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ダン・フレイヴィン:エスパス・ルイヴィトン東京


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表参道のルイヴィトン旗艦店のショップの上にあるギャラリースペース「エスパス・ルイヴィトン東京」で開催中のダン・フレイブィン展について。言わずもがなのミニマリズムの蛍光灯を使った「光」のアーティストです。パリにあるフランク・O・ゲーリー設計で有名なフォンダシオン ルイ・ヴィトン1963年から1987年までの7つの作品を展示しています。


ダン・フレイヴィン:エスパス・ルイヴィトン東京



エスパス・ルイヴィトン東京は青木淳設計のトランクを積み重ねたような外観でおなじみの表参道のルイ・ヴィトン店舗の7Fにあります。以前にもこのブログで書いたメゾン・エルメスシャネル・ネクサスホール同様、ファッションブランド運営のアートギャラリーです。

「私、買い物客じゃないんです」という負い目は全く感じずに堂々と店内に入り、店内右奥のエレベーターへ脇目も振らず直行し、7Fボタンを押してしまってください。7Fに上がると買い物客ではないのに非常に、にこやかで親切な対応をしてくれるスタッフの方が、丁寧に案内して下さいます。

私が訪れた時はちょうど神宮で一瞬花火が打ち上がり、それが窓越しによく見えて、スタッフの方の「花火です」の一言でベストポジションから眺めることができました。ありがとうございました。


ダン・フレイヴィン:エスパス・ルイヴィトン東京



で、ダン・フレイヴィンの展示作品。1961年からこの光のシリーズを制作しているのですが、これぞミニマリズム!という作品です。当時ダン・フレイヴィンは若干29歳です。

シンプルすぎるこの表現とエスパス・ルイヴィトンの天井の高い空間が非常に気持ちよくマッチしていて、ずーっと味わっていたい気分になります。

照明の作品なので、行く時間帯の外の光にもこだわった方がいいかもしれません。このギャラリーは天井まで3面ガラス窓で十分な外光が入りますので(展示内容によっては壁でふさいでいる場合もある)明るい昼間の時間帯より、日没頃から訪れて、外が暗くなり作品が綺麗に浮かび上がるまでを堪能するのがおすすめかなと思います。まだ会期は1ヶ月以上ありますので是非昼、夜時間帯で来訪してみてください。

ダン・フレイヴィン:エスパス・ルイヴィトン東京
ダン・フレイヴィン:エスパス・ルイヴィトン東京

それから、私がこの空間で気に入っているのはトイレです。床壁天井ぐるりとフローリングなのですが、その模様が非常に個性的なのです。調査の結果この仕上げは男女共通のようです。こちらに来たらもよおしてなくてもトイレに行ってみてください。

エスパス・ルイヴィトン東京のトイレ床
エスパス・ルイヴィトン東京のトイレ壁と天井
エスパス・ルイヴィトン東京のトイレ

会場は撮影可。

ダン・フレイヴィン 展覧会情報

会期:2017年2月1日 ~ 2017年9月3日 12:00−20:00

休館日:臨時休館などはこちらお知らせ

入場無料



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