六本木ヒルズのホテル、グランドハイアット東京のエントランスにどーんと鎮座する蔡國強の作品。実はこの作品が蔡國強の作品だと気づいたのはごく最近です。巨大すぎて目に入らないというか、作品だと認識しづらいくらいのスケールなのです。
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| 蔡國強 |
遠目から見ると、ただの岩！？
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| 蔡國強 |
こちらはホテル側からみたところ。その全貌は写真にはおさめきれないサイズです。
全長は26.8mもあります。
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| 蔡國強 |
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| 蔡國強 |
作品タイトルはその名も「高山流水-立体山水画」。なるほど、山水画の立体なのですね。しばらく観察していると作品の岩から水が流れたり止まったりすることがわかりました。
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| 蔡國強 流水中 |
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| 蔡國強 ここも水が流れそう |
よく見るとところどころに動物や植物が描かれていたりもします。
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| 蔡國強 描かれた動物 |
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| 蔡國強 動物 |
蔡國強といえば爆薬を使ったアート。その爆薬アートも含めた個展「帰去来」が2015年に横浜美術館で行われたのは記憶に新しいところです。横浜美術館での現地制作した作品のスケールの大きさには圧倒されました。パブリックアートになってもやはりそのスケールは変わりませんね。というか、この展覧会よりヒルズのパブリックアートの方が先なんですけど。
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| 蔡國強 横浜美術館 |
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| 蔡國強 横浜美術館 |
高山流水ー立体山水画
中国の故事に由来する作品。身近な原風景として存在する岩山と水景を立体化。
2003年／石、水
10.1 x 26.8 x 4.0(h)m
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