東京ミッドタウンにあるFUJIFILM SQUAREにて「幕末明治の写真家が見た富士山」を見てきました。日下部金兵衛、フェリーチェ・ベアト、ハーバート・ポンティングといった明治の写真家が撮った富士山の写真です。
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幕末明治の写真家が見た富士山:FUJIFILM SQUARE |
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幕末明治の写真家が見た富士山:FUJIFILM SQUARE |
当時カラー写真の技術はなかったのでプリントに手彩色を施した写真は、古いけれど何とも不思議な味があり、デジタルに慣れた私には新しくさえ感じます。
また、遠くに雄大にそびえる富士山は当日の技術で、その姿をはっきりととらえることが難しく、ネガに書き起こしをしている写真もあり、実物より尖っている富士山の姿は異質でどこか異国の山のよう。
ただ、いつの時代も、日本人だけでなく海外の人々にとっても富士山は雄大でカメラを向けたくなる存在であったことは変わらないのだなということを実感しました。
残念ながら展覧会は本日終了です。
会場の写真撮影は禁止。
次回は「写真家・東松照明を見る」です。
こちらも第一部、第二部に分かれており期待大です。
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幕末明治の写真家が見た富士山:FUJIFILM SQUARE |