青森県のアート
十和田市現代美術館と青森県立美術館への訪問が主な目的の旅でしたが、
他にも見逃せない場所があるのでレポートします。
奥入瀬渓流ホテルの岡本太郎
星野リゾートとなった奥入瀬渓流ホテルのラウンジには
岡本太郎の巨大な作品「森の神話」があります。
また、西館のラウンジにも岡本太郎の遺作「河童」があります。
どうですか、このシチュエーション。東京ではお目にかかれない状況ですね。
正面は全面ガラス張りで、雄大な自然を望みながら、
コーヒー片手に豊かな時間を過ごすことができます。
こんな素敵な場所ならなにを頂いても美味しく感じるでしょうけど、
でも、やっぱり一番美味しそうなものが食べたいですよね。
ですから、ここで人気ナンバー1のメニュー「幸福りんごのミルフィーユ」
をオーダー。味もなることながら、目にも美しい一品でした。
残念ながら宿泊はしていませんが、とってもいい時間を過ごすことができました。
機会があれば宿泊してみたいですね。
*森の神話ラウンジは2019年3/11-4/12
リニューアル工事のため営業休止となります。
十和田湖
奥入瀬渓流脇を走り滝や渓流の流れでリフレッシュしたら、十和田湖へ向かいます。
途中、途中で車を停めて渓流を眺められるポイントがあります。
十和田湖では湖畔の散歩と十和田神社の参拝を。
また、湖畔には彫刻家高村光太郎の最後の作品「乙女の像」もあります。
神秘的な神社と湖畔、この一帯を散歩するだけで心が浄化するような気持ちになるから不思議です。
青森市内へ
青森市内では片山正通デザインデレクションのA-FACTORYへ
夜と昼のA-FACTRYです。
A-FACTORYのすぐそばにあるのが青森ベイブリッジです。
ベイブリッジのそばに青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸があります。
この八甲田丸は現在文化交流施設として機能しています。
煙突展望台など船内に入れるようなのですが、今回は入ってません。
青森ベイブリッジを渡って、不思議な三角形の建物へ行ってみましょう。
青森県観光物産館アスパム
ここは1Fにお土産店や飲食店があり、13Fは有料の展望台です。
展望台にしては決して高いとは言えませんが、一応登ってみました。
展望台の入場料一般400円です。
ベイブリッジや八甲田丸も見えますね。
ねぶたの家ワラッセ
ここ青森市文化交流施設です。
真っ赤なルーバーで囲われた外観はところどころ湾曲していて、
ファサードにリズムを与えています。
この建築はとても目を引きますね。
設計はレンゾ・ピアノの事務所に属していたオランダ人のフランク・ラ・リヴィエレの設計です。レンゾ・ピアノ事務所で銀座のメゾンエルメスの設計所長として来日し、そのまま日本で独立し、このワラッセの設計を担当しました。
ねぶた
そして、本物のねぶたの制作が佳境に入っている時期でしたので、
リハーサル?で動かしている様子を見ることができました。
これはアスパムの駐車場に巨大な制作および保管庫が作られていて、
本番までここで制作・保管しているようです。
初めて本物のねぶたの山車をみましたが、すごい迫力でびっくり。
いつかお祭りそのものをみてみたいですね。
棟方志功記念館
館内は残念ながら撮影禁止。庭がすごく綺麗なこじんまりした美術館
観覧料は一般500円、9時〜17時(11月〜3月は9時半〜17時)月曜休館
青森市森林博物館
洋館が素敵な博物館。
主に青森県産のヒバ材を使ったルネッサンス式木造建築です。
実は中には入ってません。
外観だけで十分という判断。時間があれば中をみてもいいかもしれません。
開館時間9時〜16時半、月曜休館、入場料一般240円
森林鉄道機関車の展示もあります。
1泊2日青森アート建築旅コース
1日目
7:36東京駅より新幹線10:31八戸駅着、八戸駅にてレンタカー
トワーレ(隈研吾)→十和田市現代美術館(西沢立衛)→十和田市民図書館(安藤忠雄)
奥入瀬渓流ホテル(岡本太郎)→十和田湖、十和田神社→青森市内にて1泊
青森市内で夜レンタカー返却し
翌朝、同じ場所でレンタカーを借りました。
2日目
A-FACTORY(片山正通)→アスパム展望台→棟方志功記念館→森林博物館
国際芸術センター青森(安藤忠雄)→青森県立美術館(青木淳)→新青森駅
新青森駅でレンタカー返却後新幹線にて東京まで
青森県内の移動は全て車だったのが自由がきいてよかった。
レンタカーは全てニッポンレンタカーです。
これが一番いいコースかどうかはわかりませんが、
行きたいと思った場所は全て網羅しました。