2020年5月白馬にオープンしたアウトドアブランドsnow peak/スノーピークの体験型複合施設スノーピークグランドステーション白馬/snow peak LAND STATION HAKUBAへ行ってきました。この施設の設計は隈研吾です。
運営会社
スノーピークランドステーション白馬の運営は、スノーピークと白馬観光開発株式会社と共同で立ち上げた白馬村を中心に事業を展開する子会社「スノーピーク白馬」です。
白馬観光開発株式会社は「八方尾根」「白馬岩岳」「栂池高原」のリフト・ゴンドラを運営する索道事業者です。
白馬観光開発はスキー・スノーボードの”ホワイトシーズン”頼みから脱却するため、春から秋の“グリーンシーズン”に向けた様々な開発を行っており、2018年にこのブログでも書いた絶景CITY BAKERYのある「白馬マウンテンハーバー」をオープン。岩岳エリアの通常の4倍の来客数を達成しています。
白馬その1 白馬マウンテンハーバーの絶景すぎるCITY BAKERYの詳細情報はコチラから!
今回のスノーピークランドステーション白馬もマウンテンリゾートとしての白馬の変革の一つです。
体験型複合施設
スノーピークの他にスターバックスコーヒー、レストラン雪峰、白馬村観光局インフォメーションなどが入る複合施設です。
広い芝生スペースでは様々なイベントが開催されます。
また、国立近代美術館の隈研吾展で美術館前庭に展示されていたスノーピークと隈研吾コラボのモバイルハウス「住箱-JYUBAKO」に宿泊することも可能です。
国立近代美術館の「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」の詳細情報はコチラから!
住箱-JYUBAKOが2つ、キャンプサイトが6つあります。このエリアには宿泊客しか入れません。▼
隈研吾設計
屋根の形は白馬三山のシルエットをヒントにして設計されています。▼
屋内から景色を眺めたときは、建物を外から見たときのシルエットとは逆に、白馬三山をきれいに切り取れるような額縁効果になっています。▼
印象的な屋根を支える木の骨組みは、雪の結晶をイメージしています。▼
スターバックス
隈研吾とスターバックスとのコラボレーションは、国内では太宰府天満宮表参道店、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京に続く3店舗目です。
スノーピークのキャンプ用の椅子やテーブルでお茶をいただくこともできます。
雄大な山並みを眺めながら飲むコーヒーは至福の一杯です。▼
この先にはレストラン雪峰があります。▼
入り口から向かって左にレストラン雪峰、中央にスノーピーク、右側にスターバックスというレイアウトです。
広大な敷地で見事な山並みを眺めながら過ごせる贅沢な場所です。
白馬駅からも近く、アクセスが良い上に雄大な自然に囲まれているので、人気のスポットになるのも納得です。