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「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」展をアールデコの東京都庭園美術館で


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白金台の旧朝香宮邸の邸宅をそのまま美術館にした「東京都庭園美術館」で開催されている「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」を鑑賞してきました。

タイトル通り、今年2024年で生誕140年となる竹久夢二の作品をほぼ同時代に完成した旧朝香宮邸で鑑賞できる展覧会です。

会場となる庭園美術館(旧朝香宮邸)はその美しいアール・デコの美術館建築を筆頭に、広々とした庭園、日本庭園の美しい池に面した茶室、テラス席が気持ちいいミュージアムカフェCAFE TEIEN、杉本博司設計監修の新館などその魅力は枚挙にいとまがありません。とにかく何度訪れても毎回満足度の高い美術館です。

1933年に完成したそんな美術館建築を会場として1934年に亡くなった竹久夢二の作品を鑑賞する。ほんの僅か重なったこの両者の邂逅を愉しめるこの夏見逃せない展覧会のひとつ。というか、今でも知名度と人気の高い竹久夢二ですから開幕以来多くのファンが訪れているようです。

また、夜間開館や特別割引などが企画されているのでそれらについても紹介します。

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展覧会場の東京都庭園美術館

1933年、東京白金の御料地の一部に朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)が竣工しました。今から約90年前のことです。

▲邸宅の敷地は約一万坪で、芝生、日本庭園、盆栽・花卉園があっただけでなく鶴や孔雀などの動物たちが庭を闊歩していたそうです。

アールデコが全盛期を迎えていた時代に建設された貴重な建物で ”現存する世界一美しいアールデコ建築” ことも言われ、建物自体が芸術品とも言えます。

▲邸宅の内部装飾はフランスの装飾芸術家アンリ・ラパンにより制作されました。さらにアンリ・ラパンは朝香宮邸の主要な居室の室内設計も手掛けています。

竹久夢二

140年前の1884年に生誕した竹久夢二は叙情的な美人画で当時も今も人気の高い画家です。

また日本のグラフィックデザイナーの先駆者的な存在でもあって、今回の展覧会では画家としての夢二とデザイナーとしての夢二の作品が展示されています

▲渋谷の宇田川町、今のセンター街の外れに住んでいたこともあって、居住地跡という記念碑が建っています。アニメイトなどが入るBEAMというビルのところです。

▲その前の通りは通称「夢二通り」。

今もこのように日本では親しまれているのです

YUMEJI展の見どころ

YUMEJI展は全部で5章で構成されています。

見どころの作品を紹介したいのですが、今回は原則として写真撮影は禁止。もちろん動画撮影も禁止です。一部の作品だけ写真撮影可能です。

またこれまで庭園美術館を訪問した方はご存知でしょうが、庭園美術館は館内も写真撮影禁止です(「建物公開」の際だけは特別に撮影が許可されます)。

▲本館エントランスは撮影可能です。ここから敷居を越えた受付から先は撮影禁止です。

本館1階は香水塔の奥の「小客室」、「大客室」、「大食堂」、「喫煙室」、「大広間」という順路で巡ります。

長らく所在不明で展覧会のキービジュアルにもなっている「アマリリス」が今回の最大の見どころかと思いますが、それは大広間に展示されています。

夢二の作品

《生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界》では数少ない夢二の油彩画、初公開のスケッチ帖、夢二がデザインした文具や小間物など約180点の作品が展示されています。

幅広い作風なのですが一貫して伝わる大正デモクラシーの残り香みたいなところが魅力的です。

▲いつもと違ってカーテンが閉じられた大食堂に展示されている《憩い(おんな)》。

物憂げな表情のモガ(モダンガール)は竹久夢二でないと描けない女性像です。

なお、大食堂に展示されている作品はすべて撮影可能です。

▲こちらはグラフィックデザイナーとしての夢二の作品。

千代紙をデザインしたもので、これを妻のたかのに売らせていたのだそうです

▲新館のギャラリー1に展示されている《立田姫》。

夢二の新境地でもある新感覚の日本画を代表する作品。

この作品は撮影可能ですし、フォトスポットとして記念撮影してもOKです。

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フォトスポット

フォトスポットは《立田姫》以外に本館と新館合わせて2個所あります

▲1階大広間から階段を上がった先の「二階広間」のフォトスポット。

夢二がデザインした封筒の絵柄を引き伸ばしたものです。

▲もう一箇所は新館ギャラリー2の前。

大食堂に展示されていた《憩い(女)》です。

Cafe TEIENの特別メニュー

《憩い(女)》の隣は庭園美術館のミュージアムカフェ「Cafe TEIEN」。

いつも展覧会とコラボするメニューを提供していて、それを楽しみに庭園美術館を訪れる方も多いでしょう。

▲《生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界》の特別メニューは「クラシックプリン」900円と「teienクリームソーダ」900円の2種類。

今回は「クラシックプリン」をいただいてみました。

写真右上の黒いケーキは「オペラ」という定番ケーキです

▲こちらが「クラシックケーキ」。

特に奇をてらうことないシンプルな昔ながらの、レトロな雰囲気を漂わせるシンプルなプリンです。

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写真撮影について

今回の展覧会は写真撮影禁止です。動画の撮影、フラッシュ、三脚、自撮り棒、望遠レンズの使用も禁止です。

撮影可能な作品、撮影可能な場所についてはその旨の掲示があります。

さらに東京都庭園美術館は本館内の写真撮影は禁止です。展示室内はもちろん2階ベランダなど作品が展示されていない場所も撮影禁止です。

サマーナイトミュージアム2024

庭園美術館では不定期で夜間開館を実施していますが、YUMEJI展開催中は東京都の「サマーナイトミュージアム2024」と重なるので毎週金曜日に夜間開館を実施します。

具体的には7月19日〜8月23日までの毎週金曜日、通常18時の閉館が21時まで延長されます。

サマーナイトミュージアム2024の詳細と他の実施施設についてはこちらの記事をどうぞ▼

ドレスコード割引

今回の展覧会では「ドレスコード割引」という割引企画が実施されています。

これは会期中に着物(和服)を着て来館した人は当日券を100円引きで購入できるというものです。展覧会サブタイトルの「大正浪漫」にちなんでのものなのでしょう。

実際に着物を着て鑑賞している人を何人も見かけたのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ただし、当日券だけが対象ですからネット予約してしまうと割引が受けられません。またフラットデー開催日の7月10日と24日もドレスコード割引の対象外です。

東京都庭園美術館に関する記事

基本情報

生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界

会期:2024年6月1日(土) – 8月25日(日)

時間:10:00 – 18:00
7月19日〜8月23日までの毎週金曜は21時まで開館(サマーナイトミュージアム2024)

休館日:月曜日 (7/15、8/12は開館)

観覧料:一般 1,400円、大学生(専修・各種専門学校含む)1,120円、中高生・65歳以上 700円
第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上無料、ドレスコード割引あり

東京都庭園美術館

住所:港区白金台5-21-9 MAP

アクセス:都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分、JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分

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