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2026年4月18日より、郡山市立美術館にて「北斎・広重 大浮世絵展」が開催されます。
江戸時代を代表する浮世絵師、葛飾北斎と歌川広重の二大巨匠による作品が一堂に会する、貴重な展覧会です。両者の作品を「対決」というユニークなテーマで比較しながら鑑賞できる点が、本展の大きな見どころといえるでしょう。
会期は2026年6月21日(日)までとなっており、教科書で親しんだ名作を間近で鑑賞できる機会が提供されます。

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浮世絵二大巨匠の競演

本展では、葛飾北斎と歌川広重という、日本が世界に誇る浮世絵の二大巨匠の作品が展示されます。
北斎の「冨嶽三十六景」や広重の「東海道五拾三次」といった、誰もが一度は目にしたことのある代表作が多数公開される予定です。
これらの名作を直接鑑賞できることは、美術愛好家にとって大変貴重な体験となるでしょう。


▲葛飾北斎と歌川広重の浮世絵展「二大巨匠!夢の競演」の告知ポスターです。左には北斎の「神奈川沖浪裏」、右には広重の「日本橋、朝之景」が描かれ、中央に展覧会情報が記載されています。

「対決」をテーマにした展示構成

今回の展覧会は、単に作品を展示するだけでなく、「対決」という独自のテーマ設定がなされています。
以下の6つの章を通じて、二人の画風や表現の違いを深く探ることができます。

  • 第1章 「東海道五十三次」対決
  • 第2章 「歌舞伎」対決
  • 第3章 「名所」対決
  • 第4章 「版元」対決
  • 第5章 「ユーモア」対決
  • 第6章 「肉筆画」対決

風景画のイメージが強い両巨匠ですが、役者絵や妖怪を描いた滑稽な絵まで、幅広いジャンルの作品を残していることが分かります。それぞれの個性が際立つ作品群から、二人のライバル意識や共通点を感じられるかもしれません。

作品に見る二人の個性

葛飾北斎の作品は、大胆でダイナミックな構図が特筆されます。たとえば、世界的に有名な「神奈川沖浪裏」は、巨大な波の迫力と遠景の富士山が見事に融合した作品です。


▲葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」で、巨大な波が今にも砕け散ろうとする瞬間を描いた木版画です。遠景には雪をいただいた富士山が見え、手前の波間には小舟が翻弄されています。力強い構図と鮮やかな藍色が特徴的な浮世絵です。

鮮やかな赤富士が印象的な「凱風快晴」もまた、北斎の代表作として知られています。


▲葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景 凱風快晴」(赤富士)です。早朝、南風を受けて赤く染まる富士山が、白い雲と深い青空を背景に描かれており、その雄大さが表現されています。

一方、歌川広重の作品には、その場の空気感まで伝わるような情緒あふれる描写が魅力です。「日本橋 朝之景」では、人々の活気や朝の光が繊細に表現されています。


▲歌川広重の東海道五十三次「日本橋」を描いた浮世絵。早朝の日本橋で、人々が荷物を運び、活気ある様子が描かれています。橋の上やたもとには多くの人々が行き交い、当時の日常が垣間見えます。

雨の描き方一つにおいても、広重の卓越した表現力が感じられます。「庄野 白雨」はその好例といえるでしょう。


▲歌川広重の浮世絵「東海道五十三次 庄野 白雨」。激しい雨と風の中、旅人たちが傘や蓑を使いながら坂道を上る様子を描いています。風雨の厳しさが伝わる情景です。

ゴッホも模写したことで知られる「亀戸梅屋舗」も展示されます。この作品に表現された遠近感は、多くの鑑賞者を魅了してきました。


▲歌川広重による浮世絵「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」。大きく枝を広げた老梅が前景を覆い、その奥では人々が満開の梅林を楽しむ様子が描かれた、春の訪れを感じさせる作品です。

このように、同じ浮世絵というジャンルでありながら、二人の個性が際立っていることが分かります。作品を比較しながら鑑賞することで、より深く浮世絵の世界を堪能できることでしょう。

展覧会情報

本展を鑑賞する際は、前売券の購入がおすすめです。当日券よりも200円お得に鑑賞できるため、ぜひご活用ください。

  • 一般: 前売 1,300円 / 当日 1,500円
  • 高校・大学・専門学校生: 前売 800円 / 当日 1,000円

中学生以下の方と障がい者手帳をお持ちの方は、無料で入場できます。前売券は、公式オンラインチケットのほか、セブンチケット、ローソンチケット、うすい百貨店、福島民友新聞社などで購入可能です。

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アクセス情報

郡山市立美術館へは、郡山駅西口のバス5番乗り場から「美術館経由東部ニュータウン」行きなどに乗車し、「郡山市美術館」で下車するのが便利です。所要時間は約10分です。
無料駐車場も完備されていますが、会期中は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用もご検討ください。

基本情報

会期:2026年4月18日(土) – 6月21日(日)
開館時間:09:30~17:00 (最終入館16:30)
休館日:毎週月曜日 (5月4日は開館)
料金:【前売】一般 1,300円 / 学生 800円 【当日】一般 1,500円 / 学生 1,000円
会場:郡山市立美術館
公式サイト:https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/

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