六本木ヒルズ森美術館で始まった「Chim↑Pom from Smappa!Group展「ハッピースプリング 」を早速鑑賞してきました。ものすごいボリュームなので、1回ではとても見きれず、何回も通って森美術館と虎ノ門のミュージアム+アーティスト共同プロジェクト・スペースを観てきました。虎ノ門会場の予約システムが変更になりました。(2022.4/6追記)会期終了
Chim↑Pomが2022.4.27よりChim↑Pom from Smappa!Groupへ改名することになったので、このブログでも名称を訂正します。(2022年4/19追記)
Chim↑Pom from Smappa!Groupが出した改名のお知らせにある、森美術館への2つのお願いの期日が5/15でしたので、どうなったのか5/16に行ってきました。(2022.5/16追記)
PRChim↑Pom from Smappa!Group/チンポムフロムスマッパグループとは
Chim↑Pom from Smappa!Groupの読み方はチンポム フロム スマッパグループです。2005年に結成した卯城竜太、林靖高、エリイ、岡田将孝、稲岡求、水野俊紀の6人によるアーティスト・コレクティブ(複数人のアーティストによるチーム)です。国内外の展覧会に参加するだけではとどまらず、これまでに実にさまざまなプロジェクトや展覧会を企画・実行しています。
今回の森美術館の展覧会は、毒に耐性を持ち進化しているネズミを捕獲する「スーパーラット」(2006〜)、烏の特性を生かして上空にカラスを集める「BLACK OF DEATH」(2008.2013)、メンバーの紅一点エリイの結婚式をデモ行進として展開した「LOVE IS OVER」(2013)などなど、これまで世間をあっと言わせてきたChim↑Pom from Smappa!Groupのラディカルな活動を一堂に集めた大回顧展です。
ただ、Chim↑Pomも言及していましたが、2006年のMUJINTO PROJECTでの展覧会「スーパー★ラット」で初発表したネズミの剥製のオリジナル作品が展示されていないことはとても残念です。
「スーパー★ラット」がどのような作品かというとネズミの剥製を黄色く彩色し頬に赤い丸、背中に黒い縞を施し尻尾はジグザグでポケモンのピカチュウに模したものです。
スーパーラットオリジナル作品の代わり?に展示されているネズミの剥製▼
よーく見ると「スーパーラット」いますね。▼
しかも、1匹ではなく、結構な数いることがわかります。どこにいるのか探してみてください。▼
Chim↑Pom from Smappa!Groupを知ってる人も、これを機会に知る人も楽しめる展覧会なので、論評は専門の方にお任せして、このブログでは、誰も教えてくれないのChim↑Pom from Smappa!Group展「ハッピースプリング 」の参加型・体験型作品のインタラクティブなポイントと虎ノ門のミュージアム+アーティスト共同プロジェクト・スペースの楽しみ方をまとめてみました。
PR
公共
公衆電話で会話を聞く
電話帳で見つけた見知らぬおばあちゃんを騙し、Chim↑Pom from Smappa!Groupのメンバー6人が各々1000円を出しあった6000円を、聞き出した口座に振り込む「オレオレ」という作品です。
この作品は、公衆電話(若い人にはピンとこないと思いますが、携帯電話が普及する前には街の至る所に設置されていた読んで字の如く公衆のための電話)の受話器を上げると、実際に見知らぬおばちゃんに「オレオレ」と言ってメンバーが話し出す会話が流れます。
会話は何パターンもあります。電話の横に手指消毒液があるので消毒したら、見知らぬおばちゃんとChim↑Pom from Smappa!Groupメンバーとの噛み合わない会話を聞いてみましょう。
電話をかける
これは「性欲電気変換装置エロキテル6号機」という作品で、キャプションの下に貼ってある「チ○ポム♡エロキテル」のステッカーに書かれている電話番号に電話をかけてみましょう。
