バルセロナにある未完の建築
アントニ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリアは、世界中に数ある有名建築物の中でも圧倒的な知名度を誇ります。
実際にサグラダ・ファミリアに行ったことはなくてもその存在を知らない人はいないでしょう。
というのも1882年に起工式が行われ設計者のガウディが亡くなり、141年経った現在もまだ建設中という事実も有名な要素の一つです。しかし、そのエピソードを抜きにしてもその個性的で壮大な建築は、1度目にしたら忘れることはできない荘厳な聖堂です。
そんな世界一有名な建築家による世界一有名な建築の展覧会「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が東京国立近代美術館で始まりました。
大盛況、大人気必須のガウディ展のチケット料金について、予約の有無は?チケットを買うのにも並ぶの?待ち時間はどのくらい?ミュージアムグッズ、展覧会オリジナルグッズは?写真撮影はできるの?鑑賞時間の目安は?前期後期の展示入れ替えって?音声ガイドは誰?どのくらい混んでいるの? などなど、どこにも書いていないガウディ展完全ガイドです!
実際に東京国立近代美術館を訪問して体験したガウディ展を見に行く前に知っておきたい情報をまとめました。滋賀会場、愛知会場でも同じような状況になると思いますので参考になれば幸いです。
会期途中ですが事前予約制が導入されました!(全日程完売)
また、大盛況につき臨時開館及び開館時間延長が決定!詳細は下部↓
PRガウディとサグラダ・ファミリア展
1852年スペインのカタルーニャ地方、タラゴナ県のレウス市に生まれたアントニ・ガウディがサグラダ・ファミリア聖堂を手がけたのは1882年からです。
ガウディが亡くなるまで生涯をかけて手がけたサグラダ・ファミリア聖堂の、その独創的な佇まいは140年以上経過した現在もまだ尚、未完の建築であるにもかかわらず世界中の人を魅了し続けてきました。
その未完の建築サグラダ・ファミリアがなんと!2026年に完成するだろうと言われています。
コロナで一時期工事が中断されたのをはじめ、これまでに幾多の困難を乗り換え、世紀を跨いで建築されてきたサグラダ・ファミリア聖堂の工事にいよいよ終わりが見えてきたというから驚きです。
今回は、そんなアントニ・ガウディのさまざまな仕事と共に特にガウディの代表的な仕事であるサグラダ・ファミリア聖堂にフォーカスした展覧会です。
展覧会は、スペインのバルセロナで実際にサグラダ・ファミリアを訪問したことがある人はもちろんのこと、行ったことのない人でも楽しめる内容になっています。
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ガウディ展の会場構成
展覧会は4章で構成されています。
ここで過去に開催された大竹伸朗展や民藝100年展の時のように2階の展示室は使われていません。ガウディ展は1階の展示室だけで完結しています。
▲1階展示室の平面図
1章 ガウディとその時代
2章 ガウディの創造の源泉
3章 サグラダ・ファミリアの軌跡
4章 ガウディの遺伝子
▲2章ガウディの創造の源泉 ガウディデザインの家具の展示です。
▲第3章 サグラダ・ファミリアの軌跡の展示の様子。
▲コンピューターのない時代、曲線的な建築を設計するのは至難の技でした。
▲ガウディの曲線的な造形はこうやって生まれたのです。感動!
