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富山の旅その4:富山県美術館


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富山県立美術館がリニューアルオープンしたのが2017年8月、ずっと行きたいと思っていてようやくの訪問です。

前身は、富山県立近代美術館です。

この近代美術館時代に一度訪問しているのですが、

随分前なので正直あんまり記憶がありません。

そのころはデザインに今ほど力を入れていた訳ではない普通の美術館だったのではないかな?!

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美術館の設計は内藤廣です。

いわさきちひろ美術館とらや本店など数々の物件を手がけています。

訪問時には「日本の美 美術xデザイン」という企画展を開催中でした。

ここではなんとクマ割という割引制度があります。

クマグッズなどを身につけたり持参すると一般の場合1300円が1000円になります。

二人だと600円安くなるので、これは乗っからない手はないですね。

私たちは葉山の山口蓬春記念館のトートバッグと

グレイトフルデッドのキーホルダーを持参しました。▼

レセプション横には真っ赤なイタリアンスタッコと剣持勇のラタンスツールが。

ラタンスツールの座面はもちろん壁と呼応した真っ赤です。▼

広々とした気持ちの良い空間が広がります。▼

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クマ割の由縁となった三澤厚彦「ANIMALS」のクマです。▼

実はかなり大きいです▼

そして、、、

なんと屋外にも!しかも大中小3匹です。

作家のコンセプト

「森からふらっと遊びに来て、あまりの居心地の良さに、

ここに居ついてしまった」という感覚で、立山連峰を見据え、堂々と立つ大きな「クマ」を配し、その左右の空間には、大きさの違うクマなど、造形的にも変化のある彫刻を設置します。

後ろ姿が愛らしいです。▼

館内から見た様子▼

あれ、なんか上から目線を感じると思って見上げてみたら。

なんかいますね。しかもじっとこちらをみています。▼

屋上に上がって確認すると鳥がいました。

こちらも三澤厚彦作品です▼

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屋上は「オノマトペの庭園」子供達が大喜びの庭園です。▼

いろんな遊具があります。

しかもこの庭園無料なだけでなくなんと8:00〜22:00までやってるんです。

屋上のすぐ下の3階には図書コーナーやキッズルームまでありました。▼

3階は中央にまっすぐ廊下があり、端から端まで見渡すことが可能です▼

床・壁・天井全部木です。▼

と、ここまで色々な場所を紹介しましたが、なんと全てのスペースが無料ゾーンです。

広くて大きな美術館は何度も来たくなる仕掛けが考えられています。

特に入場料を払わないでもここまで楽しめるなんて!

近くにあったら絶対足しげく通う美術館ですね

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で、ここからが有料ゾーンです。

企画展の「日本の美 美術xデザイン」は撮影禁止でしたので写真はありません。

コレクション展の写真となります。

正面に見えるのはマチスのジャズですね▼

ジョージシーガルです▼

そして、美術とデザインを掲げてるだけに、デザインのコレクションも充実です。

世界の名作シリーズですね。

台座に乗ってる椅子は見るだけですが、床に直置きしてある椅子は座ることが可能です。

日本を代表するデザイナー倉俣史朗の椅子も3つほどありました▼

このように並べて見ると圧巻ですね▼

インテリアデザインだけでなく、グラフィックデザインもコレクションしており、貴重な田中一光のポスターなどが展示されています▼

そして、常設の部屋として「瀧口修造の部屋」があります

瀧口修造の死後、彼の書斎に残された絵画、版画、オブジェや玩具、石、貝がらなど、約700点から成る瀧口修造コレクションが未亡人から寄贈されました。

その寄贈品を鑑賞することができます

高級展示ではありますが展示内容は変わります

現在の展示内容はここをチェック▼

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この他にシモン・ゴールドベルク コレクションを展示する展示室も高級展示です。

故シモン・ゴールドベルク夫人でピアニストの山根美代子さんから、夫が愛蔵していた美術品の寄贈を受けました。

油絵4点、水彩・ドローイング4点、彫刻3点、版画6点、椅子2脚、計19点です。このコレクションを鑑賞することができます。

大人も子供世代を超えて何度でも足を運びたくなる美術館です。今後もこのような美術館がたくさん増えるといいですね。

富山県美術館

富山県富山市木場町3-20

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