昨年2019年の10月に京都の嵐山に開館した福田美術館はオーナーである消費者金融アイフルの創業者のコレクションを主に展示する私立の美術館です。
安田氏は日建設計時代にポーラ美術館を担当しています。
訪問した時には「美人のすべて」と言う展覧会を開催していました。
展示室は蔵のイメージです▼
この展覧会の目玉である初公開の上村松園「雪女」です。
もっとしっかり描かれた美しい女性の霊かと思ったのですが、
想像以上にリアルな?雪女でした。
これは鑑賞できてよかった。
さて、ここのミュージアムカフェはあの「パンとエスプレッソ」が入っています。
その名も「パンとエスプレッソと福田美術館」です。
カフェへ向かう通路から見える渡月橋とカフェのシルエットが美しかった▼
渡月橋を眺めながら美味しいコーヒーが頂けます。▼
よく見えますね▼
ガラス窓には網代文様がプリントされています▼
その影が床に落ちて美しいですね▼
この網代文様は美術館の通路の窓ガラスにも施されていて、カフェと同様に綺麗な模様の影を落としていました。▼
階段は大理石の模様と網代文様が重なっています▼
模様をよくみるとこんな感じです▼
大理石のパターンと窓ガラスのプリントパターンが重なり合っています。▼
網代文様は窓全体にグラデーションでプリントされています▼
外からの渡月橋です。やっぱり嵐山はいいですね。
最近は大混雑すぎてあまり行く気にならなかったのですが、
福田美術館ができたので久しぶりに嵐山訪問をする事ができてよかったです。
次回は若冲の展覧会「若冲誕生 〜葛藤の向こうがわ~」が3/20から始まる予定です。
嵐山で春に若冲なんて混雑必須の組み合わせですね。
福田美術館
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16