なぜ、島根にきたかと言うと出雲大社参拝とこの足立美術館が目的だったからです。
出雲大社については島根の旅その1をどうぞ。
アメリカの日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening』が、全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2018年日本庭園ランキング」が発表され、足立美術館の日本庭園が「16年連続日本一」に選ばれています。
しかもすごいのはあの桂離宮を抑えての1位なんです。
これは期待も高まりますね。
まず、朝イチから美術館へ行くために美術館から徒歩1分のさぎの湯荘に宿泊しました。▼
この旅館の庭園もなかなかよかったのですが、やっぱり足立美術館には叶いませんね▼
温泉旅館で入館引換券を購入しました。少しお得になりますよ。▼
朝起きてまずは閉館している美術館前へ、まだ誰もいませんね。▼
立派な建物です。▼
公式には朝の9時開館ですが、実は8:30から入れるのです。8:30から入るにはやはり前日から宿泊しているのがベストです。すでに団体さんが並んでいます。▼
旅館の方に教わったのが、入館したら帰りのシャトルバスの整理券をとっておくということ。入場してすぐにこのようなものがあるので、安来駅までの帰りのバスを確保しておきましょう▼
だいたい2時間後位がいいですね。▼
2019年7月現在の連絡時刻表です。▼
バスはこんな感じ。そりゃすぐいっぱいになってしまいますね▼
8:30に入ってすぐ目の前に広がるのが庭園です。
まだスタッフが窓ガラスを拭いています。▼
これは同じ場所から10:07の様子です。すごい人ですね。▼
こちらは中の様子です。枯山水庭がよく見える場所です。これも開館直後の8:30過ぎ▼
まだ開館時間前の8:50位です。▼
こちらは10時過ぎ。混雑していますね。▼
何と言っても足立美術館はこの庭園がメインです▼
枯山水庭の解説です▼
実はお庭に出ることはできません。このように眺めるだけです。
だからこそこの美しさが保たれているのでしょうね。▼
どの季節もいいなぁ▼
足立美術館には2カ所の喫茶室があります。まずは枯山水庭が一番よく見える「翠」▼
メニューはこんな感じ▼
どうですか、この眺め。▼
はぁ美しい〜▼
遠くの山に滝が見えるのですが、わかりますでしょうか。これは人工的に作った滝です▼
喫茶室「翠」はゆったりとしたソファ席です▼
見てください!この眺め!!▼
開館して30分ほど庭園を眺めたらすぐに喫茶室へ。喫茶室は9時からです▼
この景色を眺めながら頂く朝の珈琲は最高でした。最高過ぎて長居してしまいましたね。だって、枯山水庭はここの喫茶室からの眺めが一番いいのです。▼
もう一つの喫茶室「大観」です。
メニューはこんな感じです。ここからは池が見えますよ▼
もちろん、出雲ぜんざいです▼
喫茶室から見える池庭▼
鯉が優雅に泳いでいるのを眼下に見ながら頂く出雲ぜんざい。▼
喫茶室のはしごオススメ!▼
こちらはこんな感じのテーブル席です。ランチメニューもありますからね。▼
涼しげな眺めです▼
まだ、すいていますね。▼
足立美術館には、「生の額絵」や「生の掛軸」という仕掛けがあります。こちらは向こうの景色がそのまま掛け軸のなかにハマるという「生掛け軸」残念ながら人が入ってしまって思ったようには行きませんでした。▼
こちらは「生の額絵」です▼
ここも人が入ってしまいますね▼
これは生掛け軸の外から見た様子です▼
こうやって庭を眺めることができるので、人がひっきりなしにいますから、なかなか庭園だけを切り取ることは難しいです▼
こちらは非常に美しい「生の額絵」▼
生の額絵は複数箇所に設置されていますので、探しながら見学しましょう▼
「生の額絵」▼
展示室内は撮影禁止ですが、庭園は中から外から撮影可能です▼
美しい場所を切り取っていますのでどこを撮っても絵になります▼
展示室にも膨大なコレクションがあります。が、こちらは撮影できませんのでこのブログでは割愛します。詳しくはこちら
2カ所の喫茶室をはしごしてたっぷり庭園を堪能して、満足して帰ってきました。東京からはかなり遠いのですが、わざわざ行く価値はあると思います。次は雪景色が見たいなぁ
足立美術館
島根県安来市古川町3209:00〜17:30(4-9月)〜17:00(10月〜3月)
入館料:大人2300円 大学生1800円 高校生1000円 小学生500円