京都に訪れた際に私が実際に宿泊した京都のホテルを4つ紹介します。新しいホテルやリノベーションホテルなど、場所もデザインも様々です。
素敵なデザインの客室空間でホテルステイを重視するのも良いですし、利便性重視だけど、共用部のデザインにはこだわりたい、いやいや共用部だけでなく客室だってアートです!などなど、いろんなタイプのご紹介です。
PRMALDA
ご存じヨーガンレールが企画・デザイン・運営するホテルです。オープンしたのは2018年で、ヨーガンレール本人が石垣島において不慮の事故で亡くなってから4年後のことです。
ヨーガンレール自身がどこまで関わっているのかは知る由もありませんが、インテリアなどはヨーガンレールおよびババグーリの世界観でまとめられています。
チェックインしたのが陽が落ちてからだったので、翌朝自然光の中で見るAoの世界の美しさに感動しました。
このホテルは1フロアが1つの個室(60㎡)なので、1日3組限定、1部屋3名までの完全なプライベート空間です。フロントは1階のカフェが兼ねており上階には宿泊者しか行けません。
エレベーターの階数表示が示すように2階がAka(赤)の部屋、3階がAo(青)の部屋、4階がSumi(チャコールグレー)です。▲
私が宿泊したのはAoの部屋。一番人気の部屋です。Sumiの部屋は天井に梁があって、少々狭く感じます。赤も素敵ですが、自分の好みとしては断然青でした。▲
インテリア、家具だけでなく、ヨーガンレールですから、テキスタイルや小物まで統一されていて、心地いい空間です。▲
室内履き▲や室内着▼も用意されています。
夜、照明の灯りで見る青の壁はこんな感じです。断然自然光で見る青が素敵。▲
PR
バスルーム
モルタル空間のバスルームはリネンもかわいい。
アメニティはババグーリ。清澄白河のババグーリの世界観そのものです。▲
バスルームはオールモルタルのソリッドな空間です。▲
部屋で朝食
予約しておけば素敵空間で彩豊かなこだわりの朝食をいただけます。
MALDAでの楽しみの一つ。お部屋でいただく朝食です。見てください。このカラフルなこと!
食器もかわいい。▲
ご飯はお櫃で提供、スープはSTAUBで。漬物の色味まで美しい▲
食後のお茶は階下のカフェMALDAから。▲
1階CAFE
1階はカフェなので誰でも利用できます。ホテルのレセプションもこのカフェ。▲
カフェもヨーガンレールとババグーリの世界▲
最初に訪れた時は1階のカフェだけ利用したのですが、これはやっぱり宿泊しないと!と思い立ち再訪して、お目当てのAoの部屋に宿泊しました。
この記事でお勧めするホテルの中でダントツで1位です。
インテリアも朝食も最高だったので、また泊まりたい!でも、次回もなんだかんだ言ってまたAoの部屋がいいかも。
MALDA KYOTOの予約は一休からどうぞ。下の画像をクリックして予約サイトへ。
MALDA基本情報
check-in: 15:00~19:00 check-out: 11:00
京都市中京区堺町通御池下る丸木材木町684 MAP
アクセス:地下鉄烏丸線烏丸御池駅下車3-1出口徒歩5分
Cafe MALDA 月火休 11:30 – 17:00
PR
hotel tou nishinotoin kyoto
このブログでも何度も紹介してきた谷尻誠と吉田愛率いるサポーズデザインオフィス/SUPPOSE DESIGN OFFICEがデザインしたホテルです。
京都駅から近く、とてもリーズナブルなので利用しやすいです。それでいて共用部のデザインもセンスいいので気分が上がります。
印象的なエントランスのデザイン▲
フロント前の壁沿いには長いベンチシート。中央には円形のベンチ▲
西陽が差し込んで綺麗な影が出ていました。▲
宿泊者なら部屋に持ち込むこともできるライブラリーとフロントの前には大きな石が。▲
こちらはカフェ&バーOKU。ここでウェルカムドリンクのサービスがあります。
このスペースは宿泊者のためのセルフサービスによるウェルカムドリンク専用のサービスラウンジになっていました。▲
コーヒーは清澄白河や虎ノ門に店を構えるオールプレスエスプレッソ、お茶は地元京都の一保堂のものがいただけます。
現在、カフェ&バーの営業は休業中のため宿泊者のみの利用となります。(2022年7月現在)
