国立競技場や根津美術館、サニーヒルズやスターバックスなど大規模建築からカフェまで幅広い代表作で知られる世界的建築家の隈研吾は、木材をふんだんに使用した日本的な建築を数多く手がけることで知られています。
しかし、今回は木材ではなく、全国の隈研吾建築の中から私が訪れた事のある石でつくられた隈研吾建築を集めてみました。
PR<角川武蔵野ミュージアム>
いつできたの?
2020年11月にグランドオープンした新しいミュージアムです。
どこにあるの?
埼玉県所沢市の複合施設「ところざわサクラタウン」にある文化施設です。
誰がつくったの?
ところざわサクラタウンが所有・運営する公益財団法人角川文化振興財団がつくった図書館、博物館、美術館を融合した地上5階建ての複合文化施設です。
何がみられる?
各フロアで常時複数の展覧会及びイベントを開催しています。
漫画やアート、文学、音楽などそのテーマやコンセプトは多岐に渡ります。
詳細はこちらから▼
基本情報
角川武蔵野ミュージアム
開館時間: 休館日:毎月第1, 3, 5火曜日(祝日の場合開館・翌日休) 入館料:チケットは企画展などにより異なる 住所:所沢市東所沢和田3丁目31−3 ところざわサクラタウン MAP アクセス: 関越自動車道「所沢」ICから約8分 有料駐車場有 |
<STONE PLAZA 那須芦野・石の美術館>
いつできたの?
2001年1月21日に美術館として開館しました。
どこにあるの?
栃木県内でも有数の石の産地である那須町芦野地区。
かつては農協の米蔵として使用されていましたが、1970年代以降放置され荒れ果てた石蔵がありました。
大正から昭和にかけて建てられた石蔵が建築家、隈研吾の手によって石の美術館として再生しました。
誰がつくったの?
芦野石・白河石を取り扱う地元の石材会社株式会社白井石材が運営している美術館です。
景観や街づくりの為に、この古い蔵と芦野石を活かして新たな石の産地の象徴をつくる企画が美術館建設へとつながりました。
何がみられる?
美術館では企画展の他に「隈研吾と石」KENGO KUMA × STONEと題した隈研吾の石を用いた建築に関する資料展示を鑑賞することができます。
実際に石を用いた6点の原寸模型や写真、図面などが公開されています。
基本情報
開館時間:10:00~17:00 休館日:月曜日、冬季休館(12月末~2月末) 入館料:大人800円、小中学生300円 住所:栃木県那須郡那須町芦野2717−5 MAP アクセス:東北本線黒田原駅下車、関東自動車[那須町伊王野]行バス芦野仲町停留所すぐ 、タクシー約10分 車の場合東北自動車道「那須I.C.」より約30分、駐車台数:12台 |
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<ちょっ蔵広場>
いつできたの?
2006年に開業しました。
どこにあるの?
JR東日本の東北本線と烏山線の分岐駅である宝積寺駅(ほうしゃくじ・えき)の駅前です。
宝積寺駅も隈研吾による特徴的な設計の駅舎でそちらは木材が効果的に使われています。
誰がつくったの?
隈研吾設計によるちょっ蔵広場の建物は、元々あった大谷石を積んで作った古い石蔵をリノベーションした施設です。
栃木県高根沢町観光協会が運営するちょっ蔵情報発信館や飲食店などが入っています。
何がみられる?
古い米蔵を改築した「ちょっ蔵ホール」ではライブやイベントなどが開催されています。
基本情報
ちょっ蔵広場
住所:栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2416 MAP アクセス:JR東日本 東北本線・烏山線 宝積寺駅前 |
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