その着信が電気となって横倒しになった電灯が明滅します。
隣の電灯だけでなく、上の階層の電灯も連動して明滅しますよ!▼
上にあがる
森美術館の展示室に入ると、何度かきたことのある人なら、その瞬間からいつもと違うことに気づくはずです。
会場の天井が恐ろしく低いのです。▼
天井が異常に低いのは、なんと!この上にもう一つの空間があるからなのです。天井の高い展示室を2階層分けているのです。
上へのアクセスはいくつかあります。
ハシゴを登る
心理的にこの空間の場合、さぁどうぞ!と用意されている階段よりも秘密めいた梯子で上に行ってみたいと思ってしまいました。
最初に上へ上がったのは、展示室奥に用意されたハシゴです。
ここにも手指消毒液が用意されています。▼
スーパーラット目線で上の空間へ▼
PR
階段で上がる
ハシゴでマンホールから上へ上がるアクセス以外に(スカートで行った方は安心してください)階段でアクセスするルートが2か所あります。
ちゃんとした階段。手前の映像はエリイがピンク色のゲロを吐く作品「エリゲロ」です。
この映像、なぜかすごい見入っちゃいました。▼
階段で上がるとパブパンデミックです。▼
パブパンデミック▼
もう1か所の階段は、ハシゴ同様に工事現場で使用している仮設のもの▼
上の階層の様子です。
上に広がるのは、アスファルトで覆われた巨大空間「道」です。
「道」は、建築家周防貴之との協働で構想・制作された巨大なインスタレーションです。
PR
ゴミ袋の中へ
2階層に分かれた展示室の吹き抜け空間に設置されているのが、巨大なゴミ袋「ゴールド・エクスペリエンス」です。この作品は中に入って体験することができます。
体験時間は1分間。2名1組(1人でも可能)作品横にいる係の方に体験希望を伝えると、空いていればその場ですぐに、そうでない場合は、予約して体験時間になったら戻ってきて体験します。ゴミ袋の中はトランポリンになっているので飛んだり跳ねたりできます。ついつい年齢を忘れてはしゃいでしまいました。
追記:久しぶりに体験してみたら、飛んだり跳ねたりNGでただ中で歩くだけに変更されていました。▼
展覧会の内容が濃いので、最初体験時間は45分後と言われて、そんな先なら今回はやめようかと思いましたが、45分なんてあっという間でした。むしろ鑑賞途中に時間になってしまって慌てて戻ったくらいです。
ゴミ袋の中の様子▼
後日行った時には調整中となっていました。こんなこともあるようです。こんなことがあると体験できるかどうかは運ですね。空気が抜けてしまって、まるでしょんぼり落ち込んでいるみたいです。▼
フクシマ
ピンポンを押す
子供の頃に誰もが一度は経験したことのあるポンポンダッシュ。そんな、あったら押したくなるピンポンが開かない扉の横に意味ありげに設置されています。美術館って基本作品に触ってはいけないしなぁ…という大人になってしまった思考回路。
でも、押したい!はい、押しました。どうなるかは実際にやってみてください。勿体ぶって書いていますが、特にすごいことは起きません。▼
PRヒロシマ
全方位折り鶴
折り鶴を使った「パビリオン」(2013年-)は、2013年の展覧会会場となった旧日本銀行広島支店にあった世界中から届けられる折り鶴をピラミッドのように積み重ね、中をくり抜ぬきガラスをはめたもの。中に入ると、その無数の折り鶴に全方位囲まれる体験ができる作品です。▼
折り鶴山の中の様子。上下左右全てが折り鶴で満たされている空間です。▼
鶴を折る
折り鶴のピラミッドのそばにある「ノン・バーナブル」(2017年)は、折り鶴を実際に鑑賞者が折って、プロジェクトに参加できるコーナーです。▼
広島から借りた折り鶴を四角い折り紙に戻したものが置いてあり、それを再度折り鶴にして広島に戻すことで、保管場所が必要となる折り鶴の数は増やさずに、人々の平和を祈る気持ちだけが蓄積されるという気持ちのリサイクルプロジェクトです。▼
