東京都内でみられる中谷ミチコの作品を3つ紹介します。3つのアートのうち、2つはパブリックアートです。展覧会は期間限定で終わってしますけれど、パブリックアートはいつ行っても見られるのが嬉しいですね。
街歩きをしながら中谷ミチコのアートを鑑賞しましょう。
PRアートフロントギャラリー
代官山のヒルサイドテラスにあるギャラリーです。大地の芸術祭や瀬戸内国際芸術祭などをやっているギャラリーですから、アート好きで知らない人はいないと思います。
ここで中谷ミチコの展覧会が開催されています。
ギャラリーの中央に鎮座するのは、なんと舟です。
展覧会タイトルも「デコボコの舟 / すくう、すくう、すくう」です。
▲なんと、舟が乗っている台座は床から迫り上がっています。
靴を脱いで鑑賞する作品です。
▲階段下のもう一つのスペースには、「すくう、すくう、すくう」
▲写真に撮るとなおさらですが、作品の凹凸がどっちがどうなってるのかわからなくなってしまいます。
▲さぁ、この作品も掘り込まれているのですが、なんだか盛りがっているようにも見えてきます。
▲小さな立体とドローイング作品
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基本情報
2022年11月30日(水)~2023年1月22日(日) 水~金 12:00―19:00 / 土日 11:00―17:00 、12/14 17:00まで 月火休、12月26日~1月6日休 アートフロントギャラリー 渋谷区猿楽町29−18 ヒルサイドテラスA棟 MAP |
私は鑑賞していませんが、武蔵野美術大学美術館の「AGAIN-ST ルーツ/ツール 彫刻の虚材と教材」(2022年12月5日(月)-12月24日(土))にも出品しています。
丸の内ストリートギャラリー
日比谷駅から東京駅を結ぶ、丸の内のメインストリート「丸の内仲通り」に三菱地所株式会社主催で、近代彫刻の巨匠の作品や、世界で活躍する現代美術の作品を展示する「丸の内ストリートギャラリー」が展開されています。
東京駅、有楽町駅、日比谷駅、二重橋前〈丸の内〉駅、大手町駅など複数の駅からアクセスできる便利な場所です。
その丸の内ストリートギャラリーにも中谷ミチコの作品があります。
以前は加藤泉の作品があった場所です。
屏風のような円弧を描いた壁面に女の子がスカートで魚を運ぶ様子が掘り込まれています。
この作品は石膏ではなく屋外仕様でブロンズでできています。
裏を見るのも忘れずに!金ピカですよ。
作品は数年ごとに展示替えされるようですが、この作品は今年設置されたばかりなのでまだしばらくは鑑賞できそうです。
この作品の他に名和晃平や草間彌生など現代美術のアーティストの作品が点在しています。
デートや買い物のついでに、12月はイルミネーションも点灯していて夜も楽しいので、ぜひアート鑑賞散歩をしてみてください。
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基本情報
小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥
2022年/ブロンズ、塗料/日本 丸の内ストリートギャラリー 千代田区丸の内3丁目3 MAP |
▼行幸通りまで行けばルイ・ヴィトンと草間彌生のアートも見られます。
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銀座線ホーム
銀座線の虎ノ門駅のホームに中谷ミチコのパブリックアートが設置されています。
▲虎ノ門だけに虎の面を被った女の子たちです。
▲この作品もゆっくり凝視したくなります。電車を1本くらい見送る勢いでみてください。
▲ラッシュアワーでも中谷ミチコのこの淡く優しい色彩で和みますね。
でも、よく見ると虎の顔は結構リアルで怖いです。
作品は銀座線のホームなので、改札を通る必要がありますのでご注意を。銀座線で移動する時、あるいは虎ノ門に用事がある時についでに降りて鑑賞してみてください。
渋谷方面行きのホームです。
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基本情報
白い虎が見ている
2020年 約2x9m 東京メトロ 銀座線虎ノ門駅 渋谷方面行きホーム 東京都港区虎ノ門1丁目3 |