秋田市にある赤煉瓦郷土館(旧秋田銀行本店)へ
まずは外観から。土台は男鹿石で、1階が白の磁器タイル、2階が赤煉瓦です。
外観の設計は当時秋田県技師山口直昭によるもので、ルネサンス様式を基調としています。▼

上部が赤、下部が白のデザインがいいですね▼

旧秋田銀行本店として明治42年(1909年)に着工、同45年(1912年)に完成した建物で、昭和56年(1981)に秋田市に寄贈されました。▼

中の様子です。中央のシャンデリアは銀行当時からのものではないそうです。▼

円と球体によるシンプルだけどゴージャスなデザイン▼

いろんなところに施されたモールディングが美しいです▼

2階から眺める▼

1Fの暖炉です。▼

2階への階段▼

階段は白大理石▼


2階の様子▼

最も贅沢に出来ている貴賓室。
けやきの扉には象嵌があしらわれ、
柿渋染めのクロスには月桂冠をデザインした模様が手書きされています。贅沢だ!▼
けやきの扉には象嵌があしらわれ、
柿渋染めのクロスには月桂冠をデザインした模様が手書きされています。贅沢だ!▼

レンガ館には3つの暖炉があります。頭取室の暖炉▼

貴賓室の暖炉▼

貴賓室は凝りに凝った寄木張の床です。▼

金庫室の扉▼


現在は、銀行の本店と言えどもこんなに潤沢な予算はかけられませんね。そういう意味でとっても貴重な建物です。
赤煉瓦郷土館
秋田市大町三丁目3番21号
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