元麻布にあるkaikaikiki galleryの「2021 KAIKAI KIKI AUTUMN SHOW」と南麻布のmisa shin galleryの高山明「戦争画 / ヘテロトピア - 東京国立近代美術館編」と西麻布のGALLERY ETHERで二人展「Desolated Vacation」を見てきました。
2021 KAIKAI KIKI AUTUMN SHOW
村上隆キュレーションによるカイカイキキ秋のグループ展です。参加アーティストはMr.、タカノ綾、MADSAKI、TENGAone、 大谷工作室、ob、くらやえみT9G、細川雄太(READYMADE・©SAINT M××××××)、本秀康、寺田克也、坂知夏、國方真秀未です。10日間限定の展覧会です。
金色に輝く巨大な頭部は大谷工作室の作品です。すごいキラキラ。すごいデカイ。▼
T9G (TAKUJI)の立体作品とobの平面作品▼
畳の部屋の中央にはTENGAoneの立体です。壁には平面作品が並びます。▼
屏風のような作品は寺田克也▼
会期が短くてあっという間でした。
kaikaikiki gallery
2021年9月10日(金)- 2021年9月19日(日)11:00〜19:00 会期中無休
港区元麻布2丁目3−30 クレストビル B1F MAP
最寄駅:東京メトロ広尾駅、麻布十番駅、六本木駅、徒歩約10分
戦争画 / ヘテロトピア - 東京国立近代美術館編
高山明の個展は、とても実験的。ギャラリーに作品は全くありません。何があるのかというと▼
壁に4つのQRコードがあるのみです。これを自分のスマートフォンで読み込むと東京国立近代美術館にある戦争画を元に創作された詩の朗読を聞くことができます。ギャラリーではイヤホンの貸し出しを行っているのでイヤホンでじっくり聞くことが可能です。
この展覧会は東京国立近代美術館にある戦争画を別の場所で「展示」するというプロジェクトです。美術館の作品4点は藤田嗣治、宮本三郎、山田新一、猪熊弦一郎です。各々他言語での朗読がされていますが、藤田嗣治の日本語の朗読は小沢剛で、宮本三郎の日本語の朗読は畠山直哉です。
新しいタイプの展覧会でした。面白いプロジェクトですが、ギャラリーはこの作品でどうやって利益を得るのだろうか?
MISA SHIN GALLERY
2021年9月11 日(土)–10 月 30 日(土) 12:00-19:00 日月祝休
港区南麻布3丁目9−11 -1F MAP
最寄駅:東京メトロ広尾駅、麻布十番駅、白金高輪駅 徒歩約10分
Desolated Vacation
親友であり、互いのコラボレーターでもあるタイのアーティストAlex Face(アレックス・フェイス)とMUEBON(ムエ・ボン)による二人展です。
ギャラリースペースは地下です。▼
2人展ですが、写真右側の壁の作品がMUEBON、左側の作品がAlex Faceです。
Alex Faceの作品▼
パンデミックによって来日がかなわなかった二人のアーティストによる現代における孤独と孤立をテーマにした新シリーズの発表です。
GALLERY ETHER
2021年9月17日(金)から10月8日(金)12:00 – 20:00 日月休
港区西麻布 3-24-19 三王商会西麻布ビル 1F-B1F MAP
最寄駅:東京メトロ乃木坂駅、六本木駅、広尾駅から各々徒歩約10分
SNOW Contemporary
GALLERY ETHERのすぐ近くにあるSNOW Contemporaryでも展覧会開催中です。こちらも合わせてどうぞ。▼