PR
そして、カフェ&バーにもドーンと石▲
宿泊したのは、スーペリアツイン。ベッドと畳敷きの小スペースだけなので、京都観光に励んで寝るだけの人にはちょうどいいと思います。
ホテルの客室はシャワーブースしかありません。
地下に大浴場があります。その前にも石。▲
外観はこんな感じです。現在休業中の1階カフェの営業が待たれますね。
ここは、ホテルスティを楽しむという広さではなく(スーペリアルツイン)、とにかく寝るだけになりがちな京都旅にはとても適していると思います。。
hotel tou nishinotoin kyoto の予約は一休からからどうぞ。下の画像をクリックして予約サイトへ。
基本情報
チェックイン:15:00 〜 チェックアウト: 11:00
京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町455 MAP
アクセス:京都駅中央口から徒歩約10分、京都駅から市バス50系統「西洞院正面」下車すぐ、地下鉄烏丸線 五条駅8番出口から徒歩8分
PR
THE GENERAL KYOTO (旧名称:ENSO ANGO)
2018年10月にENSO ANGOとして開業した5棟で一つのホテルです。2020年3月に現在のTHE GENERAL KYOTOに改称されました。全体ディレクションは、故内田繁の内田デザイン研究所です。
5棟それぞれ個性があり、ギャルリ百草や日比野克彦などがアートディレクションに参加しています。
私は内田デザイン研究所とスイスのデザイングループアトリエ・オイがその空間をアートディレクションした高辻富小路に宿泊しました。▲
アトリエ・オイの和紙を使ったインスタレーション作品はラウンジにあります。▲2016年アクシスギャラリーの個展でもギャラリーの空間いっぱいに展示されていました。
インテリアデザイナーの内田繁は、生前このアトリエ・オイの作品がお気に入りだったようで、亡くなった後の偲ぶ会でもアトリエ・オイの作品を展示していました。
ホテル棟の中央には中庭があります。上からぶら下がっているのもアトリエ・オイの作品▲
レストランの天井に和傘の骨のようなアトリエ・オイデザインの照明。このホテルの空間デザインのコンセプトは「陰影」です。傘の骨の影がとても美しい模様を描いています。▲
バーカウンター上部の照明、奥に見える和紙の提灯もアトリエ・オイの作品です。▲
リーズナブルなホテルなので、部屋もコンパクトでシンプルです。ベッドサイドの照明もアトリエ・オイです。▲
THE GENERAL KYOTO 高辻富小路の予約は一休からからどうぞ。下の画像をクリックしても予約サイトへ移動できます。
基本情報
THE GENERAL KYOTO Takatsuji Tominokoji〈 高辻富小路 〉
チェックイン :15:00〜24:00 チェックアウト:11:00
京都市下京区富小路通高辻下る恵美須屋町187 MAP
アクセス:地下鉄四条駅から徒歩7分、阪急烏丸駅から徒歩7分
PR
BnA Alter Museum
インビテーションで宿泊しました。ですから部屋は選べなかったのですが、あいている他の部屋も見学させてもらいました。
細長いビルです。1階のスペースでイベントを開催していました。▲
バーカウンター。訪問時の様子なので、現在は展示物など変わっているはずです。▲
泊まったのは鴨川の様子がばっちり見える部屋でした。朝、鴨川をのんびり眺めるのがとても気持ちよかった。
清水寺方面や八坂神社が近いです。▲
他の客室見学で見せてもらった5円玉で装飾された部屋▲
丸窓がかわいい部屋▲
どの部屋もとっても個性的です。清水寺が近いので早起きして誰もいない清水坂を登り参拝に行けたのがとてもよかったです。
BnA Alter Museumはじゃらんnetで予約することができます。下の画像をクリックするとじゃらんnetに移動します。
基本情報
チェックイン:15:00-24:00 チェックアウト:11:00
京都府京都市下京区天満町267−1 MAP
アクセス:阪急京都線京都河原町駅徒歩約5分
京都のホテル探しの参考になれば嬉しいです。
京都嵐山の素敵な宿「嵐山邸宅 MAMA」もオススメです。▼