ガウディ展の前期後期展示替え情報
ガウディ展では、前期と後期で展示替えが行われる予定で、第1章の資料展示の科学芸術委員会(編)の『エジプト誌』古代編第3巻第3葉 テーベ風景(前期展示)と、『エジプト誌』近代編第1巻第43葉 カイロ風景(後期展示)がその対象です。
また、前期と後期で資料のページ替えが3つあります。
ですから、大きな立体などが前期と後期で入れ替わったりするようなことはありません。
PRガウディ展の写真撮影について
ガウディ展は第2章と第3章だけが撮影可能です。
しかし、動画撮影はNG、フラッシュ、三脚、自撮り棒なども当然NGです。
また、撮影可能な3章にも一部撮影禁止の作品があるので要注意です。作品に撮影禁止マークがついています。
ガウディ展の映像
展覧会場内には、数カ所映像が流れています。
流れているのは大型モニターだったり小型モニターだったり大小さまざまですが、どれも最大で2分、中には30秒のものなど、映像は全てとても短く完結にまとめられています。ありがたいです。
最後の4章ではドローンで撮影した大画面の映像があり、ベンチが用意されています。
しかし、この大画面の映像もとても短くまとめられているので全ての映像をちゃんと鑑賞することが可能です。
また、キャプションや解説パネルの文字も大きめで、紙の作品リストが入口に用意されており、年齢層高めの方の訪問者が多い想定なのではないかと思います。
実際に、平日の午前中に訪問しましたが、来場者の年齢層はかなり高かったです。
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ガウディ展鑑賞時間の目安
会場は1階だけですが、じっくり見るなら2時間は欲しいところです。
とはいえ、映像は全て短く完結にまとめられていて、長いものはありませんし、大きな模型などが多いので、さらっと見ようと思えばいくらでも短縮可能です。
しかし、上階のMOMATコレクションも見るならば3時間コースは必須です。
ガウディ展のミュージアムグッズ
展覧会場の最後に特設のかなり広めのミュージアムショップが開設されています。
やっぱり展覧会でしか購入できないオリジナルグッズが欲しいですね。
展覧会場でしか購入できないオリジナルグッズ
スペイン名産のオリーブやポテチなどの食品、またサグラダファミリアのナノブロックなども販売されていますが、実はAmazonでも買えちゃいます。
やっぱりミュージアムショップで買うなら展覧会会場でしか購入できないガウディ展オリジナルグッズを買いたい!
ということでガウディの展覧会でしか購入できないグッズを中心に紹介します。
☆印は展覧会オリジナルグッズ、価格は全て税込
▲☆展覧会図録は3300円です。持って帰るのが重いな、、という方は通販での販売もあります。別途送料700円です。
▲左:ガウディとスペインのおじさんの手ぬぐい(1200円)や右:☆ポストカード(165円)
▲展覧会オリジナルグッズの最上段:☆硬質クリアファイル(660円)中段・下段:☆クリアファイル(495円)
▲☆かわいいグッズでお馴染みのEL COMMUN/エルコミューンの展覧会オリジナルグッズはとってもかわいい!全部展覧会オリジナルグッズです。
上段左・下段右:ペンケース(1650円)、上段右と下段右:ブックカバー(1650円)
▲全て展覧会オリジナルグッズ☆上段左:☆PETブックマーカー、要するにしおり(440円)、上段中央:☆定規(550円)、下段左赤いの:☆フレームマグネット(990円)、下段左手前黄色の:☆マグネット(660円)、下段中央丸いの:☆ソフト生地コースター(660円)、下段コースターとなり:☆EVAポーチ(891円)
▲なんと展覧会オリジナルのアクセサリーまで!ガウディを身に纏える。
☆ブローチ(4400円、5500円、6600円)、☆ピアス(4400円、5500円、6600円、8800円)、☆イヤリング(4400円、5500円、6600円、8800円)、☆ペンダント(12100円、15400円)、☆ビンズ(4400円、5500円)
▲展覧会オリジナルはマルチホルダーと上段のアクセサリーです。
下段中央:マルチホルダー(770円)、上段のアクセサリーは6490円〜11000円です。
▲こちらも全部展覧会オリジナルグッズです。上段左から:☆ノート(550円)、上段ノートの隣楕円:☆刺繍ブローチ(2750円)、☆ロゴ入り三角スケール(990円)、☆ロゴ入りボールペン(440円)、☆折り紙(550円)、下段左はオリジナルグッズではありませんが、ダイカットポストカード(220円)、☆刺繍キーホルダー(1760円)、☆刺繍ハンカチ(1430円)☆筆箱(1650円)です。
注目すべきは建築関係の仕事をしている方をターゲットにした三角スケールですね。
▲かわいいなと思ったのが、このガウディの姿とサグラダ・ファミリアが刺繍されたキーホルダーとハンカチです。
キーホールダーは小さなクッションのようなつくりで、モコモコしています。ニギニギしても気持ちいい。
お土産にもらったら嬉しいですね。
ガウディ展とシナモンロールコラボグッズ
コラボグッズ第2弾を7月22日(土)から販売開始しました。
これで展覧会限定デザインのコラボグッズ全アイテムが揃いました。
※コラボグッズはお一人様各種3個まで。
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ガウディ展の音声ガイド
ガウディ展の音声ガイドはお母さんがスペイン人でスペインにゆかりのある俳優の城田優さんです。
▲最近見た展覧会ではダントツに音声ガイドを聞いている人が多かったです。支払いは現金のみなのでキャッシュ持参を忘れずに。
ガウディ展をみる前に
国立近代美術館の展示室に入る前に、再入場はできませんのでトイレは済ましておきましょう。美術館にはありますが、展示室内にトイレはありません。
また、荷物はロッカーに預けましょう。模型などケースに入っていない展示品も多いです。カバンやリュックが展示物に触れて破損!なんてことにならないように荷物は無料のロッカーに!100円玉が返却されるシステムのロッカーなので、100円玉の用意も忘れずに!