参加しようとしたものの、何十年ぶりすぎて鶴の折り方が忘却の彼方。勉強して出直します。
PR
ヒロシマを知る
2008年、広島の公立美術館での展覧会前に広島の原爆ドーム上空に飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いた作品「ヒロシマの空をピカッとさせる」(2009年)を制作しました。
Chim↑Pom from Smappa!Groupの意図は、蔓延する「平和」への無関心を漫画的に可視化するというものでしたが、誤解が誤解を生み憶測と入り混じって、予定されていた展覧会は中止となりました。このようないわゆる大炎上した作品やプロジェクトなどの記事などを閲覧することができます。▼
祈り
この作品は体験型でも参加型でもありません。ノリノリのバンドのライブで散々盛り上がった後半にしっとりとしたバラードを流すように、ラディカルでチャレンジングな作品が続いた後に、スーッと心に染み入ってきた2作品です。
広島に投下された原爆の残り火を灯し続ける作品「ウィー・ドント・ノウ・ゴッド」です。本当に炎を展示しているのを見るのはワタリウム「視覚トリップ」に出品されているナムジュンパイクの「キャンドルTV」「ニューキャンドル」以外初めてです。▼
「ひとかけら」東日本大震災で被災した遺族が流した涙を凍らせたキューブが、冷凍ケースの中で展示されています。▼
向こう側
ツリーハウスで
「ジ・アザ―・サイド(向こう側)」にはDIYでツリー・ハウス「USA ビジター・センター」が建てられています。階段を登って靴を脱いで入るビジターセンターには一人づつの訪問に限定されています。▼
ツリーハウスの中から、映像を鑑賞することができます。▼
PRエリイを考察
最後はエリイを考察するセクションです。この部屋は靴を脱いで展示室内に響き渡るエリイの声に耳を傾けましょう。▼
金三昧
ミュージアムグッズ
濃密で盛りだくさんな展覧会を見終わって展示室を出ても終わりではありません。ミュージアムショップすらも作品の一つにしてしまうのがChim↑Pom from Smappa!Groupです。そこには、通常ありえないような実験的な「商品」が並びます。
このコーナーも行くたびにマイナーチェンジしていますので、目が離せません。▼
誰が購入するのか、この作品の行方が気になります。▼
車はチャレンジングですが、ガチャガチャなら気軽に購入できます。エリィの写真集「エリイはいつも気持ち悪い」が出てくるかもしれませんよ▼
くらいんぐみゅーじあむ
託児所を応援・利用
森美術館エントランスに設置されている託児所の開所日数はクラウドファンティングでの集金金額によって変わります。(クラウドファンディングは3/30で終了しました)また利用には予約が必要です。
託児所実施日時:展覧会期間中の毎週金、土、日 10:00~15:00 0歳3ヵ月~小学校6年生まで 詳細はこちらを!
PR訪問する度追記するコーナー
すでに3回訪問しましたが、訪問する度に変化しているところや、複数回見に行ったからこそ気づいたことなどを追記していきます。
変化する展覧会
「道」作品に「Pray for Ukraina」のコーナーが出現していました。▼
「新潮」図書館?も新設されていました。この隣には休憩所(銀のシート)が敷かれていました。▼
4回目に訪問した時には「道の育成中」の文字。
この空間が最終的にどう育成されるのか見届けたいと思います。▼
道で開催されるイベントなどの情報はこちらでチェックするといいようです。
本日は、タロット占いとパブリックマッサージが出店?していました。
占いもマッサージも料金はお札による投げ銭形式だそうです。▼
地味だけど気になる作品
実は御影石で作られているゴミ袋「ゴミの墓」▼
仕切りに使われている暗幕に投影されている「アースホール・オブトーキョー」▼
会田誠が出てくる映像作品▼
PR改名後どうなった?
