2018年2月にオープンしたばかりの渋谷のhotel koe tokyoが2022年1月末で閉館となります。そこでクロージングイベント「last stay experience」に参加して全客室を見学してきました。
オープンからわずか4年で閉館となったのはパンデミックの影響によるもの。hotelだけでなく1階カフェ・ベーカリー、2階のアパレルも全て撤退となります。
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last stay experience
通常は宿泊者しか入室できないhotel koeの3階フロアにて、チェックイン~チェックアウトが疑似体験できる「last stay experience」というイベントが開催されました。このイベントは全客室が見学できるということで早速行ってきました。
hotel koe tokyoは、岡山県に本社のあるアパレル会社ストライプインターナショナルが運営するホテルです。母体がアパレルということで、部屋の名前もXL,L,M,S,XSと洋服のサイズ展開を用いています。
SUPPOSE DESIGN OFFICE/サポーズデザインオフィス
hotel koe tokyoは広島出身の谷尻誠・吉田愛の元夫婦が主宰するSUPPOSE DESIGN OFFICE/サポーズデザインオフィスが、1階のカフェ、ベーカリー、2階のアパレル、3階のホテルの全ての空間のクリエイティブディレクション、建築、内装を担当しました。施工は乃村工藝社です。
ホテルフロアは、とってもサポーズデザインらしいモルタルを基調としたグレイッシュなインテリアです。
その空間の詳細は動画を参照ください。▼
PR客室は10室
客室はSが7部屋、M,L,XLで全部で10室です。それに客室ではないソファルームのXSがあります。
1番小さいSの部屋で見学できるのは4室。それぞれにアートが展示されています。
1番大きいいわゆるスイートルームのXLが今回の受付になっています。
3階に上がったらまずXLへ行きチェックイン(予約受付)を行います。後は、自由に見学可能。写真、動画共にOK。
2018年2月に開業したものの、これまでの4年間のうち約半分の2年間は休業していたため、ほぼ新築状態でとても綺麗でした。こんなに綺麗なのにもったいないですね。
しかし、このパンデミックでインバウンド需要が0、国内観光客も期待できないとなると閉業せざるを得ないのは仕方がありません。4年間の賃貸契約期間で更新をしなかったということのかなと推測します。
気になる今後ですが、koeが入っていたこのビルの1-3階がどうなるのかは未定だということです。4階から7階までは当初より別テナントが入っているので、ビルごと全部何かになることはなさそうです。
もしかしたら、1フロアづつ別々のテナントになるかもしれないですね。
PR「koe ART COUNT DOWN」
last stay experienceと合わせて過去に開催した企画展やコラボレーションでゆかりのあるアーティストの作品が、hotel koe tokyoのクローズまでカウントダウン企画で展示されています。
1階2階の展示は予約不要なので誰でも鑑賞・購入することができます。
参加アーティスト・ショップは以下です。
石原 梓(絵画)/木ノ戸 久仁子 (陶芸)/酒井 建治 (シルクスクリーン)/佐々木 麦帆 (彫刻)/SUGI (ドローイング)/高畑 彩佳 (日本画)/野田 ジャスミン(セラミック)/松原 光(ペインティング)/森 丈人 (絵画・立体)/YUI KATO (コラグラフ)/吉見 紫彩 (絵画)/vandakaplants(植物)/伊勢崎 寛太郎(彫刻)/伊勢崎 陽太郎(陶芸)/Hana4/kennysurf
イベントに参加するには
last stay experienceは予約制です。入場料は一人500円。Peatixから予約して料金を支払いします。日にちのみで時間指定がなかったので、好きな時間に行って見学することができました。また、特に見学の制限時間もありませんでした。
すでに1/29の分は夕方の時点で満席になっているようです。あと1/29の朝9:00からが追加枠で出ているようですがこれも時間の問題で
なんと!このイベント参加するとhotel koeグッズが先着順でもらえます。私はパジャマとエコバックをもらってきました。先着順のためいつまで何があるかはわかりません。
先着順のグッズ▼
PR「LAST STAY EXPERIENCE」基本情報
2022.1/28 (金) ~ 30(日) 1/28 10:00-20:00、1/29.30 10:00-17:00
入場料500円 中学生以下無料 peatixよりチケット購入
hotel koe tokyo (2022.1末閉業)
渋谷区宇田川町3-7 MAP
渋谷駅徒歩8分
https://www.artarchi-japan.jp/2022/03/suppose-design-office%e3%83%bcsyasyokudo.html