広尾のチェコ大使館にあるチェコセンターへ行ってみました。現在「チェコ人形劇の三つの顔」という展示開催中です。この展示は国立新美術館ミュシャ展の関連展示として好評だった展示の巡回です。チェコ大使館内にある施設ですが大使館と違って誰でも訪れることがことができます。ただ、土日祝休館、開館時間10時〜17時とフルタイムで働く者にとってはなかなか行く機会がないのが残念です。というのもここで以前チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドの展示をやっていたのですが、結局会期中に足を運ぶことが叶わず悔しい思いをしたからです。土日のどっちかだけでも開けてもらえませんかねぇ。お願いします。
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チェコ大使館+チェコセンター |
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チェコ大使館+チェコセンター |
チェコ大使館に向かって右側の扉から入り地下がギャラリーです。インターホンで展示を見に来た旨伝えるとオートロックを開けてくれます。
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展示案内 |
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チェコ大使館 |
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チェコセンター |
チェコの人形劇は非常に歴史があり、そしてチェコ人にとって非常に身近なものです。
展覧会タイトルの「三つの顔」というのは、歴史、今後の展望、造形技術であり、過去、現在、未来の意を含んでいると思います。展示の中には実際に体験できる人形があったりして大人でもなかなか楽しめる内容です。
家庭内で楽しむ小型のものから日本の人形浄瑠璃くらいの大型のもの、チェコ人にとっては馴染みのキャラクターから少し怖い斬新なものまでバラエティに富んでいます。
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チェコ人形劇三つの顔 |
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チェコ人形劇三つの顔 |
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チェコ人形劇三つの顔 |
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チェコ人形劇三つの顔 |
展示台はそのまま人形を収納することができる箱にもなっており、人形を展示台に収納・運搬して簡単に展示巡回できるよう工夫がされています。また、展示パネルも屏風型でコンパクトに折り畳めるようになっています。
日本ではこのあと長野県に巡回することになっているので長野方面の方は展示台にも注目して鑑賞してください。
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チェコ人形劇三つの顔 |
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チェコ人形劇三つの顔 |
アールが多用されているチェコ大使館の建築も個性的な作りです。設計はやはりアントニン・レーモンドが70年代に手がけたものでした。
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チェコセンター |
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チェコセンター |