Chim↑Pom がChim↑Pom from Smappa!Groupへ2022.4/27から改名することを発表したのは2022.4/19です。その際、二つのお願いとして以下をあげています。
1. Chim↑Pom from Smappa!Groupを正式名称として、全ての媒体や広報物において使用を徹底して頂くこと
2. 引き続き、Smappa!Groupの協賛金受け取りとロゴの掲載をご検討頂くこと
(引用元:Chim↑Pom from Smappa!Group公式HP)
その期日が2022.5/15だったので、何か名称部分が変更されたりしているのかどうか森美術館へ行ってみてきました。しかし、わたそが見る限り美術館のアーティスト名は全てChim↑Pomのままでした。
唯一森美術館の公式HPとSNSだけ『Chim↑Pom from Smappa!Group』と書かれいてる部分がありました。
それにしても、いよいよ展覧会は会期後半を迎え、雨の平日の月曜にもかかわらず館内はたくさんの人で賑わっていました。▼
作品「オレオレ」を聞くために電話に並ぶ列▼
作品『道』もだいぶ育ってきていました。これからファイナルに向けてラストスパートですね。
共同プロジェクト・スペース(虎ノ門会場)
森美術館だけでも1回じゃ見きれないのに、もう1カ所会場があるなんて、これ1日では無理じゃんっていう大回顧展です。
ここからは虎ノ門の共同プロジェクトスペースについて書いていきます。
鑑賞方法とアクセス
虎ノ門のミュージアム+アーティスト共同プロジェクト・スペースを鑑賞してきました。このスペースを鑑賞するには、森美術館展示室出口前の受付カウンターで当日予約が必要となります。
当日予約制なので、当日満席あるいは虎ノ門会場が閉場してから美術館に行った場合、再度森美術館の入場券が必要となります。▼
予約のシステムが変更(2022.4/6追記)
これまでは、森美術館の展覧会を鑑賞し終えた人だけが、その日の虎ノ門会場の予約ができるというシステムでした。
ですから、共同プロジェクト・スペースの開館が11:00-17:00なので、17時以降に森美術館へ来た人の鑑賞は物理的に不可能でした。
しかし、本日(4/6)訪問したところ、虎ノ門の共同プロジェクト・スペースの予約は、会期中の好きな日時を選んで予約することができるように変更されていました。ですから、今日見に行って来週でも来月でも空いていれば先の予約ができるということです。
改善されてる!
私、最初に観に行った日には当日予約が埋まっていて、後日わざわざ再訪して予約したんですけれどね。最初からこのシステムにしてくれていたらなぁと思う人は多いと思います。
いつ変更されたのか訊ねたところ、ここ1週間くらいだそうです。
ということは、会期終盤になると、共同プロジェクト・スペースの予約が埋まってしまって見られなくなる可能性があるということです。
いろんな意見が出たのか、森美術館の入口のQRコードをかざすところで「別会場での展示がある」旨が口頭で伝えられました。そんなこと今まで言われた事なかったなぁ。
更に、共同プロジェクト・スペースの看板が、これまでの入口1か所だけではなく、会場内、ミュージアムショップ、出口への通路などに増えていました。▼
PR虎ノ門会場
虎ノ門会場の開場時間は11:00-17:00です。1時間区切りの予約制で1時間ごとに完全入替性です。受付で予約券をもらって、会場までは電車などを使い各自で移動します。
森美術館から現地までは電車でだいたい20分ほどです。日比谷線の六本木駅から乗車し、虎ノ門ヒルズ駅下車徒歩8分ほどです。引換券に詳細な行き方が書いてあるので地方の方でも大丈夫です。
1時間の完全入替性ですが、鑑賞には1時間はかかりません。また11時から12時までの予約であれば、11時半に行っても11:45に行っても入場は可能です。ただし12時になったら出なくてはなりません。
鑑賞時間は、だいたい30分あれば大丈夫です。会場内は撮影禁止です。
展示内容<ネタバレ>
冒頭にも書きましたが、Chim↑Pom from Smappa!Groupのデビュー作といえばピカチュウに模したネズミの剥製のスーパーラットです。しかし、著作権の関係で大回顧展にもかかわらずその作品が出品されていません。
