概要
デザイナーでイッセイ・ミヤケの創業者でもある三宅一生が創立者となり、日本のデザインの拠点となるべく2007年東京ミッドタウンと同時にオープンしましたデザイン専門の美術館です。
そもそもこの21_21は、イサム・ノグチ、倉俣史朗、田中一光、安藤忠雄らと三宅一生が1980年代からデザインのためのミュージアムの必要性について語りあっていたことが端を発しています。その後2003年に三宅一生が田中一光氏の急逝をきっかけに朝日新聞に「造ろうデザインミュージアム」という記事を発表し、三井不動産の賛同を得て21_21の企画が始動し開設にこぎ着けています。
日本にはまだないデザイン専門の美術館を国立として設立し、「デザイン」が消費されるだけのものではなく、その伝統と技術を保存し継承して次世代へ繋いでいくことを最終的に目指しています。
また建物は世界的な建築家、安藤忠雄による設計で11.4mの日本一長い複層ガラスや三宅一生の「一枚の布」からインスパイアされた一枚の鉄板を折り曲げたような形状の屋根など、日本の技術を結集して建てられています。
略称
21_21、トゥーワン・トゥーワン
運営者
三宅一生デザイン文化財団
休館日など
休館日 : 火曜日 (祝日は開館し翌平日が休館)
開館時間 : 10:00 〜19:00
観覧料
一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
撮影
企画展ごとに都度確認。
住所
東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン内 ミッドタウン・ガーデン
最寄駅
地下鉄日比谷線 六本木駅から徒歩5分
地下鉄千代田線 乃木坂駅から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7番出口から 徒歩5分
アクセス
駐車場 : なし。 ミッドタウンなど近隣の商業施設、コインパーキングなどを利用します。
電車 : 大江戸線六本木駅が東京ミッドタウンに直結しています。ミッドタウン内を抜けて裏手の「ミッドタウン・ガーデン」内にその特徴的な建物が見えてきます。
日比谷線六本木駅からはミッドタウンへの地下通路を通りミッドタウン経由で到着できます。
乃木坂駅からは赤坂寄りの3番出口から出て外苑東通りを六本木交差点の方へ。「東京ミッドタウン西」の交差点で「ミッドタウン・ガーデン」側に渡ります。
ミュージアムカフェ
なし。
ショップ
あり。館内にミュージアムショップがあります。美術館利用者以外でも利用可能です。
フロアと建物
安藤忠雄によるコンクリート打ちっ放しの建物。
大きな建物の地下には2つの展示室(ギャラリー)が2つ。通常の展覧会はこのギャラリー1とギャラリー2を使って開催されます。
隣接した小さな建物はギャラリー3。ギャラリー1&2と連動した展覧会が行われたり、独立した小規模な展覧会が行われたりしています。
年間パス
なし
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