ロッカーは美術館に入ってすぐ右側のトイレの手前にあります。
まとめます。
・再入場不可なのでトイレはすませておきましょう!
・荷物はロッカーに預けよう!
・無料ロッカーを利用するために100円玉を用意しておこう!
ガウディ展チケットと予約について
ガウディ展は事前予約制ではありません。いきなり美術館に行って当日券で鑑賞が可能です。
8/3入場分から事前予約制が導入されました。(全日程完売)
チケット料金
一般 2,200円
大学生 1,200円
高校生 700円
*変更!ガウディ展事前予約制導入
ガウディ展は、熱中症対策及び混雑緩和のため、2023年8月3日(木)入場分より日時予約制を導入することになりました。
予約は7月31日(月)10:00から可能!
猛暑の中、並ばなくてもいいのはありがたいですね。
すでにチケットを購入している方も事前予約することが可能です!(全日程完売しました)
予約をしてから訪問しましょう。
ガウディ展当日券の待ち時間について
オンライン日時予約券は完売しました。
これからの入場は当日券のみです。
どのくらい待てば当日券で入場できるのかまとめました。
日時予約をしていない場合は、整理券をもらって指定の入場時間になったら順次入場するシステムです。
<8/6(日)の当日券の場合>
9:40、9:30入場の整理券を配布=待ち時間10分/11:15、11:30入場の整理券を配布=待ち時間15分/13:25、13:30入場の整理券を配布=待ち時間5分/14:15、14:30入場の整理券を配布=待ち時間15分/16:25、16:30入場の整理券を配布=待ち時間5分
と、当日券でも5分から最大で15分の待ち時間でした。
<8/11(金・祝)の当日券の場合>
10:05、10:30入場の整理券を配布=待ち時間25分
10:45、11:00入場の整理券を配布=待ち時間15分
11:05、11:30入場の整理券を配布=待ち時間25分
11:20、12:00入場の整理券を配布=待ち時間40分
11:45、12:30入場の整理券を配布=待ち時間45分
12:10、13:00入場の整理券を配布=待ち時間50分
13:20、14:00入場の整理券を配布=待ち時間40分
13:50、14:30入場の整理券を配布=待ち時間40分
14:20、15:00入場の整理券を配布=待ち時間40分
14:50、15:30入場の整理券を配布=待ち時間40分
15:45、16:00入場の整理券を配布=待ち時間15分
16:20、16:30入場の整理券を配布=待ち時間10分
17:00以降=待ち時間なし
最大は12:10で待ち時間は50分でした。
<9/3(日)の当日券の場合>
開館前の9:45から待ち時間45分でスタートしてピークは午後13時台の2時間55分でした。
12:50に15:30入場の整理券配布=待ち時間2時間40分
13:05に16:00入場の整理券配布=待ち時間2時間55分
13:45に16:30入場の整理券配布=待ち時間2時間45分
14:20に17:00入場の整理券配布=待ち時間2時間40分
15:05に17:30入場の整理券配布=待ち時間2時間25分
以降、18:50になってようやく待ち時間0になったようです。
これから行くなら平日の夜ですね。
当日券で入れても会場内はかなり混雑しているようです。
*変更!ガウディ展臨時開館情報
【開館時間延長】
7/30(日)、8/6(日)、13(日)、20(日) ⇒ 9:30~18:00
8/27(日)~9/10(日) ⇒10:00~20:00
【臨時開館】本来休館の月曜も開館します!
