コンテンツへスキップ

隈研吾設計 国立競技場の期間限定特別ツアーVIPエリア&展望デッキツアーに参加して再び競技場内へ


フォローする
シェア:
記事の評価

東京オリンピック2020で開会式閉会式の舞台となった国立競技場の内部を見学できるスタジアムツアーのGWだけの期間限定特別ツアーに参加してきました。(追加開催決定!詳細は下記↓)

通常のスタジアムツアーでは見学することのできないVIPエリアを見学できるガイド付きツアーです。

競技場の設計ではザハ案が計画途中で中止され、隈研吾案に急遽変更、さらにオリンピックは1年延期と色々ありましたが、今ではすっかり霞ヶ丘の顔となった競技場の知られざる一面をのぞいてきました。

PR

VIPエリアからスタート

今回の期間限定特別ツアーは、通常のスタジアムツアーとは違ってVIP専用の入り口Cゲートに集合して、受付を済ませそこからツアーがスタートします。

Cゲート入り口天井も木製ルーバー▼

天井は、折り紙をイメージした意匠です。VIPエリアの内装は海外からの要人を迎えることを想定して、全て和風モダンテイストになっています。デザインは、大成建設、梓設計、隈研吾建築都市設計事務所のJVによるものです。

本物の和紙だとコストも高いし、メンテナンスも大変だからという理由で、折り紙天井は和紙風のクロスです。▼

スタンドへ

エスカレーターで2層スタンド(2階)まで上がり、いよいよVIPエリアのスタンドへ。初めてではないけれど、やっぱり胸が高鳴ります。▼

はい!スタンドからの景色ドーン!初訪問の時は、曇天だったので今回は晴天でよかったーー!

私が参加した日は第85回東京陸上競技選手権大会が開催されていました。ちょうど何かの競技の表彰式ですね。

VIPエリアからだと表彰台もちょうど正面を向いています。なるほど、そういうところが一般席とは違うなぁ。▼

昨年参加した国立競技場フィールド展望の様子は動画を参照ください。▼

PR

VIPラウンジ

このツアーの醍醐味であるVIPラウンジです。木製ルーバーの高い高い天井からの障子はアマン東京を彷彿とさせますね。この空間のデザインも大成建設、梓設計、隈研吾建築都市設計事務所のJVによるものです。

お隣にある槇文彦設計の東京体育館もよく見えます。▼

貴賓席

VIPラウンジの階から更に上へあがり、2層スタンド(3階)の貴賓席エリアへ。

こちらのソファセットには腰をかけてもOKです。▼

こちら側のソファセットには座れません。▼奥に和紙によるコミッションワークの光壁が見えます。

このエリアの壁だけは本物の和紙が使われていて驚きました。維持管理が大変そうですが、汚したりするような方は貴賓室には来ないでしょうから余計な心配ですね。

貴賓席エリアラウンジの隣のNS(National Sponsor)席です。▼

PR

貴賓席スタンド

2層スタンド3階のスタンドへ出てみます。いい眺めですねぇ。スタジアムに正面性はないようですが、ここからの眺めをみるとやっぱり正面はここですね。

今回は1層スタンド1階にのみ開催していた第85回東京陸上競技選手権大会の観客を入れていました。(事前申込制)▼

貴賓席は椅子のサイズ、ピッチ、など何から何までゆったりと余裕の設計です。▼

とりあえず貴賓席に座ってみます。貴賓席からの眺めは、これが最初で最後になるんでしょうか。▼

こちらはスタンド席とラウンジの間の回廊です。主にスタッフ動線なんでしょうか。でもなんだかとっても綺麗な空間でした。▼

隈研吾設計による国立競技場に関してもっと理解を深めたい方はこんな書籍も出ています▼

南側展望デッキ

最後は、南側スタンドからのフィールド展望です。昨年参加した見学会とは反対側のデッキとなります。現在通常開催されているスタジアムツアーでも、展望デッキはこの南側を見学することとなります。

