コンテンツへスキップ

原宿でアロマを!隈研吾が設計した AEAJ GREEN TERRACE(AEAJグリーンテラス)はガラスの箱に入った檜の組積造が美しい


フォローする
シェア:
記事の評価

原宿に世界的建築家、隈研吾が設計を手がけた新しい施設ができたということで早速見に行ってみました。

国産の檜でできた美しい組積構造のこの建築は一体なんの施設なのでしょうか?

訪れてみるとその建築は、山手線の線路沿いに位置し、線路を挟んだ対面に丹下健三設計の国立代々木競技場第一体育館の優美な姿を見渡すことができる絶景スポットでもありました。

 

PR

AEAJ GREEN TERRACEとは

この施設の名前はAEAJ GREEN TERRACE/AEAJ グリーンテラスです。

AEAJというのは、公益社団法人 日本アロマ環境協会/Aroma Environment Association of Japan(AEAJ)という内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人です。

そう、ここは日本アロマ環境協会によるアロマ関連事業を行う新しい拠点なのです。

2023年2月1日オープン予定で、まだ開業前の竣工したての施設です。

ここで何ができるかというと

・アロマラボラトリー:世界中から集めた約300種類の精油の香りの体験

・アロマライブラリー:アロマ・植物・環境に関連する書籍の閲覧

・アロマラウンジ:季節に合わせたオリジナルのボタニカルティーを楽しむスペース

これはオープンが楽しみですね。

▼AEAJはこのような雑誌も発行しています。

 

PR

国産ヒノキ

こんなにも贅沢に国産檜を使っているのは、AEAJという公益法人の性格によるところも大きいでしょう。

この施設の建築には18社のコンペを行った上で隈研吾に決定しています。

日本アロマ環境協会ですから、環境に配慮したサスティナブルな木造建築で建築家隈研吾と共に築いた”神宮前の小さな森”というのがコンセプトです。

▲まるでガラスのボックスの中に3階建ての檜の組積構造がすっぽり入っているようです。当初のCGでは側面は全部檜でしたが、デザイン変更のためか、開口のデザインが片側から両側に変更されています。

しかし、この方が前方から見た時も横から見た時も開放感があっていいですね。

エントランスは横にある小道を入って行った奥にあります。庇も檜です。

そしてその奥にチラリと見えるのが丹下健三の国立代々木競技場第一体育館です。

ここからこの眺めですから、3階にあるアロマテラスからの眺めは最高でしょうね。

▲施設の1階にアロマラボラトリーとアロマライブラリー、3階にイベントスペースとアロマテラスという構成です。2階はどうやら一般には開放されないようです。

PR

入館は予約制

AEAJグリーンテラスは誰でも利用できるのでしょうか?

答えは利用できます。

AEAJ会員は無料で利用できますが、一般は500円の入館料が必要となります。

ただし、入館には事前予約が必要です。訪問する前に予約をしていきましょう。

▼このブログの隈研吾の建築一覧

 

基本情報

AEAJ GREEN TERRACE

13:00-18:00  日月祝休 事前予約制

AEAJ会員:無料、一般:500円、高校生以下無料

渋谷区神宮前6丁目34−24 MAP

アクセス:JR原宿駅東口より徒歩7分、東京メトロ 明治神宮前駅7番出口より徒歩3分

建築とアートと桜を巡る隈研吾編▼

PR
シェア:
同じカテゴリーの記事 PR
PR
PR

コメントを残す