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東京メトロ銀座駅の吉岡徳仁パブリックアート「光の結晶/Crystal of Light」


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銀座の吉岡徳仁のパブリックアート

東京メトロ銀座駅にあるパブリックアート「光の結晶」デザイナー吉岡徳仁のパブリックアート作品です。銀座駅の光の結晶

東京メトロ銀座駅の地下道にある「光の結晶」は2020年10月に設置されました。

設置直後に少しひいて観察していると、通勤などの多忙な状態というのも相まってほとんどの方々が目もくれることなく素通りしていくのですが、1割くらいの人が「おっ」となっているのがみて取れました。

世界地図

遠目では一枚のレリーフのように見えますが、近づいてみると特殊なファセットを施した636個のクリスタルガラスがびっしりと集積しているのです。すごいですね〜▼

光の結晶

そして、この輝きの中には世界地図が用いてられているということなんですが、何度みても世界地図は見えません。この作品の世界地図が見えてる人はいるのでしょうか。

光の結晶のキャプション写真
輝く世界地図が描かれた(私には残念ながら見えませんが)この作品のコンセプトは「地球に生きるものとして世界がひとつになる」という平和への願いが込められているそうです。

光の結晶アップ

照明追加

こちらは設置直後の2020年の写真です。何度も書きますが、世界地図が見える方いますでしょうか。▼

そしてこちらは2021年2月の写真です。明らかに輝きが違うのがよくわかりますね。天井の光の反射が全然違います。輝きが増してるのは歴然なのですが、相変わらず世界地図は見えないようです。世界地図が見える見えないに照度はあまり関係ないみたいです。▼

この輝きが明らかに増したのはなんでだろうなぁーと周りを観察したら、正面にある円柱からスポット照明が当たってました。このスポット、以前は設置されていませんでした。▼

光の結晶スポットライト設置後写真

これがまだスポット照明が設置されていない時の写真です。2020年設置直後です。▼

光の結晶スポットライト設置前写真

東京メトロ銀座線は2017年になんと開業90年を迎えました。東京メトロでは、「伝統×先端の融合」というコンセプトのもと、銀座線全駅のリニューアルを行っていました。そのリニューアルの際に銀座に設置されたのがこのパブリックアートです。この作品には銀座にゆかりのある資生堂が協賛となっています。

こちらはまだスポット照明なしの頃に、接近して撮影した写真です。▼

そして、こちらは照明が設置されているものの、既存のパネル照明もスポットライトも点灯されてない時の写真です。

朝早い時間だったのでタイマーによる点灯がまだされていなかったのかもしれません。今後も通りがかる度に観察を続けたいと思います。▼

光の結晶の場所

東京メトロ銀座駅のB6出口付近にあります。銀座B6出口の先には銀座エルメスがありますので、エルメスのレンゾ・ピアノの建築やメゾンエルメスでの展覧会をみにいく時に素通りしないで鑑賞しましょう。ginza sony parkも近いですよ。

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