山形県酒田市にある本間美術館は、江戸時代は豪商として、明治時代以降は日本一の地主として知られた本間家が創始者となり、昭和22年に開館した美術館です。
美術館内は撮影禁止なので、庭園を見て頂きます。美術館の外観▼
本間氏別邸庭園 鶴舞園(かぶくえん) の方へ▼
美しい日本庭園です▼
中央に池があります▼
これは建物の2Fから見た庭園の様子。奥に見えるのは美術館の建物です。▼
1813年 四代・本間光道が築造した鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園です。
池の中島に鶴が舞い降りたことから、藩主酒井侯により「鶴舞園」と名づけられています。
庭園の整備は、冬期間に港で働く人々の失業対策事業として実施されました。
清遠閣(せいえんかく)の中へ▼
藩主酒井侯が領内巡視をする際の休憩所としてつくられ、大正十四年には東宮殿下(昭和天皇)がご宿泊されるなど、酒田の迎賓館としても使用されてきました。
京風の精緻な造りと、大正ロマンを偲ばせるモダンな調度が心地よい建築です。
この眺め!素敵ですね▼
照明特集です▼
本間家旧本邸にもいってみました▼
この松の寄りかかりっぷりがすごいですね▼
本間家旧本邸は、本間家三代光丘が幕府の巡見使一行を迎えるための宿舎として明和5年(1768)に新築し、庄内藩主酒井家に献上した、二千石格式の長屋門構えの武家屋敷です。
昭和20年(1945)の春まで住居として使われていました。
桟瓦葺平屋書院造りで、武家造りと商家造りが一体となっている建築様式は、全国的にも珍しいものです。
本間美術館
山形県酒田市御成町7-7
9:00~17:00 (11月~3月は16:30まで)
火・水休館
本間家旧本邸
山形県酒田市二番町12-13
9:30−16:30(11月-2月は16:00まで)
不定休 (12月中旬〜1月下旬休)