8/28(月)、9/4(月) ⇒ 10:00~20:00
ガウディ展関連番組放送予定
ガウディ展の主催にはNHKが入っているので、今後ガウディ関連の放送予定が目白押しです。
会場での案内も公式サイトの案内も7月1日午前(= 6月30日深夜)に放送予定が集中していますが、6月30日夜から大雨情報の特番が入ったためガウディ関係の放送予定が変更になっています。
新しい放送予定は分かり次第追記修正します。
テレビ放映後は特に混雑が予想されますので、なるべく早めに足を運んだほうが良いでしょう。
ガウディ展の混雑予想
初日の午前中に訪問しましたが、予想を遥に上回る大盛況ぶりでした。
当日は日本が誇るガウディのサグラダ・ファミリア聖堂彫刻家の外尾悦郎氏などによる座談会があったので、余計に混雑していたとは思いますが、座談会がスタートする時間になっても展示室内の人が少なくなることはありませんでした。
今後、この勢いは衰えることなく、会期終盤に向けて右肩上がりに入場者は増えていくとはずです。
空いていそうな日を狙うなら天気の悪い日、あとは夜間開館(金土は20時まで開館)もいいかもしれません。
というのもテレビ放映のあとは尚更ですが、テレビを熱心に見ている年齢層の高め世代の方が多いので、午前中は通常の国立近代美術館に比べると人は多めかもしれません。
この傾向を逆手にとって、むしろ遅い時間の方が、若干人は少なくなるのではないでしょうか。
6/17(土)は13時から17時の間は入場制限が行われ、展示室入場待ち時間が最大30分、チケット購入の待ち時間が最大20分でした。
合計で50分並んだ方々がいたようです。しかし、17時過ぎには待ち時間が解消されました。
ガウディ展の待ち時間情報
8/3より事前予約制導入されました。
ガウディ展で入場制限が行われ待ち時間が発生した日を記録していきます。
今のところ、入場制限が行われているのは土日だけです。
7/15.16は通常の開館時間を延長して9:30〜、7/23(日)は9:30〜18:00になりました。
・日付、天気、①待ち時間が発生した時間帯 ②展示室入場最大待ち時間
<6月>
⚫︎17日(土)晴①13:50-16:55 ②15:15-16:35に30分 ⚫︎18日(日)晴①10:25-16:10 ②14:20に40分 ⚫︎24日(土)曇①10:30-17:00②14:35-55に50分 ⚫︎25日(日)晴10:45-15:55まで入場の整理券配布
<7月> 7/16.17は9:30から開館
⚫︎1日(土)雨 ①13:30-16:15 ②15:00に40分 ⚫︎2日(日)晴 ①10:10-16:00 ②14:45に40分
⚫︎8日(土)晴 ①10:00-16:30 ②14:45に40分 ⚫︎9日(日)曇 ①10:00-16:15 ②14:15に40分
⚫︎15日(土)晴 ①10:00-16:45 ②15:40に40分 ⚫︎16日(日)晴 ①9:35-16:15 ②10:20と14:20に40分 ⚫︎17日(月)晴 ①9:30-13:55 ②11:55に20分
⚫︎21日(土)晴 ① 13:45-15:55 ②14:35に20分 ⚫︎22日(日)①14:10 ②14:10にチケット購入に10分
待ち時間情報はこちらのガウディ展公式Twitterでも確認できます。
ガウディ展オンラインチケット情報
8/3より事前予約制導入されました。
展示室への入場制限している場合は、待たなければなりませんが、チケット購入待ち時間は短縮できます。
なるべくスムーズに展示室へ入りたい!
チケット購入の行列に並ばないですむようにオンラインチケットを購入していきましょう!