やっぱり競技場の醍醐味はこの景色ではないでしょうか。▼

やっぱり晴天だとルーバー越しに光が入ってきて綺麗です。▼

見学したVIPエリアは▼写真の中央、室内の照明が点いているエリアです。見学者がいるのがわかりますね。

圧倒的なスタジアムの様子は動画を参照ください▼

参加してもらったグッズ類です。

PR

空の杜

公開時間10:00~16:00

国立競技場の5階の外周は、空の杜という回廊型の公園になっていて、一般に開放されています。ここは予約なしで誰でも入ることができます。スタジアムツアーの前後に立ち寄りたいですね。▼

ベンチがあったりして、とてもゆっくりできる場所です。散歩しながらぐるっと1周して周囲の景色を楽しめます。▼

ホテルのバルコニーから国立競技場を一望できる三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア。競技場内を見学したら、競技場を俯瞰で見学したいですね。

宿泊者専用の展望テラスが最上階にあります。せっかく宿泊するなら全室バルコニー付きですから国立競技場が正面に見える部屋に泊まりましょう。▼

競技場ビューの部屋に泊まって朝から晩まで競技場を見ました。詳細は▼

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアから観る隈研吾 設計 新国立競技場

宿泊予約は一休からどうぞ。意外とリーズナブルなプライスです。▼


この写真は六本木ヒルズから見た国立競技場です。

周りと比較するとやっぱり巨大な建造物であることがわかりますね。▼

PR

聖火台

東京オリンピック2020で使用された聖火台を青山門付近で見ることができます。

実際の開会式では最初は閉じていて、式の最中に開きましたが、現在は開いた状態で展示されています。

解説には一言も書かれていませんが、nendoの佐藤オオキデザインで、制作は乃村工藝社、オリンピック当日手動で動かしたのも乃村工藝社のスタッフです。▼

ギャラリーとミュージアム

国立競技場で何かを鑑賞するのではなく訪れても、スタジアム見学ツアーに参加して、空の杜を散歩して、周囲の様々な展示品を見て回って、ついでに秩父宮記念ギャラリー(入場無料)を鑑賞しオリンピックミュージアム(有料、要予約)を見学したら丸一日があっという間です。

秩父宮記念ギャラリー 10:00~17:00 月休(祝日の場合翌平日)▼

日本オリンピックミュージアム 10:00-17:00  月休(祝日の場合翌平日)事前予約制 一般500円▼

PR

ゴールデンウィークに特別に開催されている期間限定ツアーはおすすめです。

ガイド付きではなく自由に見て回りたい方は、通常のスタジアムツアーの方がいいかもしれません。ただし残念ながら5月の連休の予約はすでに満席です。

また、今後も夏休み、冬休みなどに期間限定特別ツアーは開催されることはあるのではないかと期待したいです。

国立競技場スタジアムツアー基本情報

スタジアムツアー期間限定特別ツアー 

(ガイド付き)

VIPエリア&展望デッキツアー 月に数回開催中

フィールドバックヤード&展望デッキツアー 2022年5月4日(水)〜5日(木)  終了しました

所要時間:約45分 上記どちらも 一般3000円 高校生以下1500円 (未就学児も要料金)

事前予約優先制 空いていれば当日券購入可能


国立競技場スタジアムツアー 通年

(ガイドなし 時間内指定エリア内を自由観覧)

事前予約優先制   既に2022年5月の連休と週末は予約満席 *毎月中旬頃に翌月1ヵ月分の販売を開始

2022年4月1日(金)~2024年3月31日(日) ※変更の可能性あり

一般1400円 高校生以下800円(未就学児も要料金)

実施時間:11:00~18:00 ※時期によって変動あり 所要時間:約60分

東京都新宿区霞ヶ丘町10−1 MAP

アクセス:JR総武線各駅停車 千駄ケ谷駅/信濃町駅:徒歩5分、都営大江戸線 国立競技場(A2出口):徒歩1分、東京メトロ銀座線 外苑前駅(3番出口):徒歩9分

車の場合:国立競技場には専用の駐車場はありません。近隣のパーキングの利用となります。

2021年10月に参加した見学会の様子はこちらから▼

隈研吾設計 国立競技場の見学会 「フィールド展望 スタジアムツアー」と「国立競技場スタジアムツアー」

シェア:
同じカテゴリーの記事 PR
PR
PR

コメントを残す