアジア初公開です。
ジオットハウスの壁面に映像が投影されると思います。
またこの辺りは六本木の再開発のため、いつ建物が取り壊されるかわかりません。もしかしたら六本木アートナイトの会場としては今年が最後かもしれません。
場所:ジオットハウス 1階
日時:
9月27日(金) 17:30〜23:00
9月28日(土) 16:00〜23:00
9月29日(日) 16:00〜20:00
カテゴリー:インスタレーション
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参加ギャラリー
これまで紹介した作品の他に、六本木エリアの多くのギャラリーがアートナイトに参加しています。
オールナイトで開場はしていないけど、六本木アートナイト期間中に鑑賞できるギャラリーと展覧会を紹介します。
ペロタン東京 − ダニエル・オーチャード個展
六本木ピラミデ1Fのペロタン東京ではアメリカのアーティスト、ダニエル・オーチャードの日本初の個展が開催されています。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月12日(木)〜11月10日(日)
時間:11:00〜19:00 (9/27, 9/28は21:00まで)
禪フォトギャラリー − 藤原敦 写真展「櫻川」
会期:2024年9月27日(金)〜10月19日(土) (9/29は休廊)
時間:12:00〜19:00
フジフイルム スクエア
東京ミッドタウンのウエスト 1F、外苑東通りに面したフジフィルム スクエアは富士フィルムの総合ショールームですが、常に写真展が開催されています。また写真やカメラの歴史をたどる写真歴史博物館もあり、往年の名機や歴史的な価値のあるカメラ、そして写真史上の貴重な写真などをみることができます。
▲六本木アートナイト期間中にはフランスの写真家ロベール・ドアノーの写真展を開催しています。東京都写真美術館の外壁に掲げられている印象的な写真作品「パリ市庁舎前のキス」の写真家です。
「六本木アートナイト2024」のWeb告知画面もしくはイベントガイドを受付に提示すると、毎日先着50名に粗品進呈だそうです。
入場は無料です。なお館内は撮影禁止です。
会期:2024年8月29日(木)〜10月30日(水)
時間:10:00〜19:00
料金:無料
ワコウ・ワークス・オブ・アート − フィオナ・タン
六本木ピラミデ3Fのワコウ・ワークス・オブ・アートではドイツの現代アーティスト、グレゴール・シュナイダーの常設展を開催しています。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月27日(金)〜終了日未定
時間:12:00〜18:00
小山登美夫ギャラリー − 長井朋子展「単管パイプと花柄のパターン、ねこのシールに貝殻のネックレス」
complex665 2Fの小山登美夫ギャラリーでは長井朋子の新作ペインティングをメインにした個展「単管パイプと花柄のパターン、ねこのシールに貝殻のネックレス」を開催しています。
▲カワイイようで不気味でもある不思議な世界。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月14日(土)〜10月12日(土)
時間:11:00〜19:00
シュウゴアーツ − ShugoArts Show
complex665 2Fのシュウゴアーツでは三嶋りつ惠、小林正人、千葉正也など所属アーティストによるグループ展《ShugoArts Show》を開催しています。
なお会期は9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月21日(土)〜10月12日(日)
時間:11:00〜18:00
タカ・イシイギャラリー − 《畠山直哉「津波の木」》
complex665 3Fのタカ・イシイギャラリーでは畠山直哉「津波の木」。
▲タイトルから想像できるとおりで、東日本大震災での津波の痕跡をとどめる樹木や風景を記録した作品群です。
なお会期は9月28日(土)が最終日です。
会期:2024年8月31日(土)〜9月28日(土)
時間:12:00〜19:00
TARO NASU − ブノワ・ピエロン「Fabric softener」
六本木ピラミデ4FのTARO NASUではブノワ・ピエロンの「Fabric softener」を開催しています
▲家具の形をしたインスタレーションや写真作品など。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年8月31日(土)〜9月28日(土)
時間:12:00〜19:00
Yumiko Chiba Associates − 《高松次郎》
六本木ヒルズのYumiko Chiba Associatesでは日本の前衛芸術家でハイレッドセンターの ”ハイ”、高松次郎の個展を開催しています。
Yumiko Chibaの場所は六本木ヒルズのハリウッドビューティープラザ、ザラ(ZARA)が入っているビルの3Fです。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月10日(火)〜10月19日(土)
時間:12:00〜19:00
ギャラリー・アートアンリミテッド − 米山由夏|MONOCHROME
乃木坂の駅にも近く外苑東通り沿い、あのジャニーズ事務所本社ビルの斜向かいにあるギャラリー・アートアンリミテッドでは建築空間や日常の事物を赤い油彩でくアーティスト米山由夏の個展を開催しています。
六本木アートナイトの夜、9月28日(土)は「米山本気(ガチ)の在廊ナイト」として17:00から19:00までの2時間、作家が在廊します(参加費 1,000円)。
なお翌9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月11日(水)〜10月12日(土)