各プレイガイドなどでもガウディ展のチケットは購入できます。
ガウディ展後のランチとコーヒーブレイク
ガウディ展ですっかり心はバルセロナに持って行かれたところで、ちょっと休憩またはランチをしたくなります。
東京国立近代美術館にはL’ART ET MIKUNI/ラー・エ・ミクニという仏レストランがあるのですが、三國シェフのフレンチレストランなので、コースのランチなど美味しい料理の提供だけでティータイムの営業はやっていません。
ちなみにコースのランチは3300円、4800円、6500円の3種です。
6500円のコースは要予約、4800円のコースは予約可、3330円のコースは予約不可
営業時間はランチが11:30-15:00、ディナーが17:30-22:00。美術館の休館日に合わせて月曜は定休日です。
▲美術館の竹橋駅側の横にある休憩スペースには椅子とテーブル、飲み物の自動販売機があります。食べ物の販売はありません。
気持ちの良いスペースですが、屋外なので真夏はちょっと暑いかも。
時々キッチンカーが出ていることがありますが、ガウディ展の時は出る予定があるのかな。
東近美は、屋外の休憩スペースで自販機の飲み物を買って休むか、三國シェフのフレンチレストランのコースか、の2択しかないのがちょっと困りますね。
▲東京国立近代美術館は、北の丸公園と皇居に囲まれており、大都会なのですが近隣に飲食店は皆無です。
一番近いのが竹橋駅上の毎日新聞社が入るパレスサイドビルです。パレスサイドビルは1階と地下1階にレストラン街がありスターバックスコーヒーやドトール、プロントなどコーヒーチェーン店も入っています。
また、それだけでなくレストランや居酒屋もあります。
赤坂飯店の本店や昭和の香り漂うタカサゴなどたくさんのレストランが入っているのでランチにも困りません。
しかし!注意が必要なのは、パレスサイドビルの飲食店はほとんど日曜祝日定休です。
スターバックス、ドトール、プロントも日祝は休みです。
店によっては土曜も休みです。パレスサイドビルのレストラン街の定休日・営業時間はこちらで確認!
ガウディウィークでプレゼントをゲット!
6月25日はガウディの誕生日です。(終了しました)
そこで6月20日(火)〜25日(日)をガウディ・ウィークとして来場者にガウディの言葉が入ったオリジナルポストカードのプレゼントがあります!
嬉しいことに #ガウディ展 をつけてSNS投稿をするとポストカードもう1枚プレゼント!
さらに!さらに!6月25日(日)誕生日当時に図録を購入すると展覧会ポスター(非売品)がもらえます!
ガウディの誕生日であるガウディウィーク最終日の6/25は、整理券による入場制限が行われています。(チケットを持っていても入場するためには整理券が必要)
MOMATコレクション展も見よう
ガウディ展の濃度が濃いので、性根尽き果ててしまうかもしれませんが、上階の2階、3階、4階で開催されているMOMATコレクション展もガウディ展のチケットで鑑賞することができます。
ピカソと並ぶ20世紀の巨匠シャガール、レオナール藤田こと藤田嗣治(ふじた・つぐはる)や岡本太郎といった人気作家から奈良美智(なら・よしとも)のような現代の人気作家までの作品、さらに岸田劉生などの重要文化財や教科書に載っているような作品まで鑑賞できます。ガウディ展のおまけで見られるなんてお得です。
ガウディ展の鑑賞後少し一休みしたら是非上階も鑑賞しましょう。
詳しくは▼
スペインのイメージ展(会期終了)
ガウディ展の開催期間とほぼ同時期に上野の国立西洋美術館では「スペインのイメージ :版画を通じて写し伝わるすがた」という展覧会が開催されています。
過去400年にわたるスペインの美術や文化がどのように作り上げられ、そして諸外国へ伝わったのかを版画やポスターなどを中心に紐解いていくというもので、スペインがどんなイメージの国なのかを美術を通じて知ることができる貴重な展覧会です。
アントニオ・ガウディ、それとサグラダ・ファミリア教会を産んだ文化的な背景などもより深く理解できると思います。ガウディ展と併せて「スペインのイメージ展」を訪問してみてはどうでしょうか。
詳しくはこちらの記事をどうぞ▼
基本情報
ガウディとサグラダ・ファミリア展
前期展示6/13-7/23 後期展示7/25-9/10 10:00-17:00(金・土 10:00-20:00) 月休 【開館時間延長】 7/30(日)、8/6(日)、13(日)、20(日)⇒9:30~18:00 8/27(日)~9/10(日)⇒10:00~20:00 【臨時開館】 8/28(月)、9/4(月)⇒10:00~20:00 チケット料金:一般2,200円、大学生1,200円、高校生700円 8/3より事前予約制導入(完売) 千代田区北の丸公園3−1MAP アクセス:東京メトロ東西線「竹橋駅」 1b出口より徒歩3分、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」4番出口より徒歩15分、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分 ガウディ展の巡回予定 滋賀会場:2023年9月30日(土)~ 12月3日(日) 佐川美術館 |