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シリーズ第二弾「MINIATURE LIFE展2」。撮影スポットや隠れキャラ。行く前に知っておきたい情報まとめ


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インスタで300万人以上のフォロワーを誇るミニチュア写真家、田中達也の「MINIATURE LIFE展2」が全国を巡回しています。

これまでに100万人以上を動員した「MINIATURE LIFE展」シリーズの第二弾で、約120点のミニチュア写真と写真の元になったミニチュア作品約50点。つまり170点前後の作品が展示される大規模展覧会です。
(会場によってはもっと小規模の場合もあるようです)

この展覧会での撮影の可否、鑑賞時間の目安、さらにフォトスポットや隠れキャラなど「MINIATURE LIFE展2」を見に行く前に知っていると便利な情報、行く前に読んできおきたい情報をまとめました。

なお、この記事は長野県上田市での展覧会の構成、展示作品を元に執筆しています。各地の展覧会では出展作品や会場構成が変更されている可能性があります。

インスタでフォローしている人にはお馴染みのミニチュア写真。

田中達也はジオラマ用人形と100均でも売っているような日用品を組み合わせてミニチュア世界を作り、それを現実の世界に見立てた写真作品をインスタグラムなどで発表しているミニチュア写真家です。

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展覧会構成

写真だけで100点以上という規模なので、Nature(自然)、Sports(スポーツ)、World Travel(世界旅行)、Workers(働く人)、Vehicle(乗り物)、Have Fun(楽しんで)、Adventure(冒険)、Family(家族)という8つのテーマごとにエリア分けして展示されています。

展示されている作品は写真作品がメインですが、ミニチュア作品も写真の近くに展示されているので、写真とミニチュア作品を並べて鑑賞することができます。

このミニチュアをどう撮るとこの写真になるのだろうか、アングルなどを考えながら鑑賞すると面白いです。

これは上田会場(サントミューゼ)のガラス窓に描かれた田中達也のイラストとサインです。

展示室の外側のパブリックなエリアに描かれていました。たぶん各地の会場でも展示室以外の場所に作品が置かれたり描かれたりしているのでしょう。会場に入る前から展覧会は始まっているのです。

ミニチュア写真とミニチュア作品

この展覧会が楽しいのはミニチュア写真と一緒にミニチュア作品も見られること。

作品を創作する裏側を見ることができる良い機会です。

▲ペーパークリップを空港の待合席に見立てた写真です。

▲その写真の元になったミニチュア作品。

ペーパークリップの質感はどう見てもペーパークリップなんですけど、これを写真に撮るとどう見てもベンチになるんですね。

▲奥に見える写真が「おスシティー」という作品。

手前に見えるのは実物と同じサイズの回転寿司セット。そこにジオラマ用の小さい人形を配置してビルが建ち並ぶ都市の町並みに見たています。

ちなみに高速道路に見立てたお寿司たちは実際にコンベアでぐるぐる回っています。

▲野外フェスでしょうか、ステージから大観衆を煽るボーカリストと彼女をサポートするギタリスト。

▲タネ明かしをするとこう。

ステージに見えたのはステンレス製のトレー。大観衆に見えたのはジェリービーンズ!

