国際芸術センター青森
青森県に来たのだから、なるべくたくさんいろんなものが見てみたい。
せっかくなのでちょっと遠いけれど国際芸術センター青森に行って来ました。
アーティストインレジデンス
ここはどういう施設かと言いますと、国内外のアーティストを招聘し、
一定期間滞在しながら創作活動を行うアーティスト・イン・レジデンス・プログラムを中心事業とした施設です。
開館は2001年12月です。
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3つの棟からなる施設
施設の設計は安藤忠雄です。恵まれた自然とその地形の起伏をそのまま生かした「見えない建築」をテーマとして設計された建物です。
ギャラリーや円形の屋外ステージを備えた馬蹄型の展示棟、さらに谷沿いに橋が架かるようなイメージの直線型の創作棟と宿泊棟、
この3つの棟で構成されています。
展示棟
展示棟はそのアプローチからとてもドラマティックです。
馬蹄形の建物の中心に水盤があり、光と水を味方につけた安藤忠雄らしい建築です。
▲水盤に向かって階段状の観客席が用意され、
イベントの時は水盤の上にステージを設けて
コンサートなどができるようになっています。
▲訪れた日は写真でわかるように晴天で周りの緑と青空と水と光と
本当に美しい場所でした。
創作棟
創作棟、宿泊棟は展示棟のさらに奥になります。
▲創作棟はまっすぐ、まっすぐ伸びた直線のが気持ちいい建物です。
▲手前から奥に向かって、木工スタジオ、ワークショップスタジオ、銅版画スタジオ、写真スタジオ、講義室という構成です。
ワークショップに参加すればきっと中に入ることができますね。
宿泊棟
宿泊棟は創作棟よりさらに奥にあって、プライベートな機能なので
残念がら近づくことはできません。
▲ここも手前からシングルルーム、ツインルーム、共同キッチン、ダイニングルーム、バスルームという構成です。
PRbancafe(バンカフェ)
展示棟には、なんとカフェがあります。
▲揺らめく水盤を眺めながらコーヒブレイクすることができるのです。
▲カフェ内にはアートや建築関係の本がたくさんありますので
本を読みながらこの空間に浸ることができます。
▲時間を忘れてしまいそうな素敵な空間です。
▲テラス席で水盤のゆらぎを見ながら休んだり。
▲この日は暑かったので青森県産のりんごジュースを頂きました。
運営サイドには恐縮ですが、誰もいなくてカフェも建物も独り占めできて本当によかった。
カフェの方ともたくさんお話しできて、ここの成り立ちなんかも聞けましたし、
レジデンスにきている方々の様子も聞くことができました。
ここを訪れるなら展示棟で何かやっている時、そしてカフェが営業している時を狙っていくことをお勧めします。
私が訪れた際、展示棟は展覧会の準備中で何も見られませんでしたが、
カフェをゆっくり堪能できたのがすごくよかったです。
bancafe基本情報
場所:国際芸術センター青森
ラウンジ営業日:土、日、祝日(大学で授業が実施される日は大学内にて営業)
営業時間:10:00-15:00(14:30ラストオーダー)、ランチタイム11:30-14:30
※客席はカフェ利用以外も自由にご利用できるフリースペース(9:00-19:00)