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BUNDAN CAFE:日本近代文学館


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癒しの駒場公園

先日は駒場公園内にある旧前田邸についてレポートしましたが、実は駒場公園内にもう1つある文化施設日本近代文学館をご存知でしょうか。

今回はこの文学館内にあるBUNDAN CAFEをご紹介します。

駒場公園は京王井の頭線の駒場東大前から徒歩7分ほどの場所にある緑豊かな公園です。

近隣は閑静な住宅街なので、公園と言っても近隣の代々木公園のような人が大勢集まる大規模な公園とは違い、小規模ながらも緑が多くとても静かな公園です。

この静かな公園の中に日本近代文学館はあります。

日本近代文学館の成り立ち

高見順、小田切進ら有志の文学者・研究者が、文学資料を収集・保存する施設の必要を広く訴え、1962年設立準備会を結成しました。

そして、翌1963年財団法人 日本近代文学館が発足し、その動きが大きな反響を呼んで、15,000人にのぼる人から資料の寄贈や建設資金の寄付などの支援の申し出があり、

1967年4月現在の日本近代文学館が開館しました。

 

民間の財団

日本近代文学館はその名から国や都の施設と思われがちですが、実は民間の財団として、文学者、研究者、文学や書物を愛する方々と、出版社、新聞社はじめ各界からの協力で維持運営されています。2007年9月、資料の増加にともない、千葉県成田市に分館を

建設しましたが、その資金も、すべて募金によるものなのです。

 

BUNDAN CAFE

そんな施設の中にあるカフェがBUNDAN CAFE です。

で、当然のこのカフェも運営も民間によるもので、東京ピストルというクリエィティブカンパニーが総合プロデュース・運営をしています。

メニューのネーミングがいい

ここは静かな公園の中の静かな文学館の中の静かなカフェなのですが、そのロケーションもさることながら、なにが魅力的かというとメニューなのです。

1番のお気に入りは梶井基次郎の檸檬パフェですが、今日はブランチをいただきにきましたので、パフェは我慢です。

村上春樹とシャーロックホームズ

村上春樹の「ハードボイルド・ワンダーランド」の朝食セットとシャーロックホームズのビールとスープとサーモンパイをオーダー

テラス席最高

どちらも朝食には最適なセットです。

量もちょうどいい。そしてテラス席でいただきましたので新緑と風が気持ちいい!

本当にここは最高の場所です。

5月はテラス席のベストシーズンです。

店内もいいけど、わたしは断然テラス席ですね。

食後のコーヒー

ゆっくり食事をいただいた後はやっぱりコーヒーですね。

檸檬パフェは迷いに迷いましたが、今回はやっぱり我慢です。

なんだか時間が止まったような不思議な感覚になる場所です。

また、ゆっくり癒されにこよう!暑くなる前に。

店内の本は読み放題

テラスもいいけど1人の時間をゆっくり豊かにすごしたかったら店内もありです。

天井までの本棚にびっしりのこの書籍、どれもこれも読み放題です。

文学館だけあっていろんな方が来られてるんですね。

今や、芥川賞作家となった芸人の又吉さんのサインもありました。

とにかく、静かな時間をすごしたい人にオススメです。

日本近代文学館

目黒区駒場4-3-559:30−16:30

休館日:日曜・月曜、第4木曜、年末年始、2月と6月の第3週

BUNDAN CAFE

目黒区駒場4-3-55日本近代文学館1F

9:30−16:20

休業日:日本近代文学に準ずる、貸切営業あり

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