こういう作品が並んでいるのですから、それは観ているだけでも楽しいです。

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創作の現場

ミニチュア作品を制作し、それを写真に撮る。

つまり創作作業を2つこなして作品が完成します。

▲作品と一緒に田中達也のアトリエも再現されています。

このアトリエで作業が行われているのですね。まさに創作の現場を見ることができるのです。

ただ機材など完全に再現したものではないそうです。

また会場では田中達也ご本人による解説動画などもモニターで流されています。創作現場を見て解説を聞いて、いたれりつくせりで鑑賞することができます。

ご当地作品

会場ごとにご当地作品も登場しているようです。

▲長野県の上田なので真田幸村かと思ったら、信州そばでした。たしかに、上田は「刀屋」のような味もボリュームも満点な有名そば屋が多いですものね。

そばを滝に見立てた作品です。

写真とジオラマ人形

写真作品とミニチュア作品は別物なのですが、一部の写真作品にはミニチュア作品に使われていたジオラマ人形が出張しているものがありました。

▲イソギンチャクとクマノミの写真の額縁にはニモじゃなくてクマノミのミニチュアが置かれています。

▲ここも額縁に理容師さんとお客さんのジオラマ人形が置かれています。しかも姿見まで置かれていて芸が細かい。

ここで紹介した以外にも写真の額縁にジオラマ人形が置かれている作品がいっぱいあります。近づいてよーく探してみましょう。

サインに隠れた人間たち

各展示エリアはテーマ名が付けられています。青や緑など色別のパネルにテーマ名が書かれているのですが、そのテーマ名もよーく見てください。

▲Nature(自然)の t の字に人が腰掛けていますね。しかも t の字なのでtree になっています。

自然と人間の関係を上手く表していませんか?。

▲Vehicleには人が座ってハンドルを握っています。

自動車を運転しているのですね。

▲これは Have Fun のF の字でブランコをしている人。

このようなユーモラスだったりホロっとするような人間が描かれているので見逃さずに。

▲このように側面にイラストが描かれているものもあります。

パネル全部に描かれているわけではないのでイラストやメッセージが書かれていないか注意してみてください。

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隠れキャラたち

写真やミニチュア作品といった出展作の他に、額縁に置かれたジオラマ人形や、エリア分けのパネルに隠れたキャラやメッセージがありましたが、さらに他にも隠れたキャラたちがいます。

▲会場入り口や展示室の壁に、カッティングシートの人物や動物などが貼られています。

これも展覧会「MINIATURE LIFE展2」の一部なので、ちゃんと見てあげてください。たぶん会場ごとに数や場所は異なるでしょうが、思いがけない場所にもあるので会場、展示室内では天井から床までキョロキョロして探しましょう。

▲作品を見上げる小さな子ども。

このように小さいものもあります。

▲壁の上の方にもあります。

ここはミニチュア作品、写真作品それとカッティングシートと飛行機の3点セットになっていました。

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撮影について

写真撮影は可能です。動画撮影も可能です。

もちろん三脚/一脚、セルフィースティック(自撮り棒)、フラッシュ、ストロボの使用はNGです。

また#MINATURELIFE展 、 #ミニチュアライフ展 のハッシュタグを付けてSNSでシェアすることも推奨されています。

基本的に作品で撮影不可のものはありませんでした。

フォトスポット

この展覧会は作品の写真撮影可能な上にフォトスポットが3ヶ所も用意されていました。

▲「季節の衣替え」のところ。

この樹の手前に立って撮ると、写真作品と同じになるはずです。

▲このカフェの写真もフォトスポット。

椅子は実物です。座れます。

後ろのテーブルやポットを持つマスターなどは写真です。どのようなポーズが良いか事前に考えておきたいですね。

▲たぶん最後のエリアに置かれている「永遠に溶けない雪だるま」。これは台上に上って撮影することができます。

結婚指輪を雪だるまに見立てているんですね。

▲こんなイメージで撮れれば最高ですね。

鑑賞時間の目安

とにかく点数が多いので最低でも1時間は必要です。細部まで見て納得したいならそれ以上。

ミュージアムショップでゆっくり買い物をすることを考えると2時間ほどを目安にすると良いと思います。

限定グッズ

グッズ販売は会場ごとに異なると思うので割愛します。

MINATURE LIFEのグッズは公式ホームページを参照ください。

またMINATURE LIFE展、MINATURE CALENDARの関連商品はAmazonから簡単に購入できます。

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最後に

ポイントをまとめてみました。

・写真撮影可能、動画撮影可能

・フォトスポットは3ヶ所ある

・写真は約120点、ミニチュアは約50点

・ご当地作品がある

・展覧会は展示室のその前から始まっている

・作品は写真とミニチュアだけじゃない

・スマホは来場前にしっかり充電を

さすがに数百万人のフォロワーを持つだけあって、地方都市での開催でも多くのファンが来場し会場内はかなり混んでいました。会場の規模によっては余裕をもった作品展示ができず、混雑にさらに輪をかける可能性もありそうです。

もし予約制なら事前予約を、また可能なら平日の訪問を検討するのも良いと思います。

ミニチュア写真とミニチュア作品はその見立てのユニークさでたっぷり楽しめますし、ユーモアある会場構成も楽しいです。フォトスポットも3ヶ所あるので最後に電池切れにならないよう訪問前にカメラやスマホの充電を忘れずに。

基本情報

MINATURE LIFE 2展

上田市サントミューゼ
2022年9月16日(金)~ 10月30日(日)

名古屋市ナディアパーク
2022年11月3日(木)~ 12月4日(日)

盛岡市民文化ホール
2022年12月10日(土)~ 2023年1月29日(日)

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