巨大な航空公園
所沢の巨大な公園、その名も航空記念公園内にある航空発祥記念館へ行って来ました。
最寄りは西武新宿線の航空公園駅です。
略してはいるものの公園の名前がそのまま駅名になっているくらいですから、迷いようがありません。
駅を降りるとすぐにYS-11がお出迎えです。
はっきり言って気が遠くなるほど遠かったけれど、行ってよかったです。
YS-11
公園の入り口に鎮座するのがYS-11です。
YS-11は日本で初めて開発された、ターボプロップ双発近距離輸送機です。
しかし、2006年をもって日本国内では旅客機用途としての運航は終了しました。
ですから、もう飛んでいるのを見ることのできない貴重な飛行機です。
通常は機体の中には入れませんが、年に数回公開日があります。
次回はなんと!今週末の2018.5/20(日)10時から15時です。
予約は不要、直接現地に集合です。(雨天中止)
興味のある方は行ってみましょう!
C46A輸送機(天馬)
公園内に入り、記念館の前にも屋外展示の飛行機がありました。
カーチスC46A通称「天馬」です。
こちらはアメリカのカーチス・ライト社が開発した輸送機で、この機体は航空自衛隊入間基地で使用されていたものを公園開園時1980年に公園のシンボルとして一度解体して運び、展示されました。外観のみの見学で内部見学は行われていません。
航空発祥記念館
中に入るとたくさんの飛行機が目に飛び込んできます。
4階層分くらいある大空間に飛行機が浮いている姿は圧巻です。
他にベルヌーイやライト兄弟、リンドバーグなど飛行機に関わる偉人達のコーナーやシュミレターなどいろんな角度からの飛行機の展示があります。
子供はもちろん、大人でも楽しめる空間です。
彩翔亭
公園内には日本庭園と茶室があります。
飛行機を目一杯堪能したらここでちょっと一服です。
記念館にもカフェがありますが、この茶室の方がきっと大人は落ち着きますよ。
茶室の前の日本庭園には池があり、滝に鯉に蓮の花と風情のある景色が広がります。
和菓子とお抹茶をいただきながら空を飛ぶ憧れを胸に抱きつつ、新緑を味わいながらゆっくりできました。
航空公園自体はとんでもなく広大なので、今回はほんのさわりしか味ってませんが、いい時間を過ごすことができました。
天気のいい日にお弁当を持って出かけるのもいいかもしれません。
航空発祥記念館
9:00−17:00
月曜休館
彩翔亭
10:00−16:00
月曜定休