最近では見慣れた感もあるパブリックアートについて。
今日は東京ミッドタウンの安田侃作品です。北海道出身の作家なので北海道では多く見られる安田作品。ミッドタウンにも2点設置されています。ミットダウンには大小さまざまなパブリックアートがありますが、安田作品が一番印象的なのではないでしょうか。
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安田侃:東京ミッドタウン |
地上にあるのが黒のブロンズの「妙夢」
地下にあるのが白大理石の「意心帰」
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安田侃:東京ミッドタウン |
どちらも休日には子供が群がる姿をよく見かけます。
流線型のフォルム、好奇心をくすぐる穴、触りたくなる質感。
乗りたくなる、覗きたくなる、くぐりたくなる。
実は大人の私でさえ、その騒動を抑えつつすました顔をして横を通り過ぎているのです。
そういった衝動を起こさせる作品というのは彫刻の力なのではないかなと思います。
安田侃
「妙夢」2006年 ブロンズ H2930 x W4340 x D1190mm
「意心帰」2006年 白大理石 H1840 x W3220 x D2510mm、18.5t
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