コンテンツへスキップ

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI


フォローする
シェア:
記事の評価

谷尻誠・吉田愛によるSUPPOSE DESIGN OFFICEが設計したライフスタイルショップ「UMI」に行ってきました。UMIは駿河湾の美しい海に面したロケーション最高の場所にありました。

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

UMI (UNITED MIXED ISLAND)

UMIは、食とファッションとギャラリーとYOGAスタジオが一体となったいわゆるライフスタイルショップです。

設計を担当したSUPPOSE DESIGN OFFICE/サポーズデザインオフィスも自分達の事務所に社食堂という一般の人も利用できる飲食を運営していますし、たった4年で先日閉館してしまった渋谷のカフェ、アパレル、そしてhotel koeが一体となったkoe tokyoを手がけたりしているので、この手のライフスタイルショップは得意とするところでしょう。

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

PR

UMI TABLEでランチ

白井晟一設計の静岡市芹沢銈介美術館に行ったら、ランチはUMIにあるUMI TABLEと決めていました。美術館鑑賞後に事前予約してた芹沢銈介の家の2階特別公開を見学して早速UMIへ。美術館からは車で10分弱で到着しました。

しかし!なんと3月からイートインは土日祝のみで、平日はUMI pupanのテイクアウト営業のみになっていました。ガーン。というわけで、残念ながら思い描いてい”海を感じながらのランチ”をすることができませんでした。

ベーカリーのUMI pupanの焼き菓子▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

テイクアウト

イートインがやってなかったので、UMI pupanの焼き菓子をテイクアウトで購入しました。

左からスコーン、チーズレモンマフィン、チョコレートのマフィン、深蒸し茶とあんこのケーキ。これがどれもとっても美味しかったのです。特に深蒸し茶のパウンドケーキは、抹茶ではなくて深蒸し茶で、この味わいが他にはない深みのある和スイーツでした。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

2棟の外観

イートインは次回のお楽しみにとっておくとして、建築を見てみます。手前がベーカリー、カフェ、ギャラリー、ヨガスタジオの入る建物。道を挟んで奥の建物がアパレルです。2棟が仲良く並んで建っています。

どちらも海側に深い軒があって、その下に人が腰かけることのできるウッドデッキと階段があります。周辺には視界を遮るものは何もなく、正面の国道のその先は海です。

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

一見元倉庫のリノベーションでもしたのかな?と思うような無機質なファサードですが、天井まで全面ガラス張りの開放的なデザインです。

サポーズデザインオフィスは、倉庫をリノベしてスタイリッシュな空間に仕上げるという仕事も当然手がけていますが、ここはその逆で倉庫空間のかっこいい要素をデザインに取り入れた新築のスペースです。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

PR

内部空間

大きな庇があってその下にウッドデッキの空間があるのですが、中に入ると、更に廊下のような長細い空間があります。箱の中にまたカフェの箱とヨガスタジオの箱が入れ子で入っているような構成です。

奥がベーカリーUMIpupanです。右のガラス戸の向こうがカフェスペースです。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

左側の引き戸の中がヨガスタジオになっています。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

カフェのインテリア

建物の中に入るとそこには広い通路空間があってその先にあるカフェのイートインスペースがあります。空間に贅沢な余白があるので、広々していてすごく落ち着く空間になっています。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

天井はスケルトンですが、リノベーションではないので、スッキリ整理されています。鉄骨の色味もいい感じです。

天板の厚いテーブルと背もたれが藤の椅子の組み合わせも絶妙です。

ああ、ここでランチしたかったなぁ。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

PR

ガラス越しに水平線が見えているのですが、とってもとっても残念なことに防雪板が視界を邪魔しています。▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

サポーズデザインオフィスはソリッドな空間の演出が絶妙です。ぱっと見ゴリゴリにデザインした感じがしないのもテクニックの一つですね。

今回営業時間が短縮されているのは、コロナというよりもウッドデッキの工事をしているからだそうです。工事でウッドデッキのスペースが新たにどうなるのか分かりませんが、空間としては余白が効いている素敵なライフスタイルショップでした。また行きたい。

ウッドデッキの工事中のアパレルの棟▼

SUPPOSE DESIGN OFFICE 設計 駿河湾を望む シーサイドのライフスタイルショップ UMI

PR

UMI基本情報

UMI TABLE

土日祝のみ営業 11:00 ~ 18:00 要予約

UMI pupan

11:00〜18:00 水休

小学生以下の利用は不可

静岡県静岡市駿河区大谷3丁目30−25 MAP

https://www.artarchi-japan.jp/2022/03/suppose-design-office%e3%83%bcsyasyokudo.html

4年で閉館 さようなら hotel koe tokyo 最後にSUPPOSE DESIGN OFFICEが手掛けた全客室を見学

白井晟一最晩年の美術館建築 静岡市芹沢銈介美術館 石水館へ行ってきた

芹沢銈介美術館に行ったら絶対見た方がいい こだわりのつまった「芹沢銈介の家」

サポーズデザインオフィスや谷尻誠・吉田愛の著作はAmazonから購入することができます。



シェア:
同じカテゴリーの記事 PR
PR
PR

コメントを残す