時間:13:00〜18:30
米山本気(ガチ)在廊ナイト
日時:2024年9月28日(土) 17:00 – 19:00
参加費:1,000円(ドリンク付き)
日動コンテンポラリーアート − 《Gibi / コミック》
新国立美術館から星条旗通りをちょっと下ったところにある日動コンテンポラリーアートでは常設展が開催されてます。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月27日(金)〜10月5日(土)
時間:11:00〜19:00
s+arts(スプラスアーツ) − 《片山穣 “ever where”》
六本木の龍土町美術館通りからちょっと入ったs+arts(スプラスアーツ)では前澤妙子 個展 ” 宇宙少年少女-Anti Gravity “を開催しています。
なお9月29日(日)は休廊です。
会期:2024年9月27日(金)〜10月12日(土)
時間:12:00〜19:00
AXISギャラリー − 第5回 Visionary Thinking 展 「MOVE」
飯倉片町にも近い、というか最近は麻布台ヒルズに近いと言うのかもしれませんが、六本木5丁目の文化施設AXISビルのギャラリーも六本木アートナイト2024に参加です。
スカパー JSAT 、スズキと金沢美術工芸大学の共同研究の成果発表展で、9月27日は学生による公開プレゼンテーション。実際の展示は翌28日からになります。
会期:2024年9月27日(金)〜9月29日(日)
時間:11:00〜19:00
クマ財団ギャラリー − 沖田愛有美 個展『祝福は傷口を伝っていく』
星条旗通りの日動コンテンポラリーのちょうど裏側がクマ財団ギャラリーです。
会期:2024年9月26日(木)〜9月30日(月)
時間:12:00〜19:00
Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi − 田村幸帆「Breath」
東京ミッドタウンの向かいの深作ギャラリーも六本木アートナイト2024に参加。
会期:2024年9月21日(土)〜10月5日(土)
時間:11:00〜19:00
文喫 六本木 − 「幻惑するリテラチュア」
かつての文化発信地ABC跡にできた入場料のある本屋、文化を喫する「文喫(ぶんきつ) 六本木」。
ここではイマーシブシアター団体「ムケイチョウコク」とコラボした2つのイマーシブ(没入)体験を愉しめます。
ボイスフレンド「Whisper to you」
会期:2024年9月26日(木)〜10月27日(日)
体験時間:約30分
声の出演:鈴木拡樹
料金:1,980円。事前予約・日時指定制
イマーシブシアター「明晰夢」
会期:2024年9月26日(木)〜10月27日(日)
開催時間:開催日の19:30集合、19:45開演、21:45終演
料金:11,000円(登場人物チケット)、7,200円(コトノハチケット)
チケット購入、詳細情報は公式サイトからどうぞ。
PR参加店舗
六本木ヒルズ、東京ミッドタウンの各店舗では六本木アートナイトの期間中、商品やサービスの割引、プレゼントなどの企画が行われています。
各施設ごとの参加店舗や特典については六本木アートナイトのサイトで確認してください。六本木ヒルズの店舗、ミッドタウンの店舗一覧です。
そして六本木商店街からも参加店舗がいくつかあるようです。
ハードロックカフェ東京
▲ハードロックカフェではこちらの特典ページを提示することで会計金額から10%OFF。
なお今年はトニーローマは参加していないようです。注意してください。
アマンド 六本木店
▲最近またリニューアルしたアマンドでは六本木アートナイト限定の特別メニュー「夜パフェ」を提供します。
これも特典ページを提示してオーダーします。
販売期間は六本木アートナイトの3日間だけ、販売時間は17時から21時までですが、食材がなくなり次第終了だそうです。
MAHARAJA 六本木
アマンドの裏手のビルにあるディスコ「MAHARAJA 六本木」も六本木アートナイト2024参加店舗。
▲芋洗坂を下りていきなりステーキの隣「六門」というビルの7Fと8Fがマハラジャです。
特典ページを提示することで『MAHARAJAオリジナルDVD』がもらえます。休前日は29時つまり翌朝5時まで営業しているので終電を逃してしまったらマハラジャへ。ただしドレスコードが厳しいので事前にチェックしておくのが良いです。
V2 TOKYO
六本木でも最大級の人気クラブ「V2 TOKYO」も六本木アートナイト2024参加店舗。
特典ページを提示することでV2 TOKYOオリジナルシャンパン720ml 1本プレゼントだそうです。
V2の営業時間はいつも29時。つまり翌朝5時まで営業していますし、女性は入場無料です。ただしここもドレスコードが厳しいので事前にチェックしておくのが良いです。
また以前のV2 TOKYOはロアビルにありましたが数年前に今の場所、Tower of Vabel(昔のトゥーリア跡地)に移転していますから間違えないように。
PRこのように、始まる前から街中がアートとイベントで溢れているのが六本木アートナイトです。
六本木アートナイト2024 展示マップ
六本木各所のどこに誰の作品が展示されているか展示マップを用意しました。地図をタップすると大きな地図で見ることができます。
この地図を参考に効率的に観て回ってください。
六本木アートナイト2024 基本情報
六本木アートナイト2024
会期:2024年9月27日(金) 〜 9月29日(日) 会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースなど 料金:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料) 予約不要 |
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