JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会)が1981年より発行している年鑑「Graphic Design in Japan」2017の発行を記念して掲載作品600点の中から半分の約300点を東京ミッドタウンデザインハブにて展示しています。
まずはデザインハブの場所から。ミッドタウンを外苑東通りを背にして正面のオフィス棟ミッドタウン・タワーの5階です。
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正面がオフィス棟のミットタウン・タワー入口 |
床に見事な大理石アラベスカートが敷き詰められたオフィス棟に入ったら左側のエレベーターで5階へ登って下さい。
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デザインハブへのエレベーター |
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サイン |
5階に着くとこんな感じです。
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5FのEVホール |
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デザインハブ入口 |
まずは、昨年開催された国立新美術館の「MIYAKE ISSEI 展」の佐藤卓の一連のグラフィックデザインがお出迎えです。
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ISSEI MIYAKE / 佐藤卓 |
展示の中には、亀倉雄策賞、JAGDA賞、JAGDA新人賞の受賞作品がわかるようになっています。
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AUDREY / 渡邉良重 |
亀倉雄策賞はいちごのお菓子の「AUDREY」のパッケージデザインです。このお菓子を初めて手にした時、確かにお菓子そのものも可愛くて美味しいし、店舗やパッケージなど全部がすごく可愛い!と思った記憶があります。店舗も開店当初はすごい行列でクリスマスやバレンタインは今でも大混雑でしょうね。今は一部商品を通販でも購入できるようです。クリエイションギャラリーG8での第19回亀倉雄策賞受賞記念展を見逃したのは惜しい!
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JAGDA賞 POLA(CI) / 服部一成 |
JAGDA賞はポスター、装丁、映像、CIなど10名が受賞しています。展示作品はJAGDA受賞作品同様、ポスター、パッケージ、装丁、映像など多岐に渡っています。
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日本のグラフィックデザイン2017展示風景 |
個人的には本を手にした時の高揚感を掻立てる美しい本が好きなので、装丁に注目しました。色や構成もさることながら紙質などの手触りも重要な要素だと思います。あ、でも展示作品は基本的にさわれませんのでご注意を。どうしても気になったらご自分で入手してから思う存分味わってみてください。
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日本のグラフィックデザイン2017 |
また、美術館や展覧会関係のデザインもついつい目に止まります。的確に必要な情報を入れて情報伝達の機能を担保しつつ、展覧会内容を想起させ興味を沸かせるというのは実はなかなか難しいですよね。
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日本のグラフィックデザイン2017 |
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日本のグラフィックデザイン2017 |
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日本のグラフィックデザイン2017 |
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日本のグラフィックデザイン2017 |
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日本のグラフィックデザイン2017/長友啓典 |
300点の様々なグラフィックデザインを堪能しに出かけてみてください。どこかで見かけて気になっていたデザインに再会できるかもしれません。
展覧会情報
東京ミッドタウン・デザインハブ第67回企画展
「日本のグラフィックデザイン2017」
会期:2017年6月17日(土)~8月6日(日)会期中無休
時間:11:00–19:00 入場無料