その作品「スーパーラット(千葉岡君)」がこの会場に展示されています。そこに流れるスーパーラットの捕獲の映像(2分53秒)は森美術館でも流れているものです。
入口のパネルには、Chim↑Pom from Smappa!Groupと美術館との対話のなかで生まれた見解の相違を契機に、議論を深める場所としてこの会場が設置されたという森美術館からの説明文がありました。
その壁の裏には「排除されても駆除されない Chim↑Pom from Smappa!Group2022年2月」の文字。まさにこの作品のことを表した言葉です。
さらに、Chim↑Pom from Smappa!GroupがコミッションしたEDI MAKIによる映像作品《ハイパーラット》が流れています。これはだいたい10分弱でループで流れています。
内容は、ネズミ目線で森美術館や六本木ヒルズなどを徘徊する映像と地下芸人のヘブリスギョン岩月の語りがミックスされた映像です。
映像の前に用意された椅子が9脚だったので、1回の予約枠は10人くらいなのでしょうか。30分ほど滞在しましたが、椅子が満席になることはありませんでした。
また、さらにもう一つモニターがあり、それは3月上旬に行われる予定の議論の様子を流すことになっているみたいです。
森美術館と虎ノ門のサテライト会場の2カ所鑑賞して完結する大回顧展になっています。今後も通って随時情報を更新予定です。
Amazonで購入できるChim↑Pomfrom Smappa!Groupの著作や作品集などをまとめてみました。
Chim↑Pomについてもっと知りたい、訪問前にこっそり予習しておきたい方はこちらからどうぞ。
改名
4/27よりChim↑Pomは、Chim↑Pomfrom Smappa!Groupへ改名しました。改名当日の4/27に森美術館へ行って見ましたが、「道」は順調に生育されていて色々変化が見られましたが、Chim↑Pomfrom Smappa!Groupへの表記変更は、まだ何もなされていませんでした。Chim↑Pomfrom Smappa!Groupが出した文章にも5/15まで猶予がありますので、見守りたいと思います。
2022.4/27改名当日の森美術館入口のアーティスト名表記▼
基本情報
Chim↑Pom from Smappa!Group展:ハッピースプリング 会期終了
2022.2.18(金)~ 5.29(日)10:00~22:00(火〜17:00)会期中無休
森美術館
港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 53階 MAP
・4歳から中学、高校、大学、院、短大、専門、入場料500円!期間:2022年3月14日(月)~5月5日(木)
・2名以上で18:00以降来場の場合一人1000円!期間:2022年3月14日(月)~4月10日(日)
入場料がお得になる情報の詳細はこちらから!
都内で観られるChim↑Pom from Smappa!Group
森美術館に出品されている「日本のアートは10年おくれている。世界のアートは7、8年おくれている」。これは、2008年に恵比寿の「NADiff a/p/a/r/t」が開設された時のプロジェクトの時の写真です。▼
さらに10年後の2018年に同じ場所で「日本のアートは」を開催しています。その時の展覧会の様子です▼
これはその展覧会の時に抜き出した床の一部にサインしたもの。恵比寿のNADiff a/p/a/r/t に常設展示されているので行かれた際は探してみてください。店内の階段の近くです。(大山エンリコイサム展開催中は片付けられていてみられませんでした。会期が終わったらまた出してくれるのかな)▼
渋谷駅の岡本太郎の壁画「明日の神話」にベニヤ板の作品を付け加えた事件をきっかけに2013年南青山の岡本太郎記念館でChim↑Pom from Smappa!Groupの「PAVILION」展が開催されました。
その時に岡本太郎記念館の壁に ”殺すな” という文字が描かれました。もちろん岡本太郎の「殺すな」のオマージュです。
左の写真はつい最近のもの。だいぶかすれましたが、知っていれば判読できます。
右は4年前の「殺すな」。蔦がモリモリですが、文字はまだ残っています。▼